![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/1b/d60aa18cbcb460180e928655ab1b6403.jpg)
■メイン写真
下山した石山団地近くの住宅街から、大平山を振り返る
■今回のコース
石山寺駅→国分団地前→(関電管理道)→国分山→東海自然歩道出合→
千頭岳→大平山→石山団地口バス停
先日、ミステイクでアプローチできなかった千頭岳に登ってきた。
新・山城三十山で千頭ヶ岳として紹介されている標高600mのこの山は、
音羽山からの稜線をたどっていくのが普通であり、もちろんこのルートは
以前に歩いたことがある。しかし、今回は全く違うアプローチだ。
石山寺駅から徒歩30分弱で、松尾芭蕉がかつて滞在したという幻住庵がある。
芭蕉が書いた名エッセイ「幻住庵の記」に、「石山の奥、岩間のうしろに
山あり、国分山といふ」とあるが、今回、改めて地形図を眺めていると、
石山寺方面(東)に長大な尾根が、東海自然歩道が通る北側に走っているのが
見て取れた。
この尾根上のピーク、国分山を歩いてみたかったのだ。
山名表示もない、眺めもない、ピークらしさもあまりない場所だったのだが。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ce/9a9da88d4872c1f5a3d40adbee38be78.jpg)
意外なところが登山口。竹薮に入ると、すぐに支尾根に乗る。
この季節、低山の風物詩はジョロウグモの巣。油断するとすぐ顔にかかる。
先が枝分かれした適当な木の枝を拾って、振り回しながら登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/9a/fbe2c5a3aa945db3384021994622535d.jpg)
この道は、関電の送電線鉄塔の巡視路だ。主尾根に登りきるまでの
15分ほどの間に、3本の鉄塔の下をくぐる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/14/9b23e10fe407533b45e30763cacbf972.jpg)
主尾根に乗ると、まず岩が累々とした場所を通る。
この少し先が、まったく存在感のない国分山のピークだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/9c/02fea2b6c1d082aa7613452f27e82841.jpg)
ルートは概ね、歩きやすいが、何度か、短い区間だがシダのブッシュが
現れる。ほとんど膝下くらいだが、奥の方で一ヶ所、腰まで埋まるところもあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/c6/22d66c10cad0d9a52e4960410c72c376.jpg)
木の枝越しに、左に伽藍山を観ながら、ひたすら、尾根を西へ西へとたどる。
細かなアップダウンで、意外に疲れる。
枝にとまるアキアカネに心を癒されながら、雑木林の尾根を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/6c/1f5f872d773b76e195e51544724be16d.jpg)
標識は途中まで皆無。突然、「パノラマ台」への私製標識がでてくる。
北や南へ下る枝道も多いので、尾根筋をキープするという強い心(笑)が必要だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/f6/e7f0b266458be34e224f76c977dc8267.jpg)
音羽山から続く、東海自然歩道にぶち当たったのは、標石二七四の地点だ。
ここからは見憶えがある"大通り"だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/98/cb3403bbea7b3d993667ce920a8fc940.jpg)
このあたり、シロモジが多い。秋は黄色く色づいて、さぞかし美しいことだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/48/3c80fecb486588f3ac1c0fd4a026a5bd.jpg)
古くから歩かれていた道とみえて、道しるべが残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/ab/44a4a6a899840e34e6c9a86c21a23afb.jpg)
こちらも道しるべが立つ、千頭岳の頂上。
西にちょっと開けたピークがあり、それを「西千頭岳」、地味なこちらを
「東千頭岳」と呼ぶ向きもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/ef/06bb1bcb49bf28e57c9bf5af4e2a21f0.jpg)
"大通り"に出てからは、しばらく蜘蛛の巣攻撃もなかったが、千頭岳を
過ぎると、ふたたび出てくる、巣、巣、巣。
なかなか立派な作りのものもあるが、悪いけど枝で払わせてもらった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/ce/79e0292415548a732a1d31fcf21884d4.jpg)
そして大平山に到着。ここも木立の中で、地味なピークだ。
スポーツドリンクを飲んでいたら、スズメバチの偵察屋がぶーんと飛んできた。
この季節、クモだけでなく、ハチもヘビも活発なので要注意。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ab/953361a18e166c27bc3a1c2b7442af4e.jpg)
大平山からは、南への尾根道には進まず、西の支稜をとり、途中から
激下りの山道を一心不乱に下る。最後は堰堤横の作業林道に出て、
ゲートがあった思うと、唐突に住宅街の真ん中に出る。
石山団地口バス停で汗をぬぐっていたら、ここにもスズメバチが飛んできて
おののいてしまった。
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下山した石山団地近くの住宅街から、大平山を振り返る
■今回のコース
石山寺駅→国分団地前→(関電管理道)→国分山→東海自然歩道出合→
千頭岳→大平山→石山団地口バス停
先日、ミステイクでアプローチできなかった千頭岳に登ってきた。
新・山城三十山で千頭ヶ岳として紹介されている標高600mのこの山は、
音羽山からの稜線をたどっていくのが普通であり、もちろんこのルートは
以前に歩いたことがある。しかし、今回は全く違うアプローチだ。
石山寺駅から徒歩30分弱で、松尾芭蕉がかつて滞在したという幻住庵がある。
芭蕉が書いた名エッセイ「幻住庵の記」に、「石山の奥、岩間のうしろに
山あり、国分山といふ」とあるが、今回、改めて地形図を眺めていると、
石山寺方面(東)に長大な尾根が、東海自然歩道が通る北側に走っているのが
見て取れた。
この尾根上のピーク、国分山を歩いてみたかったのだ。
山名表示もない、眺めもない、ピークらしさもあまりない場所だったのだが。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ce/9a9da88d4872c1f5a3d40adbee38be78.jpg)
意外なところが登山口。竹薮に入ると、すぐに支尾根に乗る。
この季節、低山の風物詩はジョロウグモの巣。油断するとすぐ顔にかかる。
先が枝分かれした適当な木の枝を拾って、振り回しながら登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/9a/fbe2c5a3aa945db3384021994622535d.jpg)
この道は、関電の送電線鉄塔の巡視路だ。主尾根に登りきるまでの
15分ほどの間に、3本の鉄塔の下をくぐる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/14/9b23e10fe407533b45e30763cacbf972.jpg)
主尾根に乗ると、まず岩が累々とした場所を通る。
この少し先が、まったく存在感のない国分山のピークだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/9c/02fea2b6c1d082aa7613452f27e82841.jpg)
ルートは概ね、歩きやすいが、何度か、短い区間だがシダのブッシュが
現れる。ほとんど膝下くらいだが、奥の方で一ヶ所、腰まで埋まるところもあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/c6/22d66c10cad0d9a52e4960410c72c376.jpg)
木の枝越しに、左に伽藍山を観ながら、ひたすら、尾根を西へ西へとたどる。
細かなアップダウンで、意外に疲れる。
枝にとまるアキアカネに心を癒されながら、雑木林の尾根を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/6c/1f5f872d773b76e195e51544724be16d.jpg)
標識は途中まで皆無。突然、「パノラマ台」への私製標識がでてくる。
北や南へ下る枝道も多いので、尾根筋をキープするという強い心(笑)が必要だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/f6/e7f0b266458be34e224f76c977dc8267.jpg)
音羽山から続く、東海自然歩道にぶち当たったのは、標石二七四の地点だ。
ここからは見憶えがある"大通り"だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/98/cb3403bbea7b3d993667ce920a8fc940.jpg)
このあたり、シロモジが多い。秋は黄色く色づいて、さぞかし美しいことだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/48/3c80fecb486588f3ac1c0fd4a026a5bd.jpg)
古くから歩かれていた道とみえて、道しるべが残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/ab/44a4a6a899840e34e6c9a86c21a23afb.jpg)
こちらも道しるべが立つ、千頭岳の頂上。
西にちょっと開けたピークがあり、それを「西千頭岳」、地味なこちらを
「東千頭岳」と呼ぶ向きもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/ef/06bb1bcb49bf28e57c9bf5af4e2a21f0.jpg)
"大通り"に出てからは、しばらく蜘蛛の巣攻撃もなかったが、千頭岳を
過ぎると、ふたたび出てくる、巣、巣、巣。
なかなか立派な作りのものもあるが、悪いけど枝で払わせてもらった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/ce/79e0292415548a732a1d31fcf21884d4.jpg)
そして大平山に到着。ここも木立の中で、地味なピークだ。
スポーツドリンクを飲んでいたら、スズメバチの偵察屋がぶーんと飛んできた。
この季節、クモだけでなく、ハチもヘビも活発なので要注意。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ab/953361a18e166c27bc3a1c2b7442af4e.jpg)
大平山からは、南への尾根道には進まず、西の支稜をとり、途中から
激下りの山道を一心不乱に下る。最後は堰堤横の作業林道に出て、
ゲートがあった思うと、唐突に住宅街の真ん中に出る。
石山団地口バス停で汗をぬぐっていたら、ここにもスズメバチが飛んできて
おののいてしまった。
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