Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

[大阪の山レビュー]2009年12月27日(日)楠正成の砦・上赤坂城址から廃道をたどり不本見山へ

2009年12月31日 | 山登りの記録
いよいよ年も押し迫ってきた。
今日は、疲れすぎて昼前まで寝たが、時間がもったいない。
午後からでも歩ける山ということで、金剛山前衛の上赤坂城址(赤坂山)に出かけた。

道の駅・ちはやあかさかの横を通る。

ここは、楠公誕生地と郷土資料館が隣接している。


すぐに左手に奉建塔が現れる。
楠木正成没後600年を記念して建てられた塔。春は桜が美しいが、今はスイセンが満開で、
甘い芳香があたりに漂っている。


二河原辺(にがらべ)の広域農道に出る。直進すると鞍取坂だが、今日は右へ。
橋を渡るとず、上赤坂城址への標識があり、それに従い左折する。

10台ほどの駐車スペースと、案内看板がある。一ノ木戸である。
右手にのびる山道に入る。


二ノ木戸、三ノ木戸、そろばん橋、茶碗原と、
50~100mおきに地名がついている。二の丸から、富田林市街方面が
眺められたが、ちょっと雑草が気になる。夏場は不快だろうな。

本丸跡は、赤坂山のピークでもあるが、ここは立派な石碑もあり、眺めは素晴らしい。

ほとんどのハイカーは、ここで引き返すだろうが、Mr.Dashはさらに先を目指す。
踏み跡が薄くなる。ただでさえクヌギなどの落ち葉が積もっているのに。


砦跡を過ぎると、薄暗い、間伐されていない植林や、鬱蒼としたササ薮の切り開きを行く。


猫路城跡は、植林の真っ只中に、私製の標識がぽつんとあるだけのさびしいところ。
このピークをあとにして微かな踏み跡が続く稜線をとる。
直進すれば坊領山に続く尾根だ。ほどなく右折。
さらに踏み跡は不明瞭になる。テープもアテにならない。
野生の勘をフル動員して、ぐんぐん下る。最後は畑が見えたので、道のないササヤブを
突っ切って農道に出た。狙い通り。


不本見神社に立ち寄る。不本見山と呼ぶ向きもあるが、ピークというにはショボい。
ただ、神社の境内は清楚清潔で、地元の皆さんに愛されているのが分かる。

あとは太い林道を北西へ進む。やがて舗装道に。日本ライトハウスの脇を通り、
のどかな農村風景の中を進むと、東阪の上手、広域農道に出た。

夕暮れ。影がもうかなり長くなっていた。

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