WANNA PLAY SPORTS?

サッカー、NBA、プロ野球、ラグビー、何でも書きます。想いをそのまま文章にぶつける。

NFL後半戦の展望 NFC編

2011年11月14日 10時29分35秒 | Weblog
前回AFCの後半戦の展望を書いたので、
今回はNFCの後半戦編。

では、まずは東地区。
ここは今季開幕前の大型補強で、今季はスーパーボール間違いなしと言われた
イーグルスがまさかの大不振。
QBビックの怪我などはあったものの、ここまでの不振を誰が予想しただろうか。
残り試合を全勝してもプレイオフに届くのが厳しいところまで来てしまった。
そんな東地区を引っ張るのが、ジャイアンツとカウボーイズ。
ジャイアンツは例年のようにQBイーライ・マニングに安定感がなく、不安定な戦いが続くが、
それでもディフェンス陣の奮起とイーライの勝負強さでここまで勝ち進んできた。
対するカウボーイズもどうも安定しない。勝ったり負けたりの戦いぶりだ。
ロモの負けず嫌い魂が空回りすることや、安定しないディフェンス。
ここにきてルーキーのRBマーレイが出てきたが、現在すでにジャアンツと2ゲーム差。
後半戦ジャイアンツの対戦相手が厳しいことを考えても、カウボーイズが取りこぼしすることを考えて、
地区優勝はジャイアンツ優位と考えるべきだろう。

続いて北地区。
この地区はレベルの高い争いになっている。
バイキングスは出遅れてしまったが、
去年のスーパーボール覇者パッカーズ、ライオンズ、ベアーズが地区優勝を争う。
ここまで全勝のパッカーズが優位なのは間違いないが、まだまだ分からない。
パッカーズは相変わらずQBロジャースを中心とした攻撃が迫力十分。
ディフェンスもCBウッドソンやLBマシューズを中心として安定感がある。
いくら他のチームの調子が良くても、地区優勝は固そうだ。(ロジャースの負傷欠場でもない限り)
ライオンズはこの勢いがどこまで続くか。
QBスタッフォード、WRカルビン・ジョンソンなど今季調子のよい若手次第なのである。
ただ守備にはある程度の安定感があり、後半戦も大崩れはないかもしれない。
ベアーズも同様にディフェンスに安定感がある。
LBにアーラッカー、ブリッグスが並び、簡単にやられることは考えにくい。
ベアーズはレイブンズ、スティーラーズ並にディフェンスが固い。
そして前半戦調子の出なかったQBカトラーの調子も上がってきている。
もしかすると後半戦、ベアーズは台風の目になるかもしれない。

そして南地区。
今季話題となっているQBニュートンのパンサーズはプレイオフは厳しくなってしまったが、
後半もニュートンの記録を中心に話題を呼ぶだろう。
それ以外のセインツ、ファルコンズ、バッカニアーズにはまだ地区優勝の可能性が残っている。
セインツは例年通りのハイパー・オフェンス。
今年はRBをレジー・ブッシュを放出して、スプロールズを加えた影響を懸念する声もあったが、
やはりQBブリーズがいる限り、彼らのオフェンスが崩れることは無い。
今季は獲得ヤードの記録を作る可能性も大いにありそうだ。
ファルコンズは今季は今一つ。
QBライアンの調子が上がらず、それに合わせるようにチームも乗り切れずにいる。
ただ元々実力のあるチーム。勝ち星も二けたまでは乗せてくるだろう。
バッカニアーズはQBフリーマンにINTが多く、上にいるセインツ、ファルコンズを上回ることは厳しそうだ。

最後に西地区。
ここは既に地区優勝が決まってしまった感がある。
これぞ古豪復活、49ersの調子が良い。
RBゴアを中心としたオフェンスと、安定感のあるディフェンス。
おそらくこの地区で勝ち越すのは49ersのみ。まず間違いなく地区優勝することだろう。
それに比べて、カージナルス、シーホークス、ラムズの体たらくぶり。
解説するのが面倒なくらいに弱い。
カージナルスはディフェンス、シーホークスとラムズはオフェンスが機能しない限り、来季も厳しい戦いになってしまう。


最終的に地区優勝は
ジャアンツ、パッカーズ、セインツ、49ersといったところだろうか。
プレイオフ争いは、カウボーイズ、ライオンズ、ベアーズ、ファルコンズの4チームによる争いになるだろう。
最終節まで厳しい戦いが繰り広げられることだろう。