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日本対シリア  五輪に向けての課題

2011年11月27日 23時13分21秒 | Weblog
ロンドン五輪進出をかけた試合。
日本対シリア。
日本は辛くも勝利を収めた。
もちろんアジアのレベルが上がってきているため、苦戦することは免れない。
それでもホームのシリア戦でここまで苦戦することに何か釈然としない。
もちろん試合前まではシリアがグループの首位であり、
そのことを考えると、結果を褒めるべきなのかもしれない。
でも、なにか足りない気がするのは自分だけなのだろうか。

何よりこの日本代表には武器がない。
スーパースターはいないし(そりゃ欧州組を呼べば別だが)、
この形を作りたい、という形も特にない。

まず前線は柱がいない。
大迫も永井も悪い選手ではないが、アピール不足。
大迫のオールラウンダーぶりが生きる場面もなければ、
永井の俊足を感じるシーンもなかった。
これでは相手のDFも怖くはない。
しっかり自分の特長を出して、点をとって欲しいもんだ。

中盤もメンバーが固まらない。
前の真ん中は山田なのか。東なのか。
それともサイドに東で、大津か山崎と組ますのか。
試合のタイミングによっては戻ってくる清武、原口があくまで基本なのか。
ボランチは扇原と山口で良いのか。
山邨が戻ってきたらどうするのか。

最終ラインはタレント不足。
現在CBを担う濱田、鈴木以外の候補がいないのが現状だ。
サイドも同じく、酒井宏と比嘉以外で候補と言えるのは酒井高のみである。

GKは唯一の安定しているポジションである。
権田が元気でいれば特に問題はない。(怪我した場合は…、五輪厳しいでしょう)


では誰が軸になるべきか。(権田を除いて)
このバーレーン、シリアとの二連戦を見る限り、期待したいのは扇原だろう。
現在のチームのバランサーであり、舵取り役。
タイミングよく、正確に左右にボールを散らす。将来性を感じさせる。
ただパスに強弱がなく、特に縦への強いパスが無い。
この二点をクリア出来るようであれば、A代表の遠藤の後釜候補にも成りうる。
今後は扇原に期待しながら見てみたい。