ジャイアンツ流れ掴めず

第１２週のマンデーナイト。
ニューヨーク・ジャイアンツ対ニューオーリンズ・セインツ。
どちらもプレイオフに向けて負けられない一戦。
ジャイアンツはカウボーイズに離されないため、セインツはファルコンズに追い付かれないよう、
勝たなくてはいけない一戦だった。

結果は49‐24と大差が開き、セインツの勝利。
試合を見た感想としては、やはりセインツの強さが目立った。
特にブリーズのパスを中心とした攻撃は、止めようが無かった。

ただジャイアンツにチャンスが無かったかというと、そんなことはなかった。
一番痛かったのはファースト・クウォーターの先制のチャンスにインターセプトを喫したこと。
少なくとも3点取っていれば、結果は変わったかもしれない。
セカンド・クウォーターのセインツの三つ目のTDも勿体なかったが、
このファースト・クウォーターのチャンスを逸したことが全てだろう。
確かにQBのイーライ・マニングにも非はあるが、TEバラードも取れないと判断した時点で、
叩き落としに行くべきだった。
イーライもフォース・クウォーターの成績が良いのだが、
少なくともそこまで接戦で試合を持っていかない限り、意味がない。
この試合はブリーズよりヤードは稼いだが、試合をコントロールしていたのはブリーズだった。

セインツはプレイオフに近づき、ジャイアンツは厳しくなってきた。
この試合を見ている限り、RBのブラッドショーの復帰がないと厳しいかもしれない。
ジェイコブスのランだけでは限界を感じさせた。（ウェアもブラッドショーの代わりにはならない）

残りも僅か、もう負けられない。