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Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2021年7月23日(金) 花の宝庫、[長野・富士見町]入笠山へ!

2021年07月26日 | 山登りの記録
■メイン写真
花でいっぱいだった入笠山湿原


■今回のコース
沢入登山口→入笠山湿原→山彦荘→入笠花畑→展望台→入笠山分岐→仏平峠→首切清水→
大阿原湿原→首切清水→仏平峠→入笠山→マナスル山荘→山彦荘→入笠山湿原→沢入登山口


昨日は茅野市内のホテルに泊まり、朝一番で入笠山へと向かった。
今日も花、花、花… これは楽しみだ。



沢入登山口をスタート。今の時期はマイカーはここまでしか入れない。
無料駐車場には30台ほどが駐車可能で、係員のおじさんが駐車場所を誘導してくれる。



関西では白色が多いホタルブクロ。ここではついに白花は見なかった。



カラマツ、アカマツが多い林を緩やかに登っていく。電線が沿っているのが面白い。



クロタマムシかな?



シカ除けフェンスを通ったら、入笠山湿原だ。柵の向こうは花の宝庫だ。
柵のどっち側が「自然」なのか、考えさせられるが、仕方がない。



針葉樹にはサルオガセ(地衣類の一種)があちこちに垂れ下がっていた。



さて、いつものように見かけた花を列挙する。いつものように間違いがあるかもしれないが。
キバナノヤマオダマキ登場。昨日歩いた八島ヶ原湿原よりも個体数ははるかに多かった。



アヤメ。綾目模様がきれい。



カラマツソウ。



ギボウシの中でも、これはコバギボウシだそうだ。



ウツボグサ。



ノアザミの蜜にヒョウモンチョウが吸い寄せられる。



オカトラノオ。



クガイソウ。



ノハナショウブ。いっぱい咲いていて、それはそれは美しかった。



ホソバノキリンソウ。



再びシカ除けの柵を通ると、山彦荘の前に出る。



サワギク。



これは分かりにくい。ケナツノタムラソウか?



終わりかけのクリンソウがまだ残っていた。



入笠花畑に入ると、また少し違った植生になる。こちらは湿原ではなく、緩斜面だ。
ハクサンフウロ。



ノアザミ。



ヤマハハコ。これは少なかった。



エゾヘビイチゴ。いわゆる「ワイルドストロベリー」というヤツ。
実は1.5cm程度と小さい。



シモツケソウは群落を形作っていた。このホワホワに癒される。



ヤナギラン。



花に見とれてしまい、なかなか進まない。



オオヤマフスマ。小さな花だ。



入笠花畑を出て、入笠山の東側をトラバースする。途中に展望台がある。



枝に座ることができるブナの脇を通っていく。



仏平峠で舗装道といったん接するが、ふたたび遊歩道を行き、首切清水(トイレブースあり)を
経て、大阿原湿原へ。こちらの湿原は乾燥化が進んでおり、樹木の侵入も始まっている。



水が流れているところはコケの楽園となっていた。



大阿原湿原を周回し、もとの道に戻って、今度は入笠山山頂をめざす。
途中で見かけたコバノイチヤクソウ。



入笠山山頂に到着。ゴンドラでたやすく来れるため、家族連れやカップルなどで
賑わっていた。
雲行きが怪しくなってきて、雷の音も近づいてきた。広い山頂で落雷でもあれば
たいへんなので、そそくさと立ち去る。多くの観光客たちは、雷の音がしていても
まだ山頂へと向かっていた。



オトギリソウ。



マナスル天文館、マナスル山荘へと下りてきた。



しばらく休憩していると、なにやらサイレンがけたたましい。
救急車に続き、消防車1台、消防指令車2台、レスキュー車1台が順次、林道を上がってきた。
もしや落雷?と、背筋がぞっとしたが、結局、何だったのか分からずじまい。



カワラナデシコ。



ヒトツバイチヤクソウか、ベニバナイチヤクソウか?

少し下山が遅れてしまったため、予定していた温泉入浴をパスせざるを得なかった。
解散したのは、ご参加の皆さんの終電が気になるくらいの時間になってしまい恐縮。

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