Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2019年4月20日(土) [六甲]金鳥山、七兵衛山、打越山から風吹岩へ、読図・ルーファイ練習

2019年04月21日 | 山登りの記録
■メイン写真
分岐ごとに、みんなで相談して正しい進路を見極めて進む


■今回のコース
岡本駅→保久良神社→金鳥山→三等三角点「本庄山」(224.m)→木漏れ日広場→七兵衛山→
打越峠→打越山→打越峠→横池→風吹岩→(魚屋道)→薬大尾根分岐→蛙岩→
甲南山手駅


今回の登山教室は「登山技術」系のテーマ。
あらかじめ当方で設定したルートを、読図しながらルートファインディングするというもの。
六甲山系の中でも小径が入り乱れ、分岐が非常に多い山域を選んでみた。



阪急岡本駅から、まずは保久良神社へ向かう。
ヤマザクラ系の桜がまだ咲いていてくれて嬉しくなる。



保久良神社の鳥居前には、古くから海を行く船の目印となっていた「灘の一つ火」と
呼ばれた灯籠がある。



鳥居の左には、古代の正装をした武人が海亀に乗った石像がある。
神武東征に貢献したと言われる椎根津彦命(しいねつひこのみこと)が、青い亀(おうぎ)の
背に乗って、保久良神社の南、神戸の青木(おうぎ)の浜に漂着したと伝わる。
長距離フォリー等の拠点港となっている青木港の地名の由来だ。



まずは神社にお参り。おー、サクラが綺麗だ。
保久良神社は、創立年代不明。磐座が多数見られ、石器・青銅器・弥生時代の貴重な
出土品も多数出ている、とにかく古い古い神社だ。



こんな磐座があちこちにある。



保久良梅林の横から、日当たりのいい石段道を登って行く。
もう少し早い時期なら満開の桜で綺麗なところ。
金鳥山は、まずこの休憩ベンチを見つけて、小広い山頂部をウロウロ探し当てた。



登山道に戻るとアケビの花が咲いていた。



三等三角点「本庄山」にも寄ってみる。「おー、あった!!」



この日は道中ずっと、ミツバツツジが満開状態だった。これぞ目の保養!



このへんから枝道に入ってみよう。
風吹岩手前の分岐で西へ。涸れ沢沿いに、薄い踏み跡を下る。
薄暗いゴルジュが見えたかと思うと、固定ロープが張られた急斜面を一気に下る。
こういった傾斜が出てくるのも、予め地図を見ていたら予測できる。



無事、八幡谷の登山道に合流。薄紅と白のヤマザクラが並ぶ。



七兵衛山へ向かう。まずは木漏れ日広場の脇を抜ける。
無数の丸太ベンチが造られている。この労力、想像するだけですごい。



七兵衛山への山頂手前で、珍しいシロバナウンゼンツツジが咲いていた。
コメツツジのような、かなり小ぶりな花と葉。
ウンゼンツツジは本来は薄いピンク色なのだが、六甲山系に見られるウンゼンツツジは、
なぜか白いと言われる。この日もこの株だけしか見つけられなかった。



七兵衛山の山頂では大パーティが山菜天ぷらを揚げている最中。
他の場所も別のハイカーさんたちで満員という異常な盛況ぶりだった。



ということで、打越峠に下ってランチタイムとした。



午後の部、まずは打越山に登頂!
みんなで、この日使用した地図を広げながらポーズ。
コンパスの基本をレクチャーしてから、次の目標、横池へ。



横池の雌池。立ち枯れの樹々が、ミニ大正池を思わせる。



悠然と現れたカモ。



池の浅いところには、オタマジャクシが超密集!



大きい方の雄池。ここも小魚の魚影が走っていた。



そして風吹岩に到着!
ん、この写真の雰囲気って・・・・



ということで、雑誌の表紙風に文字を入れてみた(笑)。
今はもうない雑誌をイメージして。



下山は魚屋道で。
途中にある蛙岩。この角度からなら、なんとかカエルに見えるかな。



カエデの若葉の中を下っていく。魚屋道は有馬側より細くて荒れているが、
最後は一本道なので分かりやすかった。


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