チャンピオンズ・リーグ 決勝トーナメントへ

ついにチャンピオンズ・リーグのグループステージが終わった。
そして、去年のファイナリストが消えた。

まずグループステージを勝ち抜いたチームを挙げてみると、
A：バイエルン、ナポリ
B：インテル、CSKAモスクワ
C：ベンフィカ、バーゼル
D：レアル・マドリッド、リヨン
E：チェルシー、レバークーゼン
F：アーセナル、マルセイユ
G：アポエル、ゼニト
H：バルセロナ、ミラン

逆にグループステージで敗退した主なチームを出せば、
マンチェスター・シティー、マンチェスター・ユナイテッド、
ポルト、ドルトムント、バレンシア、ビジャレアルといったところか。

マンチェスター・シティー、ビジャレアル、バレンシアについては、
グループ分けが厳しかったという言い訳が出来るものの、
他のチームについては、力不足。

特にひどいのがマンチェスター・ユナイテッドであることは間違いない。
バルセロナに敗れたとはいえ、去年のファイナリストである。
最終節は引き分けでも決勝トーナメントに進出できたものの、引き分けることすらで出来なかった。
チームを見てみると、真のスターと呼べる存在はルーニーのみ。
まだ経験不足のデ・ヘアやフィル・ジョーンズ、ヤング、スモーリングがメンバーに名を連ね、
ギグスやファーディナンドはもはや衰えるのみ。
中盤の司令塔がいなかったのも響いた。
司令塔がいないことで、ルーニーまで上手くボールが回らなかった。
今季の残りは、キャリックには見切りをつけて、クレヴァリーを育てるべきだろう。

決勝トーナメントについては、組み合わせが決まったことろで、
また書きたいと思うが、現在のところ、
本命：バルセロナ
対抗：レアル・マドリッド
優勝の可能性あり：バイエルン、チェルシー、ミラン
といったところか。アーセナルやナポリは厳しいだろう。

中島 ヤンキースへ

このオフ、注目の一人である西武ライオンズの中島がポスティングをして、
ヤンキースが交渉権を獲得した。
おそらく、なんの障害もなく、ヤンキース入りすることだろう。

ただもちろんヤンキースの中島獲得はレギュラーとしてではない。
なぜならヤンキースにはジーターというメジャーを代表する、そしてヤンキース史に残るショートがいる。
確かにもうベテランの域には入っているが、このキャプテンを中島が上回るのは相当きつい。（ほぼ不可）
そしてセカンドにはカノー、サードにはアレックス・ロドリゲスとこちらもメジャーを代表する選手が並ぶ。
ちなみにファーストもテシェイラと、内野陣はオールスター級の選手が並んでいる。
これら内野陣に割って入るのは、いくら中島と言えど、並大抵のことではない。
正直な話、誰かの怪我でもない限り、厳しい。
ただ、メジャーはレギュラーに週一回ほど休みを与えるので、その穴を埋めるという意味で出場機会は期待できる。

もし中島が外野に挑戦するようなら、レギュラーを獲得する可能性が無い訳ではない。
ヤンキースの外野陣は決して盤石ではない。
ただ中島にも意地はあるし、慣れないことをするとバッティングのリズムを崩す可能性がある。
内野でも十分出場機会が期待できるだけに、内野で粘るのが良いだろう。

まぁまずは去年の岩隈のようにならぬよう、しっかり契約をまとめてほしい。
そしてヤンキースタジアムでスタンディング・オーベーションに応える姿を見てみたい。