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ペイトリオッツ対ブロンコス ティーボウとは?

2011年12月23日 20時53分03秒 | Weblog
NFL第15週のペイトリオッツ対ブロンコス。
結果を先に言ってしまうと、41-23でペイトリオッツの勝利。
結果としては、予想通り。
チーム力の差というか、タレントの差というか。
ただ、ブロンコスとしても決して勝機がなかったわけではなく、見せ場は作った。
少なくともファースト・クウォーターはブロンコスの流れだった。
QBティーボウ、RBマゲイヒーのランをペイトリオッツは止めることが出来なかった。
しかし、それに対応してしまうのがペイトリオッツの力。
最後は横綱のペイトリオッツが横切った。

この試合の個人的な注目ポイントはQBティーボウにあった。
彼は果たして本物なのか?
そして出た答えは、「その可能性あり」。
もちろん、まだブレイディーやマニング、ロジャースのレベルには無い。
しかし、期待を抱かせる選手であることは間違いない。

持ち味はランにある。
しかし、ランに特長のあるニュートンやビックのような身体能力があるわけではなく、
あえていうなら、強さとスペースを見つける能力に長けている。
その力があるので、レシーバーがなかなか見つからなくてもティーボウが抜いてくれるのでは、と期待を抱かせる。
この試合もランで93ヤード。まるでRBの成績である。
そしてスローも決して下手なわけではない。
しっかりと自分の形で投げることが出来る。
スローについては、今後成長が見込める。
そして何より、勝負強い。第4クウォーターに入ると一気に成績が上がる。
将来性十分である。

ただ今のブロンコスはあまりにも攻撃陣にタレントがいない。
その為、ティーボウが頑張っても、攻撃に迫力は出ない。
あえて言うなら、オフェンスラインが強いことと、マゲイヒーのランぐらいだろうか。
あと良いレシーバーが一人でも加われば、ティーボウの才能が開花する可能性はある。
(今のブロンコスはパスドロップが多過ぎる)

こんなとこだろうか。
ティーボウは今後も成長を期待しながら、観察していきたい。