6日もエントリーを見送って、放置してしまって…。
結構忙しくしていたもので…。
(病気だったのではありません。その点はご心配なきよう。)
しかし、今季の冬は「暖冬」との予報だったのに、しっかり寒い日が続いていて、あまりの寒さに、凍えてしまいそうです。
読者の皆様も、どうか御身体をご自愛くださいませ。
さて、拙ブログの読者なら、ご存じの、このシリーズ。
そうです。明川 哲也 さんの登場です。
朝日新聞の「こころ」のコーナーの『悩みのレッスン』というコラムの回答者として、4週間に一度のペースで登場されています。
今月に再開した、このシリーズ…本格的に進めていきたいと思います。
2007年6月1日に紹介した「『ゆるゆる教』のすすめ」のような、素晴しい「明川ワールド」を、今回も読者の皆さんに堪能していただけるでしょうか。
今回は、昨年10月25日に登場した分を紹介しますが…期待通りです。
では早速、紹介したいと思います。
紹介するのは、広島県にお住まいの、18歳の大学生の女性の方の相談に対する回答です。
相談事は、私は今年春、大学の自然科学系の学科に入学したが、最近気になる事がある。人間は理論や実験を通じて様々な発見をしてきて、その探求は今もなお続いている。こうした学問という人類の営みは、この世の創造者(神)の意思が隠されていると思う。人間は創造者により何かを試されている気がしてならない。そう考え出すと、人間という存在について、不思議に思う気持ちがとまらない。神は我々に何をさせようとしているのか。我々はどこへ向かっているのだろう。ぜひ、お考えを聞かせて欲しい…という内容。
実に難しい事を考えながら、大学生活を送っているようですね。私は、こんなこと考えた事もないです。
私も、大学1年生の時に必修で哲学の講義を受けましたが、国語力もないので、さっぱり分かりませんでした。
でも、哲学の試験で「優(=A)」が取れたのですから、不思議な感じが今ではしています。私から、相談者に回答するには、難しすぎてできません…。
ところが、そんな哲学的な相談者に対し、明川さんは、以下のように、絶妙な回答をしています。
以下、記事を全文引用して紹介しましょう。
*************************************
信仰がなく、信念しかないので、神や創造者という言葉をあなたのように無造作に使うことができません。では、ボクの信念の中に神に匹敵する存在はないのかというと、どうやらボクはトータルで宇宙そのものを、あなたが言うところの神だと捉えているようです。
宇宙は、人間に何を課したのか。それは宇宙を見ること、聴くこと、感じることだとボクは考えています。なぜなら宇宙を意識できる命が全くないのなら、その存在は明らかにならず、消滅してしまうからです。宇宙はまさに存亡をかけて、不可分のものとして我々を生んだのでしょう。これは以前にも紹介した人間原理と呼ばれる考えですが、はるか昔から禅を貫く感性のひとつでもありました。
しかしもちろん、こうした感じ方は人それぞれです。カレーには福神漬けというような定番の答えがあるわけではないのです。ラッキョウじゃないと嫌という人もいるでしょうし。ですから、あなたの問い掛けに対する答えは、あなた自身が一生を生き、考え抜くことによってのみ追究されるのだ、という言い方しかボクにはできません。
問い掛け続けることです。一片の雲、一枚の葉の煌めきも見逃さない心です。なぜなら、そうした現象は宇宙の一部でありながら、すべてあなたとつながっているような気がするからです。そしてつながることであなたも輝く。どれだけ科学技術が進歩しても、この大いなる調和には程遠いでしょう。宇宙の希望をボクはそこに見ます。
*************************************
なるほど…。
でも、やっぱり私には難しいです。
人間が、たとえ「神」から生まれたとしても、人類全員が「同じ」なわけではないですから、宇宙の中に、千差万別な存在として生き続けている…と考えれば良いのかもしれませんね。
科学技術が、どんなに進歩しても、科学技術では解明できない「永遠」のテーマかもしれません。
いやぁ~どこまでその明川さんの「世界」は、「深く」て「広く」のでしょうかね。
順調なペースですと、次のご登場は、1月24日頃と思われます。
今回紹介した分を含めて、以前の明川さんの回答記事をいくつか保管していますので、次のご登場の分を含めて、順次紹介していきましょう。
この次も、どんな相談事に対し、どう回答して下さるのか…期待していますよ、明川さん。
結構忙しくしていたもので…。
(病気だったのではありません。その点はご心配なきよう。)
しかし、今季の冬は「暖冬」との予報だったのに、しっかり寒い日が続いていて、あまりの寒さに、凍えてしまいそうです。
読者の皆様も、どうか御身体をご自愛くださいませ。
さて、拙ブログの読者なら、ご存じの、このシリーズ。
そうです。明川 哲也 さんの登場です。
朝日新聞の「こころ」のコーナーの『悩みのレッスン』というコラムの回答者として、4週間に一度のペースで登場されています。
今月に再開した、このシリーズ…本格的に進めていきたいと思います。
2007年6月1日に紹介した「『ゆるゆる教』のすすめ」のような、素晴しい「明川ワールド」を、今回も読者の皆さんに堪能していただけるでしょうか。
今回は、昨年10月25日に登場した分を紹介しますが…期待通りです。
では早速、紹介したいと思います。
紹介するのは、広島県にお住まいの、18歳の大学生の女性の方の相談に対する回答です。
相談事は、私は今年春、大学の自然科学系の学科に入学したが、最近気になる事がある。人間は理論や実験を通じて様々な発見をしてきて、その探求は今もなお続いている。こうした学問という人類の営みは、この世の創造者(神)の意思が隠されていると思う。人間は創造者により何かを試されている気がしてならない。そう考え出すと、人間という存在について、不思議に思う気持ちがとまらない。神は我々に何をさせようとしているのか。我々はどこへ向かっているのだろう。ぜひ、お考えを聞かせて欲しい…という内容。
実に難しい事を考えながら、大学生活を送っているようですね。私は、こんなこと考えた事もないです。
私も、大学1年生の時に必修で哲学の講義を受けましたが、国語力もないので、さっぱり分かりませんでした。
でも、哲学の試験で「優(=A)」が取れたのですから、不思議な感じが今ではしています。私から、相談者に回答するには、難しすぎてできません…。
ところが、そんな哲学的な相談者に対し、明川さんは、以下のように、絶妙な回答をしています。
以下、記事を全文引用して紹介しましょう。
*************************************
信仰がなく、信念しかないので、神や創造者という言葉をあなたのように無造作に使うことができません。では、ボクの信念の中に神に匹敵する存在はないのかというと、どうやらボクはトータルで宇宙そのものを、あなたが言うところの神だと捉えているようです。
宇宙は、人間に何を課したのか。それは宇宙を見ること、聴くこと、感じることだとボクは考えています。なぜなら宇宙を意識できる命が全くないのなら、その存在は明らかにならず、消滅してしまうからです。宇宙はまさに存亡をかけて、不可分のものとして我々を生んだのでしょう。これは以前にも紹介した人間原理と呼ばれる考えですが、はるか昔から禅を貫く感性のひとつでもありました。
しかしもちろん、こうした感じ方は人それぞれです。カレーには福神漬けというような定番の答えがあるわけではないのです。ラッキョウじゃないと嫌という人もいるでしょうし。ですから、あなたの問い掛けに対する答えは、あなた自身が一生を生き、考え抜くことによってのみ追究されるのだ、という言い方しかボクにはできません。
問い掛け続けることです。一片の雲、一枚の葉の煌めきも見逃さない心です。なぜなら、そうした現象は宇宙の一部でありながら、すべてあなたとつながっているような気がするからです。そしてつながることであなたも輝く。どれだけ科学技術が進歩しても、この大いなる調和には程遠いでしょう。宇宙の希望をボクはそこに見ます。
*************************************
なるほど…。
でも、やっぱり私には難しいです。
人間が、たとえ「神」から生まれたとしても、人類全員が「同じ」なわけではないですから、宇宙の中に、千差万別な存在として生き続けている…と考えれば良いのかもしれませんね。
科学技術が、どんなに進歩しても、科学技術では解明できない「永遠」のテーマかもしれません。
いやぁ~どこまでその明川さんの「世界」は、「深く」て「広く」のでしょうかね。
順調なペースですと、次のご登場は、1月24日頃と思われます。
今回紹介した分を含めて、以前の明川さんの回答記事をいくつか保管していますので、次のご登場の分を含めて、順次紹介していきましょう。
この次も、どんな相談事に対し、どう回答して下さるのか…期待していますよ、明川さん。
w(°□°)w
「明川哲也」で検索すると、明川さんご本人のブログと、「明川哲也の俺が聞いちゃる」の次に表示されますね。
\( ̄∀ ̄)/
明川さんのブログには、以前「世界でたった一冊の本」というコーナーがありました。
それを通じて明川さんの本を申し込めば、ご本人のサインと、購入者の悩み事への一言メッセージを入れて頂けたのです。
もちろん、本の定価と送料のみで
v(o^▽^o)v
代金は「本が届いた後に振込み」という形がとられていたのですが、本と同封されていた代金明細の書かれた紙には、
「お金がある時に
お近くの郵便局でお振込ください。」
と、やさしい文字が。
( ;ω;)
すいません、続いちゃいます。
m(._.)m
そしたら、なんと!
ご本人から、返信を頂いちゃいました
ヽ( ◎Д◎)ノ
普通では、有り得ないことですよね~。
そして、私にとってのその本は、明川さんの真摯な姿勢とあたたかさが、本全体から伝わってくる、まさに「世界でたった一冊の本」になりました。
明川さんの新聞記事から伝わってくる、やさしさの秘密はこんな所にあるのではないかと思い、長々と書かせて頂きました。
ちなみに、私の家は朝日新聞ではないので、このブログを楽しみにしています。
o(^ω^)o
これからも、お体に無理をされぬよう、たまに更新して下さいませ。
長い文章を読んで頂いて、ありがとうございました。
ようこそいらっしゃいました。
私のブログが「明川哲也」で検索すると3番目とは、びっくりしています。
私自身が書いた『ゆるゆる教のすすめ』が、このシリーズの始まりのきっかけです。
毎回、絶妙な回答なので、面白くて紹介しています。
明川さん、人間ができているから、どんな悩みの相談も受けられるのでしょうね。その「ヘルプ」の声を漏らさず聞けるところが、凡人にはできないことでしょう。お便りの返事も書けるのも、納得できますよね。
ネタは、まだまだストックしていますので、あまり出し惜しみせずに紹介していこうと思っています。
こんな拙いブログですが、今後とも宜しくお願いします。
先ずは、コメントを頂戴した事に対し、心より御礼まで。