Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

「変」という名の魅力

2009-12-29 14:52:24 | 明川 哲也 さん
いよいよ今年も残りわずか。
新年を迎えるにあたって、何かと忙しない日々を過ごしていらっしゃると思います。

早速ですが、拙ブログの読者なら、ご存じの、このシリーズ

そうです。明川 哲也 さんの登場です

朝日新聞の「こころ」のコーナーの『悩みのレッスン』というコラムの回答者として、4週間に一度のペースで登場されています。

2007年6月1日に紹介した「『ゆるゆる教』のすすめ」のような、素晴しい「明川ワールド」を、今回も読者の皆さんに堪能していただけるでしょうか

今回は、最新の12月20日に登場した分を紹介しますが…期待通りです。

では早速、紹介したいと思います


紹介するのは、埼玉県にお住まいの、21歳の大学生の女性の方の相談に対する回答です。

相談事は、私は、自分自身の顔にコンプレックスを感じている。笑顔が変ではないかということが、絶えず気になって仕方がない。高校時代には、ルックスの良い同級生の女性から、「笑顔がおかしい」と言われた事がある。その話はあっという間にクラス中に広まってしまった。当時、私はどうしていいか分からず、ただ悔しさを感じるばかり。今も、そのときの悔しい思いは収まっていない。魅力的な笑顔を身につけるには、どのような方法があるのか。私は今も困っている。どうしたら良いか…という内容。

私も、決してルックスが良いわけではないし、高校生までは、どちらかと言えば痩せこけていたので(175cmの身長で、一番痩せていたときで53kgしかなかった)、「もやしっ子」などと言われていました。
今では逆に、運動不足から体重が増えてしまって、困っているのですが…。
なので、そんなに気にすることはないと思うのですが…と、回答しそうです。

ところが、そんな相談者に対し、明川さんは、以下のように、絶妙な回答をしています

以下、記事を全文引用して紹介しましょう。

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 変というのは、ちっとも恥ずべきことではありませんよ。むしろ、人が魅力にとらえられた時に出る最初の反応です。
 くさや、ホヤ、カビだらけのブルーチーズ。こうしたものを初めて食べた人はおそらく誰もが変だと思ったはずなのです。でも、心に刻まれたそのインパクトは二度と消えない。うげーっ、とか言いつつ、それを追い求めるようになります。
 恋愛もそうですね。見た目が美しい人は意外とすぐ目が慣れてしまうもので、中身に変な部分がないと長続きしないものです。また逆に変な表情をする人に会うと、その変な感じが胸から離れなくなり、また会いたいなあと思うものです。
 つまり、変であることは魅力の第一要素です。では、第二の要素は何かというと、本物がそこに秘められているかどうかということではないでしょうか。
 ボクのボイストレーニングの先生は、全身で歌いなさいと言います。自然と口から歌があふれるためにはまず体が歌っていなければいけないと。譜面通りに歌えても、それが口先だけの歌であれば人の心には響かないのです。
 同じことが笑顔にも言えると思います。鼻が上を向いていようが、歯が欠けていようが、心から笑っている人の顔はなんと気持ちがいいものでしょう。
 安心して変な笑顔をふりまき続けて下さい。変なの、と言う人もいるかもしれませんが、それはあなたにしびれてしまったよというシグナルです。変は、あなたの生涯の宝物ですよ。

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なるほど…

確かに「大美人」と言われる人には、男女問わず「高根の花」のような存在ではあるけれど、見慣れてしまうと「確かに美人だけど…」と一気に評価が下がることがありますよね。作られた感じもしますし。
「変」まで行くと極端かもしれませんが、むしろ、変わったところがある位の方が、明川さんも仰るように、人に与える印象は強いかもしれません。

それを、人はとかく「弱み」と捉えがちなのですが、「パーソナリティー」と捉えれば、ちっとも怖くもないし、コンプレックスに感じることもない。命だって獲られることはない。

「変」を「魅力」に変換してしまうあたりは、さすが明川さんですね。


いやぁ~どこまでその明川さんの「世界」は、「深く」て「広い」のでしょうかね

このペースですと、次のご登場は、来年1月24日頃と思われます。

今回紹介した分を含めて、以前の明川さんの回答記事を、あと数回分保管していますので、次のご登場の分を含めて、順次紹介していきましょう

この次も、どんな相談事に対し、どう回答して下さるのか…期待していますよ、明川さん

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