![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/83/214be986367f428d0805c37e31aee1bf.jpg)
■メイン写真
山道に入るまでは長い里道歩き。途中、金剛山が眺められる。
■今回のコース
学文路→西光寺・学文路苅萱堂→平和神社→宝蔵寺→国城山→国城神社→(南西尾根)→学文路
緊急事態宣言が出ている大阪府、兵庫県を避け、できるだけ人に会わない山へ。
今は個人山行で、来期以降のネタ探しをするしかない。
かねてから歩いてみたかった、和歌山県橋本市の国城山(くにぎさん)を選定。
現地までマイカーで行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/9a/45d16639aad0c30532e89ff5256403d5.jpg)
まずは、「人魚のミイラ」!!を寺宝とする、西光寺の学文路苅萱堂(かむろ・かるかやどう)に
立ち寄る。
学文路苅萱堂は、浄瑠璃にある「石童丸物語」ゆかりの寺。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/5b/dc2e958510b651d3461764d663601fcf.jpg)
人魚のミイラは、石童丸の母・千里ノ前が、常に傍らに置いては信仰していたものだという。
この人魚は、元々推古天皇の頃、滋賀県の蒲生川で撮れた3体のうち1体とのことらしい。
(もちろん、この写真はミイラではない)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/a7/12421c8461048de67df0befcfff0812b.jpg)
のどかな里道(舗装道)を行く。平和神社のサクラはもう終わっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/0b/805ebbf6ee39251a63187a5c461b76df.jpg)
柿畑が広がる高台からは金剛山系南部が一望できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/5a/a2ac3d32b7567dc6f55d72dfe570d28d.jpg)
ウワミズザクラ(かな?)が咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/eb/b812c877bca9508afff86d0ae3f3a636.jpg)
柿の若葉は眩しいくらいの黄緑色。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/b6/14e94607ed57f20584d62288354a450c.jpg)
珍しい品種のサクラが集中して植えられているところがあった。
八重咲の、薄ピンクが綺麗。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/f4/8cffe09019de5939e4484757abb90a96.jpg)
その隣には、黄色の八重咲きのサクラ。調べたら「鬱黄(うこん)桜」というらしい。
あまりの珍しさに、しばし足を停めて観察。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/61/600b894649541db0c1bf242a40262957.jpg)
はじめのうちは標識があるのに、突然なくなってしまう。
似たような分岐が多すぎて、少し間違ったりしながら、宝蔵寺に到着。
右手奥に続く道をとる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/fa/05fd2bc3a5dbbc95efcccaddba949655.jpg)
柿園を抜けると植林帯に入る。右に小さな谷を見つつトラバースし、支尾根を越す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/c0/35ce3acad4338dd5593dab685ff65178.jpg)
やがて主尾根に近い、鋭角に折れる分岐が現れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ec/2b4bbb8527114883d38e7e54fc9565af.jpg)
ふかふかに積もったクヌギの落葉を踏みしめながら新緑を楽しむ。
人工林以外は圧倒的にクヌギが多い。
国城山は「くにぎさん」と読む。いわゆる「湯桶読み」だが、ひょっとして
昔は「クヌギ山」と呼ばれていたのかなと邪推したくなるほど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/5e/11eef7aef8181fdf529b8f7ff9434207.jpg)
山頂近くから、高野山の楊柳山(左)と雪池山(右)が垣間見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/53/bba996829eadaa12ac4084beab49214c.jpg)
最後はススキやイバラの薮が深かったが、国城山の山頂に到着。残念ながら展望皆無。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/3a/b169239c73328d606f0567411eb99b92.jpg)
山頂から東へ100mほどのところにある展望台。全体に傷みが進み、天板はそろそろ
危い感じだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/80/68cb84ea53bfbdc827b5c8bfdb980a6c.jpg)
折れそうにない矢倉の太い梁に足を置いて風景を確認。
東に高見山、大天井岳、そして稲村ヶ岳、バリゴヤの頭。まだまだ白い雪が見られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/31/5c02e52b21d6b4fe8dc4bd1efbb7b03c.jpg)
頂上部を回り込んで、頂上の北側直下にある国城神社へ。
国城神社は、国城山頂の大樹に姿を変えたこの地の開発者(国主の神)を鎮めるため
社を建てたのが始まりという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/0d/a58ce7069f84207116f04f428f296529.jpg)
神社の境内にはサクラの木がいっぱい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/cf/2ab02dbf35afb3934a72e869096907ff.jpg)
金剛山もサクラの枝に囲まれて。
山の上でも、さすがにもう散り始めを迎えており、今シーズン最後の花見になるかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/6e/19dd307ebd789bec0e0be8a100795977.jpg)
下山は、もとの道を戻り、鋭角の分岐で直進。主尾根をそのままたどる。
クルンと一回転したスギがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/6e/9705fbd77428aecd4a08fbdd3465d1c3.jpg)
モチツツジもいっぱい。気持のいい雑木林がしばらく続く。
508mピークを避けるように北側をトラバースし、しだいに標高を下げる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/9b/ab615d93470f9fe69928b26f264e3171.jpg)
水槽がある二俣を右に下ると、すぐに柿畑に出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/aa/43dcc7f857ff09385285a7cb984132c2.jpg)
このお地蔵さんのところで、朝、歩いてきた村の道に出る。
あとは、もと来た道を春の山菜を摘みながらゆっくり戻った。
山道に入るまでは長い里道歩き。途中、金剛山が眺められる。
■今回のコース
学文路→西光寺・学文路苅萱堂→平和神社→宝蔵寺→国城山→国城神社→(南西尾根)→学文路
緊急事態宣言が出ている大阪府、兵庫県を避け、できるだけ人に会わない山へ。
今は個人山行で、来期以降のネタ探しをするしかない。
かねてから歩いてみたかった、和歌山県橋本市の国城山(くにぎさん)を選定。
現地までマイカーで行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/9a/45d16639aad0c30532e89ff5256403d5.jpg)
まずは、「人魚のミイラ」!!を寺宝とする、西光寺の学文路苅萱堂(かむろ・かるかやどう)に
立ち寄る。
学文路苅萱堂は、浄瑠璃にある「石童丸物語」ゆかりの寺。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/5b/dc2e958510b651d3461764d663601fcf.jpg)
人魚のミイラは、石童丸の母・千里ノ前が、常に傍らに置いては信仰していたものだという。
この人魚は、元々推古天皇の頃、滋賀県の蒲生川で撮れた3体のうち1体とのことらしい。
(もちろん、この写真はミイラではない)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/a7/12421c8461048de67df0befcfff0812b.jpg)
のどかな里道(舗装道)を行く。平和神社のサクラはもう終わっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/0b/805ebbf6ee39251a63187a5c461b76df.jpg)
柿畑が広がる高台からは金剛山系南部が一望できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/5a/a2ac3d32b7567dc6f55d72dfe570d28d.jpg)
ウワミズザクラ(かな?)が咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/eb/b812c877bca9508afff86d0ae3f3a636.jpg)
柿の若葉は眩しいくらいの黄緑色。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/b6/14e94607ed57f20584d62288354a450c.jpg)
珍しい品種のサクラが集中して植えられているところがあった。
八重咲の、薄ピンクが綺麗。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/f4/8cffe09019de5939e4484757abb90a96.jpg)
その隣には、黄色の八重咲きのサクラ。調べたら「鬱黄(うこん)桜」というらしい。
あまりの珍しさに、しばし足を停めて観察。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/61/600b894649541db0c1bf242a40262957.jpg)
はじめのうちは標識があるのに、突然なくなってしまう。
似たような分岐が多すぎて、少し間違ったりしながら、宝蔵寺に到着。
右手奥に続く道をとる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/fa/05fd2bc3a5dbbc95efcccaddba949655.jpg)
柿園を抜けると植林帯に入る。右に小さな谷を見つつトラバースし、支尾根を越す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/c0/35ce3acad4338dd5593dab685ff65178.jpg)
やがて主尾根に近い、鋭角に折れる分岐が現れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ec/2b4bbb8527114883d38e7e54fc9565af.jpg)
ふかふかに積もったクヌギの落葉を踏みしめながら新緑を楽しむ。
人工林以外は圧倒的にクヌギが多い。
国城山は「くにぎさん」と読む。いわゆる「湯桶読み」だが、ひょっとして
昔は「クヌギ山」と呼ばれていたのかなと邪推したくなるほど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/5e/11eef7aef8181fdf529b8f7ff9434207.jpg)
山頂近くから、高野山の楊柳山(左)と雪池山(右)が垣間見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/53/bba996829eadaa12ac4084beab49214c.jpg)
最後はススキやイバラの薮が深かったが、国城山の山頂に到着。残念ながら展望皆無。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/3a/b169239c73328d606f0567411eb99b92.jpg)
山頂から東へ100mほどのところにある展望台。全体に傷みが進み、天板はそろそろ
危い感じだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/80/68cb84ea53bfbdc827b5c8bfdb980a6c.jpg)
折れそうにない矢倉の太い梁に足を置いて風景を確認。
東に高見山、大天井岳、そして稲村ヶ岳、バリゴヤの頭。まだまだ白い雪が見られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/31/5c02e52b21d6b4fe8dc4bd1efbb7b03c.jpg)
頂上部を回り込んで、頂上の北側直下にある国城神社へ。
国城神社は、国城山頂の大樹に姿を変えたこの地の開発者(国主の神)を鎮めるため
社を建てたのが始まりという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/0d/a58ce7069f84207116f04f428f296529.jpg)
神社の境内にはサクラの木がいっぱい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/cf/2ab02dbf35afb3934a72e869096907ff.jpg)
金剛山もサクラの枝に囲まれて。
山の上でも、さすがにもう散り始めを迎えており、今シーズン最後の花見になるかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/6e/19dd307ebd789bec0e0be8a100795977.jpg)
下山は、もとの道を戻り、鋭角の分岐で直進。主尾根をそのままたどる。
クルンと一回転したスギがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/6e/9705fbd77428aecd4a08fbdd3465d1c3.jpg)
モチツツジもいっぱい。気持のいい雑木林がしばらく続く。
508mピークを避けるように北側をトラバースし、しだいに標高を下げる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/9b/ab615d93470f9fe69928b26f264e3171.jpg)
水槽がある二俣を右に下ると、すぐに柿畑に出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/aa/43dcc7f857ff09385285a7cb984132c2.jpg)
このお地蔵さんのところで、朝、歩いてきた村の道に出る。
あとは、もと来た道を春の山菜を摘みながらゆっくり戻った。