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Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

ヨーロッパアルプス山行記(3)"沈殿"日。観光に切り替え

2011年09月25日 | 山登りの記録
■2011年8月6日(土)

今日は"沈殿"日。
本来ならば、今日、マッターホルン登山の拠点となるヘルンリ小屋に
入るはずだったが、これは既に順延が決定しており、事実、予告どおり
天気は朝からよくなかった。

雲は多いが、じっとしているのも退屈。
そこで「地球の歩き方」を首っ引きして、ヨーロッパ最大の氷河である
アレッチ氷河を観光することにした。

ツェルマットから列車でブリーグに出て、乗り換えてフィーシュへ。

さらにロープウェイを乗り継いで、フィッシャーアルプ、そして
エッギスホルン駅へと上っていく。乗り物三昧である。



あいにく、ツェルマットを離れても、今日は曇りのまま。
壮大なスケールのはずであるアレッチ氷河は、わずかに雲が晴れた
短い間に、その一端を見せてくれるにとどまった。



もったいないので徒歩15分のエッギスホルン(2927m)のピークにも
登ってきた。まったくもって、登山とは言えない距離であるが、
一応、海外山岳のピーク数が増えたことになる。



帰路、フィッシャーアルプで遅い昼食。
乗り継ぎがよく、夕食時にはツェルマットに着いていたので、
名物のチーズフォンデュを奮発した。

■2011年8月7日(日)

7日。ともちゃんの誕生日。
今日の予定もすっかり空いているので、
トゥーンという古い街へ観光に出かけることにした。

ツェルマットからフィスプを経由し、スイス国鉄の2階建て特急で
トゥーンへ。



古い街並みが残されており、建物を見るだけで、情緒に浸れる。



ジブリの宮崎監督がいかにも好きそうなたたずまいである。

街の広場から、小道を誘われるように入り、小便くさい石段を
上り詰めると、12世紀建立のトゥーン城に着く。



内部は博物館になっていて、往時をしのぶことができる。
スイスパスがあれば無料では入れる。
四隅の尖塔は、独房だったようで、手錠、鎖なども残されていた。
尖塔の最上部は監視の櫓。今では街を四方に見下ろせる展望台で
ある。



午後は、トゥーン駅から徒歩15分ほどの別荘的湖城、湖畔にたたずむ
シャダウ城へ。メルヘンの世界から抜け出したようだ。



帰路、ひとつ手前のシュピーツ駅まで、遊覧船を使う。
これもスイスパスだけで乗船できる。

雨が降り始め、あまり景色はよくなかったが、湖畔の古い街を
一つずつ寄って、のんびりとシュピーツへ。
船はインターラーケンまで行くようだ。

おだやかな一日。
このところ余分な費用がかさんでおり、夕食はフィスプ駅の
COOP(スーパー)でサンドイッチとサラダを買って、ホテルの自室で
済ませた。

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