Mr.Dashのぶろぐ館

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2019年1月15日(火) 干支の山、猪ノ口山(黒井城址)に、歴史のロマンを求めて!

2019年01月17日 | 山登りの記録
■メイン写真
石踏の段跡から、うっすら残る雲海と向山連山を望む


■今回のコース
興禅寺駐車場→(ゆるやかコース)→石踏の段跡→黒井城址(城山、猪ノ口山)→
西の丸跡→兵主峠→千丈寺山→大野峠→塞ノ神→興禅寺→興禅寺駐車場


※下見時の模様は、「ここをクリック」!!

遊山トレッキングサービスの登山教室では毎年、「干支の山」に登っている。
今回は、猪ノ口山の別名をもつ黒井城址(城山)へ。らくちんの行程である。

黒井城は明智光秀ゆかりの地。
当時の城主・赤井氏は、波多野氏と組んで光秀軍を挟み撃ちにして破った
「赤井の呼び込み戦法」などの勇猛ぶりが伝わる。
ん?赤井さんの黒井城??
ともあれ2020年に予定されている大河ドラマに向けて、地元の期待値も高そうだ。



登山口では、「急坂コース」と「ゆるやかコース」を選べる。この日は「ゆるやか」で。



赤い山門が建つ石踏の段跡へ。ここで急坂コースと合流する。



石踏の段跡には古い石碑がある。側面・背面に漢文で、城にまつわる歴史が
彫られている。
いつのころの仕業か不明らしいが、石碑の「光秀」の部分が削られている。
このことが最近、地元の地方紙で報道されたと、毎日のようにこの山に登っていると
いうおじさんが教えてくれた。



猪ノ口山の山頂に到着。絶景、絶景。
この時期の名物、雲海はもはや消え去ろうとしていた。



竹田城跡には負けるが、この城跡にも石垣が残されている。
自然の石の形をできるだけ活かして組み上げた、野面積みの工法である。



西へ尾根筋をたどる。
いきなり固定ロープが張られた急坂が現れる。
難攻の城だったことがよくわかる。



西の丸跡を経て、千丈寺山へ。ここも砦の跡らしく、平坦にならされている。



短いが、ロープが張られた滑りやすい急坂を下れば大野峠だ。
この日の行程はコンパクトに。大野峠から下山する。



帰路、平時の下館(しもやかた)として使われていた興禅寺に立ち寄る。
寺というが、堅固な堀と山門は威圧感たっぷり。



なお、赤井氏の滅亡後、黒井城主となった斎藤氏の娘が、のちの春日局である。
だいぶ前の大河ドラマでは大原麗子さんが主演し、その時期に、興禅寺の横に
休憩所ができたらしい。


※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!


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