Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2008年3月1日、伊賀(旧阿山町)の雨乞山を散策

2008年03月11日 | 山登りの記録
仕事のしすぎで、完全に体調を崩した。
代謝をよくして風邪を治そうと、のんびり低山歩きを試みた。

狙いは、以前から目をつけていた旧阿山町の雨乞山。標高わずか268.7m。
あまり資料もないが、2.5万図を見ると、中腹からモクモクファームの方角に
向かって破線が描いてある。

「伊賀の里モクモク手づくりファーム」は、地ビールと手作りウインナーで
知られる観光名所だ。温泉もあるし、コテージで宿泊もできる、お気に入りの
農業テーマパークである。

まず、阿山行政サービス巡回車(バス)の下友田公民館バス停から、
北側に見える浄光寺を目指す。雨乞山への道標があったので驚いた。


寺の左奥の墓場を通り、山道に入る。すぐ地元の人の好意か、杖が何本か
入った鉢が置いてある。「登山をされる皆さんへ」と丁寧な看板も。

山道は明瞭で、10分余りであっけなく山頂へ。小さな祠と、朽ちた手水。
そして意外にも山の由来を説明する看板が設置されていた。


どうも山頂に砦があったようで、天正9年、蒲生氏郷の進攻に、地元の人が
立て籠もったそうだ。また同年、織田信長の進攻で城主・山内宗俊が篭城して
戦ったという。また、山内氏は藤原鎌足の33代子孫だったとか。

山頂から南向きの急斜面に、古いアンテナケーブルが張られていた。
もう一つ、西尾根の古いテープ跡を見つけ、これを追ったが、とんでもない
廃道で、ブッシュをかき分けるハメに。
やがて踏み跡を見つけ、西側の雨乞池にたどり着く。
大きな未舗装林道を下ったら、ほどなく手製の看板が、「雨乞山」と示している。
試しに再度登ったら、旧で滑りやすいものの、古いアンテナケーブルがずっと
張ってあって、例の南側から山頂に飛び出した。
GPS軌跡でよくお分かりいただけると思う。

南側から、馬田の竜山と呼ばれる(とおぼしき)275.7m三角点を探そうと
したが、ものすごいササヤブで無条件降伏。モクモクファーム側から廃田を経て
地形図の破線を見出そうともしたが、これまたススキのブッシュ。
とうとう踏み跡すらみつけられなかった。

歩いた範囲は1kmも離れていないだけに、なんとも残念。

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