Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

「マツリ」にはならなかったね…/『第54回 有馬記念』反省会

2009-12-28 19:33:17 | 競馬
もう過ぎた事だけれど、「レース展望」の記事がトップにあったまま放置しておけないので、蒸し返すようですが、反省会を…。

昨日、今年のJRAのGIレース最後となる『有馬記念』が中山競馬場で行われた。

その結果だが…

◎マツリダゴッホ(7番)→7着
○ブエナビスタ(2番)→2着
▲フォゲッタブル(16番)→4着
☆スリーロールス(10番)→競走中止
△ネヴァブション(15番)→12着
△ミヤビランベリ(3番)→11着
△ドリームジャーニー(9番)→1着(優勝)

で、決着。

今年の『有馬記念』のドラマは、どうも「夢への旅」だった様だ。

7番の馬が7着で、2番の馬が2着と、オチはついているんだけど、面白くないね…。

結局、「まつり」にはならなかったね…。

気を取り直して冷静にレースを振り返ると、力のある馬が、力通りに決着した感がある。

◎に推したマツリダゴッホだが、パドックの時点で「無印」だった。
馬体重が+12kgだったし、もっさり歩いていた様に見えた。
調教も「馬なり」ではなく、少し追った方が良かったみたい。
「調教不足」と「馬体重大幅増」では、この結果になっても不思議はない。
ラストランだっただけに、「消化不良」になったのは、残念だろう。

○のブエナビスタだが、結果的に「作戦」は成功だった様に思う。
この秋は、少し運に見放された感もあり、レース運び自体は、むしろ良かったように思った。
これまでの「乾坤一擲」っぽいレース運びしかできなかったのが、中段に控えるレースができたのは、成長の証かもしれない。
横山 典弘 騎手も、上手に乗っていたと思うし、今後にはプラスになった筈だ。

本当に取捨が難しかったドリームジャーニーが優勝した訳だが、馬自身も「旬」を迎えて挑んでのレースで、結果が伴ったのは見事。
ただ、やはり「ハイペース」の展開に恵まれた感は否めない。
右回りがどうとか、左回りがどうとか…は、あまり関係がないように感じる。
血統的にも奥手で、このレースを勝つタイミングも良かったと言えるが、一瞬しか切れる足を使えないという「弱点」は、抱えたまま明け6歳を迎える。
私の独断で言わせてもらうなら、このタイミングで種牡馬入りした方が、はくがついて良いのではないだろうか?
いずれにしても、来年がこの馬にとって、本当に試金石になるだろう。

今後の楽しみは、4着で▲に推したフォゲッタブルだろう。
ようやく「母 エアグルーヴ」の大物が出現したと言って良いかもしれない。
伸びしろが大きいだけに、来年以降の成長と飛躍に大いに期待したい。

しかし、思い返すと、今年の秋競馬は「8歳(=オジサン)馬」の活躍が目立った感がある。
カンパニーのGI2連勝や、このレースのエアシェイディの2年連続3着が、それを物語っている。

競馬界で「オジサン」が頑張ったので、景気は未だに冷え込んでいるが、「オジサンパワー」で、来年も、仕事も競馬も、頑張りたいねぇ…

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