この一週間、蟻の大量発生に頭を悩ませていたのに、今日は一匹も出ません。久しぶりに雨が降っただけで、こんなに違うとは。
二日も更新をさぼったので、今日は二本立て。本日第二弾はブックレビューです。さて、皆さんは「リア充」という言葉をご存知でしょうか?ご存じない方のために説明すると、「リア充」とは「リアル(現実)世界で充実した生活を送っている人」を縮めたものです。(反対語としてキモオタがあります)
引っ込み思案だったり、消極的な性格のせいで、人付き合いが苦手な人にとって、「リア充」とは、ひがみ(と少しの憧れ)の対象なのです。
前置きが長くなりましたが、そんなリア充=本当の生き方という考えを一刀両断する本が、今回ご紹介する『<リア充>幻想』です
この本は、秋葉原無差別殺傷事件の容疑者を論の中心において、仲正 昌樹氏がインタビュアーの質問に答えるという形で論が展開していきます。どちらかといえば、社会に適応するのが難しく、くすぶっている男性をメインに取上げています。
バブル以降、彼氏彼女が居ることが絶対的に「善いこと」のようにする風潮は、以前よりおさまったとはいえ、根強く残っています。
ネット上の論調は去年のネット流行語の「※ただしイケメンに限る」にも現れているように
彼女が居る→モテる=イケメン&リア充
彼女が居ない→モテない=不細工、キモオタ
という単純な二元論に収斂し、そこから先を考えようとしない風潮があります。そこに著者は切り込んでいくわけです。リア充が常に面白おかしく生活するわけでもないし、キモオタが常に不幸で湿っぽい人生を送っているわけでもないのは、考えなくても分かることですから。
最近さかんに言われている人間力やコミュ力といった漠然とした能力にも、疑問を投げかけています。
自分は不幸だ、自分には○○がない、他の人がうらやましい、妬ましい・・・といった考えを抱く前に、是非この本を一読してみてはいかがでしょうか。
ただちょっと残念だったのが、たとえがちょっと古い一面があること。いくらなんでもイケメンの代表がキムタク、券\人の代表が小室哲哉って・・・(揚げ足取りですね。)
二日も更新をさぼったので、今日は二本立て。本日第二弾はブックレビューです。さて、皆さんは「リア充」という言葉をご存知でしょうか?ご存じない方のために説明すると、「リア充」とは「リアル(現実)世界で充実した生活を送っている人」を縮めたものです。(反対語としてキモオタがあります)
引っ込み思案だったり、消極的な性格のせいで、人付き合いが苦手な人にとって、「リア充」とは、ひがみ(と少しの憧れ)の対象なのです。
前置きが長くなりましたが、そんなリア充=本当の生き方という考えを一刀両断する本が、今回ご紹介する『<リア充>幻想』です
この本は、秋葉原無差別殺傷事件の容疑者を論の中心において、仲正 昌樹氏がインタビュアーの質問に答えるという形で論が展開していきます。どちらかといえば、社会に適応するのが難しく、くすぶっている男性をメインに取上げています。
バブル以降、彼氏彼女が居ることが絶対的に「善いこと」のようにする風潮は、以前よりおさまったとはいえ、根強く残っています。
ネット上の論調は去年のネット流行語の「※ただしイケメンに限る」にも現れているように
彼女が居る→モテる=イケメン&リア充
彼女が居ない→モテない=不細工、キモオタ
という単純な二元論に収斂し、そこから先を考えようとしない風潮があります。そこに著者は切り込んでいくわけです。リア充が常に面白おかしく生活するわけでもないし、キモオタが常に不幸で湿っぽい人生を送っているわけでもないのは、考えなくても分かることですから。
最近さかんに言われている人間力やコミュ力といった漠然とした能力にも、疑問を投げかけています。
自分は不幸だ、自分には○○がない、他の人がうらやましい、妬ましい・・・といった考えを抱く前に、是非この本を一読してみてはいかがでしょうか。
ただちょっと残念だったのが、たとえがちょっと古い一面があること。いくらなんでもイケメンの代表がキムタク、券\人の代表が小室哲哉って・・・(揚げ足取りですね。)
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