『応援指導部』に入部し、一通り「しきたり」も覚えた小生。
いよいよ、他の同級生部員達と一緒の練習メニューに入れる…と、期待したのも束の間でした。
一番「肝心なこと」を忘れてはなりません。
そうです。
『応援指導部』の部員なのに、校歌や応援歌を歌えなければ、全く意味がないですし、練習になりません。
「一新入生」として、「応援指導」を受け、校歌や応援歌がたくさんあることや、応援のパターンも様々あることは、「おぼろげ」ながら知ってはいましたが、今度は違います。「おぼろげ」なんかでは済まされません。今度は「当事者」ですから。
早速、校歌・応援歌の歌詞が載っている藁半紙1枚を先輩から手渡され、学生の本分である「教科書」を広げることはそっちのけで、この歌詞が載る藁半紙と「格闘」の日々が続きました。
「1年6組」に属していた小生は、教室では一番後ろの一番廊下に近い位置に席がありましたので…「内職」にはもってこいの席でしたね。
小生に、校歌や応援歌を「メロディー」までご教示くださったのは、確かK先輩ではなかったかと記憶しています。(ちなみにK先輩は、芸術選択科目が「音楽」でした。)
ところで、小生の母校は、小生が現役当時は、以下の校歌・応援歌がありました。
・校歌(現在の東京藝術大学が作曲。詳しくはこちら)
・第一応援歌『秩父の嶺』(全部歌いきっても、たったの30秒。)
・第二応援歌『若き血潮』(こちらは全部歌いきると、2分30秒と長い。)
・応援歌『春高健児』(野球応援で、得点が入ったときのみ歌われる。)
・学生歌『母校よ春高』(歌詞は2番だが、ステージ演技では3番構成。2番がメロディーにあわせて「口笛」となる。)
・『春高音頭』(ステージ演技では、メインリーダーは羽織・袴に身を包み、別名「たこ踊り」を披露します。)
・『赤城おろし』(現役当時は「寮歌」と呼んでいた。現在はどういうわけか「送迎歌」となっている。)
「歌詞」が付いている曲はこんなところですが、この全てを歌えなければいけません。
とにかく必死で覚え、2年生の先輩が「先生」役となり、歌詞を覚えて歌えるかどうかの「テスト」までありました。
どんなに遅くなっても、それに「合格」できるまでは、「テク」と呼ばれる練習には、参加できません。
必死になれば何とかなるもので、小生も3日程度で完全に何とか覚えられ、「合格」することができました。
他の同級生部員達よりそうでなくても「遅れ」を取っているのですから、本当に必死だったことを覚えています。
校歌と応援歌を覚えてしまえば、「テク」の練習に参加できるようになります。
後は、覚えることとしたら、応援曲『勇者春高』と、伝統極めつけ『勝利の拍手』と『撃滅の拍手』のテクの流れと、実際に野球応援で披露するテクを覚えれば、練習はどうにかついていけるようになります。
ただ、全体練習に参加するまでは、やはり「テク」の練習メニューを一通りしっかり覚える必要があるので、もう暫くは2年生の先輩が入れ替わり立ち代りで「付きっ切り」になり、これをご教示頂き、できるようになれば、晴れて全体練習に参加できることになります。
何度も申し上げますが、「1年生部員も即戦力」は本当なので、6月第2週目に行われる文化祭でのステージ演技には、「応援」に必要な全ての知識を身体で覚える必要があります。
その1ヶ月前から、そのための練習に入るので、その時には全体練習に加わっている必要があるのです。
まだまだ「必死」の日々が続くことになるのでした…。
(おかげで、身体中で「疲労」を感じているので、よく眠れましたが…。)
(次回に続く。)
いよいよ、他の同級生部員達と一緒の練習メニューに入れる…と、期待したのも束の間でした。
一番「肝心なこと」を忘れてはなりません。
そうです。
『応援指導部』の部員なのに、校歌や応援歌を歌えなければ、全く意味がないですし、練習になりません。
「一新入生」として、「応援指導」を受け、校歌や応援歌がたくさんあることや、応援のパターンも様々あることは、「おぼろげ」ながら知ってはいましたが、今度は違います。「おぼろげ」なんかでは済まされません。今度は「当事者」ですから。
早速、校歌・応援歌の歌詞が載っている藁半紙1枚を先輩から手渡され、学生の本分である「教科書」を広げることはそっちのけで、この歌詞が載る藁半紙と「格闘」の日々が続きました。
「1年6組」に属していた小生は、教室では一番後ろの一番廊下に近い位置に席がありましたので…「内職」にはもってこいの席でしたね。
小生に、校歌や応援歌を「メロディー」までご教示くださったのは、確かK先輩ではなかったかと記憶しています。(ちなみにK先輩は、芸術選択科目が「音楽」でした。)
ところで、小生の母校は、小生が現役当時は、以下の校歌・応援歌がありました。
・校歌(現在の東京藝術大学が作曲。詳しくはこちら)
・第一応援歌『秩父の嶺』(全部歌いきっても、たったの30秒。)
・第二応援歌『若き血潮』(こちらは全部歌いきると、2分30秒と長い。)
・応援歌『春高健児』(野球応援で、得点が入ったときのみ歌われる。)
・学生歌『母校よ春高』(歌詞は2番だが、ステージ演技では3番構成。2番がメロディーにあわせて「口笛」となる。)
・『春高音頭』(ステージ演技では、メインリーダーは羽織・袴に身を包み、別名「たこ踊り」を披露します。)
・『赤城おろし』(現役当時は「寮歌」と呼んでいた。現在はどういうわけか「送迎歌」となっている。)
「歌詞」が付いている曲はこんなところですが、この全てを歌えなければいけません。
とにかく必死で覚え、2年生の先輩が「先生」役となり、歌詞を覚えて歌えるかどうかの「テスト」までありました。
どんなに遅くなっても、それに「合格」できるまでは、「テク」と呼ばれる練習には、参加できません。
必死になれば何とかなるもので、小生も3日程度で完全に何とか覚えられ、「合格」することができました。
他の同級生部員達よりそうでなくても「遅れ」を取っているのですから、本当に必死だったことを覚えています。
校歌と応援歌を覚えてしまえば、「テク」の練習に参加できるようになります。
後は、覚えることとしたら、応援曲『勇者春高』と、伝統極めつけ『勝利の拍手』と『撃滅の拍手』のテクの流れと、実際に野球応援で披露するテクを覚えれば、練習はどうにかついていけるようになります。
ただ、全体練習に参加するまでは、やはり「テク」の練習メニューを一通りしっかり覚える必要があるので、もう暫くは2年生の先輩が入れ替わり立ち代りで「付きっ切り」になり、これをご教示頂き、できるようになれば、晴れて全体練習に参加できることになります。
何度も申し上げますが、「1年生部員も即戦力」は本当なので、6月第2週目に行われる文化祭でのステージ演技には、「応援」に必要な全ての知識を身体で覚える必要があります。
その1ヶ月前から、そのための練習に入るので、その時には全体練習に加わっている必要があるのです。
まだまだ「必死」の日々が続くことになるのでした…。
(おかげで、身体中で「疲労」を感じているので、よく眠れましたが…。)
(次回に続く。)
他の同級生部員と比べて遅れをとった分、覚えねばならない事の早さが要求されますね。同時期に入部すれば覚えるペースも同期と同じにはるのですが、彼らに追いつく為にはかなりのハイペースにならざるを得ないのでしょうね。
ましてや、校歌、応援歌を覚えるなんて野球部が甲子園に出場し、ガンガン活躍しない限り外部の人には分からないだろうし、一年生も最初の一学期においては覚えられない生徒も多いのでは?
あの校歌を学生として歌いたい。
など有名大学ともなれば入学前に校歌、応援歌を唄える学生は多くいますが、高校となるとちょっと難しいでしょうね。
ましてや春高健児は唄う機会も少なく仲々覚え切れなかったのでは?
当時、野球部の一試合の平均得点が0.28だったとか…
失礼致しましたm(_ _)m
ですが私は春高の校歌、応援歌は唄えますよ!
いずれ甲子園のアルプス席で唄える事を願ってます!
因みに私が通っていた高校の校歌は覚えておりません…
でも、応援団は1日中、腕を振って応援するので、とても、腕が疲れた思い出があります。
学校によっては、応援団の振りが違うので、そこのところが面白いところです。
3・3・7拍子も各校、違うので面白です。
1~2曲ぐらい、何か曲を覚えた記憶がおぼろけながらあります。応援団の練習はとにかく厳しいかったです。
いつも、『応援団』カテゴリ記事へのコメント、本当にありがとうございます。
レギュラー出演…嬉しいです。
『他の同級生部員と比べて遅れをとった分、覚えねばならない事の早さが要求されますね。同時期に入部すれば覚えるペースも同期と同じにはるのですが、彼らに追いつく為にはかなりのハイペースにならざるを得ないのでしょうね。』
はい。そうでしたね…。必死でした。
そんなに『臙脂』まで時間がないので…特に必死でした。
『ましてや、校歌、応援歌を覚えるなんて野球部が甲子園に出場し、ガンガン活躍しない限り外部の人には分からないだろうし、一年生も最初の一学期においては覚えられない生徒も多いのでは?』
と、思います。
小生が現役当時は、野球も今ほど強くはなかったので…ご指摘の通り『春健』なんて、なかなか流れないから、今の生徒たちのようには歌える者は少なかったと認識しています。
その点、凄いです、今の生徒たち。
校歌・秩父・春健は、すぐに諳んじられるので…。
頼もしいです。
『ですが私は春高の校歌、応援歌は唄えますよ!
いずれ甲子園のアルプス席で唄える事を願ってます!』
ご声援、誠にありがとうございます。
小生も、もし甲子園出場なら…多分涙を流しながら、球児達をアルプススタンドから眺め、小生自身も現役当時の体力を取り戻して、いつでもメイン台に立てるように体を鍛えるでしょうね(笑)。
●Logical Spaceさんへ。
『応援団は1日中、腕を振って応援するので、とても、腕が疲れた思い出があります。』
結構これが大変なんですよね。
そのために、英語とか手話じゃないですが、毎日のように練習するわけです。
でないと、なかなか身につかないです。
『学校によっては、応援団の振りが違うので、そこのところが面白いところです。3・3・7拍子も各校、違うので面白です。』
そうなんです。
我が母校に至っては、三・三・七拍子がありません。
その代わり、他に類を見ない『一→二→六→五→三拍子』と続く『撃滅の拍手』があります。
小生は、リーダー幹部当時、この拍手演技のメインリーダーでした。(ダブルメインの「主」の方です。)
これからも、厳しい練習の内容も含めて、リアル感たっぷりにこのシリーズ記事をお届けしたいと思います。
先ずは、コメントを頂戴したお二方に、お礼まで。
私は大学生の経験はないのですが、現在とある大学で勤務しているため、昔から興味を持っていた応援団に再び興味を持つようになりました。最近は動画サイトにも、六大学の応援団の動画がアップされており、各大学の応援に感動しました。「六旗の下に」の存在もネットで知り、今年、初めて観に行くことにしました。
そんな折、こちらのブログに巡り会うことができ、ますますのめり込んでおります。
日頃から鍛錬を重ね、誇りを胸に、力強く応援する姿は、アスリートのように美しいと思います。その美しい魂の舞を観られる日が、今から楽しみです。
長々と失礼いたしました。
ようこそ、拙ブログへいらっしゃいました~。
大歓迎ですよ(笑)。
小生も、翌日が母校の文化祭で、OB会があるので、『六旗』に出陣します。
これは、凄い事になりそうです…。
小生、当日の身なりをブログで教示してから『六旗』に出かけるので、探してみて下さい。
ちょっとしたオフ会になりそうです…。
嬉しい悲鳴かもしれませんね。
このシリーズ記事…まだまだ終わりませんので、気軽に末永くお付き合い下されば幸いです。
これからも、気軽にお立ち寄り下さい。
そして、コメント欄を存分に「汚して」くださいね。
これからも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
先ずは、コメントをを頂きましたことに、お礼まで。