Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

『単一暖房具依存症』の治し方

2009-10-24 07:18:38 | 明川 哲也 さん
2年ぶりとなった、台風18号の上陸。
この台風が、一気に季節を「秋」に変えていってるような気がするのは、私だけではないのかもしれません。

そうなると、「冬」も駆け足でやってきそうですね。

さて、拙ブログの読者なら、ご存じの、このシリーズ

そうです。明川 哲也 さんの登場です

朝日新聞の「こころ」のコーナーの『悩みのレッスン』というコラムの回答者として、4週間に一度のペースで登場されています。

今月に再開した、このシリーズ…本格的に進めていきたいと思います。

2007年6月1日に紹介した「『ゆるゆる教』のすすめ」のような、素晴しい「明川ワールド」を、今回も読者の皆さんに堪能していただけるでしょうか

今回は、2月28日に登場した分を紹介しますが…期待通りです。

では早速、紹介したいと思います


紹介するのは、埼玉県にお住まいの、16歳の高校生の女性の方の相談に対する回答です。

相談事は、私は極度の寒がりで、冬が大の苦手。自分の部屋で勉強をしようと思っても、あまりに寒く、リビングのストーブの前を離れたくなくなってしまう。問題は、勉強ができなくなること。ストーブの前で勉強出来れば良いが、独り占めする格好になるのでそれも出来ない。気がついたら結局ストーブの前で1,2時間ぼーっと経ってしまい、「勉強は明日やればいいや」と思うことを繰り返してしまう。でも成績が落ちるのは困る。どうすれば冬も時間を無駄にせず過ごせるのだろうか…という内容。

実は、私も、暑がりだけど、寒がりでもあるというややこしい体質です。
でも、冬は「重ね着」をすれば乗り越えられるので、夏の猛暑よりは好きな方です。
私のように、重ね着ではだめなの?…と回答しそうです。

ところが、そんな相談者に対し、明川さんは、以下のように、絶妙な回答をしています

以下、記事を全文引用して紹介しましょう。

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 ストーブの前でぼーっとしちゃうから冬は何もできなくなる。これはあなただけではなく、実に多くの人が口にする言葉です。ボクは勝手に「単一暖房具依存症」と呼んでいます。メーンとなる暖房具が決まっているため、その前から動けなくなる症状のことです。
 考え方を改めましょう。温かいのが好きなあなたこそ、冬はたくさんの暖房具を楽しめるパラダイス。電気やガスの器具ばかりではなく、湯たんぽを抱く、たまには猫を抱く、釣り用ベストに携帯カイロを入れまくる、超厚着、家族でおしくらまんじゅう、エア相撲など方法はいくらでも浮かびます。単一暖房具から逃れ、組み合わせを楽しむことによって生活にメリハリが付き、あなたの活性度を高めるという作戦です。
 大人ならここに熱燗をやる選択肢も入るのですが、お酒は両刃の剣、大事な会見の前に飲み過ぎたりすると国際的にひんしゅくを買ったりして、いきなり人生の冬を味わうことになります。
 ああ、人生の冬。これはきついです。本人に原因があるにしろないにしろ、その巡り合わせはたいていの人にやってきます。
 そんな時こそ避けたいのが単一暖房具依存症。広い視野を持てば、日々を温める方法は色々とあるものです。お決まりの価値観で硬直するのではなく、それぞれの人が温まる方法を考える時代に今の日本は突入しました、なんてことを考えてみるのも高校生の勉強のひとつかもしれません。

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なるほど…

これから、今年度の「冬」を迎えるにあたっては、すこぶる良いヒントになりますね。

それにしても、「単一暖房具依存症」ですか…明川さんならではの表現ですね

その「単一暖房具依存症」から立ち直るには、「人生の冬」を避ける形で、ある種、研究課題として、逃れる方法を見出す…。

私も、「お酒」と「重ね着」とは別の方法を、頭を柔らかくして考えて、来る冬に備えたいと思いますね。


いやぁ~どこまでその明川さんの「世界」は、「深く」て「広く」のでしょうかね

このペースですと、次のご登場は、前回の記事にも書きましたが、明日10月25日頃と思われます。

今回紹介した分を含めて、以前の明川さんの回答記事を、「物が捨てられない根性」で4回分保管していますので、次のご登場の分を含めて、順次紹介していきましょう

この次も、どんな相談事に対し、どう回答して下さるのか…期待していますよ、明川さん

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