Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2014年1月12日(日) 干支の山、陣馬山から富士を眺める

2014年01月13日 | 山登りの記録
折角の3連休だが、溜まった自分の仕事が金曜日までに仕上がらず、土曜日は涙の出勤。
ということで綿密な登山計画も立てられなかったので日曜に軽い山行に出かけるだけにした。
行先は、かねてより狙っていた陣馬山。「馬」の文字がある、干支の山でもある。

高尾から電車を乗り継ぎ藤野駅で下車。西東京バスで陣馬登山口へ。
登山客は多く、バスは臨時便が1台出た。



石碑が立つ登山口からのどかな山村風景の中、林道を緩やかに登る。
右手前方の展望が開けた、桜の古木がある分岐を左に。ここから山道となる。



植林の中を歩くのはやや退屈だが、しばらくすれば尾根に出て、尾根付近だけは
雑木林が残されている。クヌギ、コナラ、カシワ等の落ち葉が目につく。



途中、和田への分岐を2度通過する。防火用水のドラム缶が要所に置いてあるが、
水はカチンカチンに凍りついていた。

途中の小休止1回、1時間20分ほどで、たやすく陣馬山のピークに着く。



振り向けば富士山が、快晴の空をバックに美しい姿を見せてくれていた。
さあ、写真撮影だ!!



見事な展望を誇る陣馬山だが、富士山から右に目を転じると彼方に白い峰々が
みえる。うーん、南アルプス・赤石岳あたりかなあ。



山頂にある白馬像は富士山の方角を向いている。
記念写真を撮るハイカーが多く、人が途絶える隙を狙うのが大変だった。

ところで陣馬山頂にも売店がいくつもあり、蕎麦やけんちん汁などが味わえる。
大阪近辺では、考えてみると金剛山、大和葛城山など限られた山頂付近にしか
売店・茶店がある山はない。あとは、二上山の馬の背に小さいのはあるくらいか。
生駒山や妙見山に並ぶ売店は、むしろ車がすぐ傍まで来れるから別だし、
南葛城山唯一の茶店も数年前に閉鎖となったし(おでんが美味かったのに)。
やはり、ハイカー人口の差かな。

ケータイが通話エリア内だったので、岳友に「陣馬山なう」と写メ。



霜柱が日の光で融けたのか、山頂付近はドロドロ。歩くにくくて仕方ない。

いつも通りすがりの犬に好かれてしまうのだが、今日もかわいい柴犬が
「おやつを頂戴」と寄ってきたので撫でていたら、案の定、大喜びしてしまい、
ズボンの腿に泥のフットプリントをつけられてしまった。



奈良子峠を経て、明王(めいおう)峠に着く。ここで昼食タイム。
茶店があるが、主人の姿はなく、商品も並んでいなかった。
茶店の左奥に不動明王が祀ってあるので一礼。



石投げ地蔵を経て、舗装林道を横断する。



やがて分岐のところに尾根沿いに明瞭な踏み跡を見つけたので行ってみると、
矢ノ音(633m)のピークらしくないピークに着いた。展望はない。
ピークの50mほど手前に、頭のところがスパッと切れたお地蔵さまが
いらしたが、あのあたりを山頂と呼ぶのが本当はふさわしいのかな。

もとの登山道に戻る。植林が続き、やや退屈。



大平小屋跡を経て、三角点がある子孫山ノ頭に着く。
本日3つ目のピークだが、ここも展望に恵まれない。

やがて急坂をぐんぐん下るようになる。樹間から相模湖の水面がキラキラ
光るのが見えてきた。



照葉樹林のつづら折りを「激下り」すれば与瀬神社に飛び出す。虫下しにご利益があるそうな。
最後に急な石段を下りて中央高速道路の橋を渡ればJRの相模湖駅はすぐだった。
なんとなく身体が冷えた感じだったので、今日はビールはやめて熱い缶コーヒーで
無事下山のご褒美とする。

陣馬山登山口発9:25、相模湖駅着13:30。

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