Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年4月14日(火) [橋本]国城山へ、今シーズン最後(かな?)のサクラと眩しい新緑を歩く

2020年04月15日 | 山登りの記録
■メイン写真
山道に入るまでは長い里道歩き。途中、金剛山が眺められる。


■今回のコース
学文路→西光寺・学文路苅萱堂→平和神社→宝蔵寺→国城山→国城神社→(南西尾根)→学文路


緊急事態宣言が出ている大阪府、兵庫県を避け、できるだけ人に会わない山へ。
今は個人山行で、来期以降のネタ探しをするしかない。

かねてから歩いてみたかった、和歌山県橋本市の国城山(くにぎさん)を選定。
現地までマイカーで行く。



まずは、「人魚のミイラ」!!を寺宝とする、西光寺の学文路苅萱堂(かむろ・かるかやどう)に
立ち寄る。
学文路苅萱堂は、浄瑠璃にある「石童丸物語」ゆかりの寺。



人魚のミイラは、石童丸の母・千里ノ前が、常に傍らに置いては信仰していたものだという。
この人魚は、元々推古天皇の頃、滋賀県の蒲生川で撮れた3体のうち1体とのことらしい。
(もちろん、この写真はミイラではない)



のどかな里道(舗装道)を行く。平和神社のサクラはもう終わっていた。



柿畑が広がる高台からは金剛山系南部が一望できる。



ウワミズザクラ(かな?)が咲いていた。



柿の若葉は眩しいくらいの黄緑色。



珍しい品種のサクラが集中して植えられているところがあった。
八重咲の、薄ピンクが綺麗。



その隣には、黄色の八重咲きのサクラ。調べたら「鬱黄(うこん)桜」というらしい。
あまりの珍しさに、しばし足を停めて観察。



はじめのうちは標識があるのに、突然なくなってしまう。
似たような分岐が多すぎて、少し間違ったりしながら、宝蔵寺に到着。
右手奥に続く道をとる。



柿園を抜けると植林帯に入る。右に小さな谷を見つつトラバースし、支尾根を越す。



やがて主尾根に近い、鋭角に折れる分岐が現れる。



ふかふかに積もったクヌギの落葉を踏みしめながら新緑を楽しむ。
人工林以外は圧倒的にクヌギが多い。
国城山は「くにぎさん」と読む。いわゆる「湯桶読み」だが、ひょっとして
昔は「クヌギ山」と呼ばれていたのかなと邪推したくなるほど。



山頂近くから、高野山の楊柳山(左)と雪池山(右)が垣間見えた。



最後はススキやイバラの薮が深かったが、国城山の山頂に到着。残念ながら展望皆無。



山頂から東へ100mほどのところにある展望台。全体に傷みが進み、天板はそろそろ
危い感じだった。



折れそうにない矢倉の太い梁に足を置いて風景を確認。
東に高見山、大天井岳、そして稲村ヶ岳、バリゴヤの頭。まだまだ白い雪が見られる。



頂上部を回り込んで、頂上の北側直下にある国城神社へ。
国城神社は、国城山頂の大樹に姿を変えたこの地の開発者(国主の神)を鎮めるため
社を建てたのが始まりという。



神社の境内にはサクラの木がいっぱい。



金剛山もサクラの枝に囲まれて。
山の上でも、さすがにもう散り始めを迎えており、今シーズン最後の花見になるかも。



下山は、もとの道を戻り、鋭角の分岐で直進。主尾根をそのままたどる。
クルンと一回転したスギがある。



モチツツジもいっぱい。気持のいい雑木林がしばらく続く。
508mピークを避けるように北側をトラバースし、しだいに標高を下げる。



水槽がある二俣を右に下ると、すぐに柿畑に出る。



このお地蔵さんのところで、朝、歩いてきた村の道に出る。
あとは、もと来た道を春の山菜を摘みながらゆっくり戻った。

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