Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

チャリティーマッチで力強く、自らのゴールで、日本中を元気にした、「キングカズ」三浦 知良 選手!

2011-03-31 23:59:58 | サッカー全般


読者の皆様、こんばんは。

管理人のDanchoです。

先ずは、「東北地方太平洋沖地震」(東日本大震災)で犠牲になられた皆様に対し、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
また、被災され、多くのものを失ってしまった皆様、今もなお避難生活を余儀なくされている皆様に対し、謹んでお見舞い申し上げます。

更新した日付は、3月31日としていますが、只今、3月30日、20時25分頃です。

昨日、長居スタジアムで行われた、サッカーの復興支援試合(チャリティーマッチ)、凄かったですね。
とりわけ、「サッカー選手は、サッカーで恩返しするしかない」と、強い決意でこの試合に臨んだ、「キングカズ」こと、三浦 知良 選手…素晴らしかったですね。

復興への祈り込めたゴール!届け勇気のカズダンス(スポーツニッポン) - goo ニュース

***************************************

 カズが希望の1点を決めた。東日本大震災の復興支援試合は大阪・長居スタジアムに4万観衆を集めて行われ、日本代表が2―1で勝った。最大の見せ場を作ったのはJリーグ選抜のFW三浦知良(44=J2横浜FC)だ。後半途中から出場したカズは0―2の後半37分に右足で鮮やかにゴール。試合前に両チーム主将がメッセージを発信、全員が黙とうし、喪章をつけてプレーした一戦で千両役者が被災者に勇気を与えた。この試合の収益は全額、被災地支援のため寄付される。

 腰をくねらせ、軽やかにステップを踏んだ。カズダンスに大歓声が起こる。左手を股間にあて、被災地復興への祈りを込めて、右手人さし指を天高く突き上げた。「やっていいのか、迷いがあった。でも日本中が少しでも明るくなってくれれば、と。微力ながら踊らせていただきました」。被災者の気持ちを考え、逡巡(しゅんじゅん)もあった。しかし、明るく振る舞うことが復興への第一歩になると強く信じた。

 やはり千両役者だ。「今でも憧れ」と話す日本代表との真っ向勝負。ピッチに立ったのは後半17分。0―2で迎えた後半37分。DF闘莉王が頭で落としたボールに走り込んだ。

 ここからが真骨頂だ。「前半からカズコールは聞こえていた。でもあまりゴールを強く意識すると硬くなるからね」。決定機に無心になれる。正確に右足を振る。希望を運ぶ放物線はゴール右隅に消えた。

 その瞬間、敵味方の垣根は消えた。サッカー界が一つになった。ゴールを奪われたGK東口は「GKとしてはダメだけど、いい思い出になる」と勝敗を忘れた。MF中村俊は「一番(復興への)気持ちがあるから(カズに)ボールが転がってくる」と“サッカーの神”に感謝した。FW佐藤は「鳥肌が立った」とうなった。

 そんなカズも実は人知れず葛藤していた。この時期にサッカーの試合をやるべきなのか。小笠原や関口から聞く被災地の現状は耳をふさぎたくなるものばかり。「生き抜くという勇気をもらっているのは僕らの方かもしれない。今、被災地に必要なのはサッカーではなく医療や食料などの物資のはず。でも僕が現地で炊き出ししたりすることはできない。サッカー選手は全力でプレーするしかない」。自分にそう言い聞かせていた。

 東北に知人の少ないカズは震災後、95年の阪神大震災を経験した神戸の知人と積極的に連絡を取っている。被災地の苦しみを肌で感じるためだ。「彼らは被災地に何が起きているか、何が必要かを冷静に教えてくれる。まだ節約の意識だって根付いている」。さしっ放しだったコンセントを必ず抜くなど節電の意識も高くなったという。

 世界に中継された一戦で大きな仕事をやってのけた。「44歳になったけど、僕はサッカーで諦めたことは一度もない。今、苦しんでいる人も絶対に諦めてほしくない。そういう思いでプレーしました」。その思いは東北の空にも届いたに違いない。

***************************************

凄く大きな意味を持つ試合で、チャンスがやってきて、見事にそれに応えるのですから、繰り返しになりますが、素晴らしい…その一言しかありません。

「神懸かり」的な面もあるのかもしれませんが、それを引き寄せてのゴールと見て良く、こういう選手を「スター」と呼ぶのでしょう。
間違いなく、三浦選手の「魂のゴール」は、東日本で大震災に遭難された皆様の心に届いたと思うし、勇気づけられたと思います。


さて、リンク先の記事を全文引用して上記の様に紹介したのですが、強調した部分…私も、考えていました。

ブログで、お悔やみやお見舞いを申し上げ、募金したり、救援物資を届けることしかできない私は、これで本当に良いのだろうか…と。

復興ボランティアに出かけたい気持ちも大いにありますが、nanaponさんが、とあるルートで紹介なさっていた、こちらのブログの記事を拝読すると、相当の覚悟で出かけなければならない…と、身が引き締まりましたし、やはり三浦選手の様に、「できない事を無理してやってもダメ」というのが正解の様な気がします。風屋さんこの記事を拝読すると、尚更の事です。

風屋さんの仰る通りで、ネガティブな思考に迷い込んで身動きとれない(というよりとらないし、とったとしても批判のみ)よりも、今現在の私のおかれている状況の中で、できる限りの事を、できる範囲でやることが、結果的には、被災された皆様の「励まし」になると信じて、私はやる事にします。

勝間 和代 さんが、「できる人が、できることを、できる範囲で」と仰っています。ご自身でこれを『3D』と仰っていました。今流行りの「三次元(3D)」と、Wコロンねずっちさんのお株を奪う様な「謎かけ」の様にかけていますから、覚えやすくて良いですね。

そんな、勝間さんが提唱なさっている『3D』の精神で、頑張りたい…そう思う次第です。

皆様、一緒に頑張りましょう!。

Comments (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3月30日(水)のつぶやき | TOP | 大海原を見る自由 »
最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
春なのに… (烈)
2011-03-31 18:24:24
地震の後、仕事柄「これでいいの?」と感じる場面が多々あり、落ち込み気味でした。

何に元気づけられるかは人それぞれ。
歌であったり、スポーツであったり…
子どもの笑顔や自然の移ろいかもしれない。

自分になにができるだろうと考える時があるけれど
今、私にできるのは本当に節電、募金しか思い浮かばないです。
ただ、肝に銘じたのは「忘れない」ことです。


先日のプロ・大学交流戦で盛岡一出身の菊池君が投げるのを初めて見ました。
リーグ戦で彼が投げる試合を応援できるのを心待ちにしています。
春近しですが… (Dancho)
2011-03-31 22:13:17
烈さん、こんばんは。

コメント、ありがとうございます。

この記事でも書きましたが、私も「こんなんで、自分、良いのだろうか…」と考えました。しかし、紹介したブログを拝読すると、ボランティアに出かけるという事は、それなりの覚悟が必要で、「困ったボランティア」になってしまうと…と思うと、やはり「覚悟」ができていない状態では、出かけられないと…。歯がゆいのですが、やはりできることを精一杯やるほかにないと言い聞かせて、仕事に臨んでいます。

仰る様に、これは「リアルな現実」で、共有しなければならない事実ですから、私も忘れない様に!…と思っています。

読者の皆様から、こんな時にほぼ毎日「淡々と」ブログを更新なんて…という「不謹慎」という声も聞こえる気も確かにするのですが、現実として真剣に向き合い、自分なりの答えを見出すためにも、その時思ったり感じた事を書く様にしています。
今まで「不謹慎」という言葉に対し、まるで「腫れものに触る」感覚で接していきましたが、感じ方も人それぞれなので、そういう「モノサシ」を気にしても…という感覚で、書いています。

春近しですが、それでも何となく気持ちが晴れません。しかし、確実に「春」は近付いていますね。

「球春」も近い事を願うばかりです。

先ずは、コメントを頂いた事に対し、心より御礼まで。

Recent Entries | サッカー全般