昨日で松の内も終わり、いよいよ新年も通常モードでスタートといったかんじですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、正月中にみたアニメーション映画『秒速5センチメートル』をレビューします。
AMAZONより転載
Amazon.co.jp
静謐で淡くささやきかけるような映像。大事な思い出をのぞき込むかのような、ささやかな世界。東京ローカルを舞台に、一組の少女と少年の初恋と、その顛末を3つの短編で描く。極めて少人数でアニメを制作する、新海誠監督の3作目となるフルデジタル作品だ。
過去にとらわれた少年は、少女と離れることで未来へ進むべき足を止めてしまう。記憶に根差す個人の時間(カイロス)と、絶対的に流れる世界の時間(クロノス)の差異の美しさと痛々しさが深い。主題歌の「One more time, One more chance」は山崎まさよしが1997年に発表した曲だが、名曲は時を超え、色あせないことを証明している。情熱的に何度も繰り返されるサビの果てにたどりつく結末を、ほろ苦いハッピーエンドと取るか、鬱なバッドエンドと取るか……。ちなみに、新海監督が制作したPV「One more time, One more chance『秒速5センチメートル』Special Edition」では、アニメ本編と対にあたる映像となっている。あわせて観るとさらに作品が深く楽しめるはず。(志田英邦)
内容(「Oricon」データベースより)
「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」の新海誠監督が、卒業と同時に離れ離れになった少年少女の淡い恋を描いた青春ラブストーリー!小学校の卒業と共に離れ離れになった少年・貴樹と少女・明里。互いに特別な思いを抱きながらも伝えられず、時間だけが過ぎて…。二人の再会を描いた「桜花抄」、少年・貴樹を別の人物の視点で描いた「コスモナウト」、2人の恋の行方を描いた「秒速5センチメートル」を収録。
とまぁ、こんな作品です。
観たのが1/2だったのですが、正直、正月に観るんじゃなかったと思いました。もっと暖かくなってからゆっくり観るのに適した作品だと思います。(タイトルの『秒速5センチメートル』は桜の花びらが舞い散る速度だそうなので、春に見ればよかったな。。。)
詳しくは上の紹介の通りなのですが、寂寥感があり、それを美しい映像がさらに引き出しているといった感じで、決して内容が悪いわけではありません。
AMAZONのレビューにもありましたが、それまでの人生の経験で、駄作にも、心に残る秀作にもなる、不思議な作品だと思います。
私にとっては、いつまでも心に残る秀作でした。たぶん、主人公のように内向的で、昔のことをうじうじ悩むタイプだからでしょう・・・
普段アニメーションを見ない方、たまにはこんな切な系アニメーション映画などいかがでしょうか?
今回は、正月中にみたアニメーション映画『秒速5センチメートル』をレビューします。
AMAZONより転載
Amazon.co.jp
静謐で淡くささやきかけるような映像。大事な思い出をのぞき込むかのような、ささやかな世界。東京ローカルを舞台に、一組の少女と少年の初恋と、その顛末を3つの短編で描く。極めて少人数でアニメを制作する、新海誠監督の3作目となるフルデジタル作品だ。
過去にとらわれた少年は、少女と離れることで未来へ進むべき足を止めてしまう。記憶に根差す個人の時間(カイロス)と、絶対的に流れる世界の時間(クロノス)の差異の美しさと痛々しさが深い。主題歌の「One more time, One more chance」は山崎まさよしが1997年に発表した曲だが、名曲は時を超え、色あせないことを証明している。情熱的に何度も繰り返されるサビの果てにたどりつく結末を、ほろ苦いハッピーエンドと取るか、鬱なバッドエンドと取るか……。ちなみに、新海監督が制作したPV「One more time, One more chance『秒速5センチメートル』Special Edition」では、アニメ本編と対にあたる映像となっている。あわせて観るとさらに作品が深く楽しめるはず。(志田英邦)
内容(「Oricon」データベースより)
「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」の新海誠監督が、卒業と同時に離れ離れになった少年少女の淡い恋を描いた青春ラブストーリー!小学校の卒業と共に離れ離れになった少年・貴樹と少女・明里。互いに特別な思いを抱きながらも伝えられず、時間だけが過ぎて…。二人の再会を描いた「桜花抄」、少年・貴樹を別の人物の視点で描いた「コスモナウト」、2人の恋の行方を描いた「秒速5センチメートル」を収録。
とまぁ、こんな作品です。
観たのが1/2だったのですが、正直、正月に観るんじゃなかったと思いました。もっと暖かくなってからゆっくり観るのに適した作品だと思います。(タイトルの『秒速5センチメートル』は桜の花びらが舞い散る速度だそうなので、春に見ればよかったな。。。)
詳しくは上の紹介の通りなのですが、寂寥感があり、それを美しい映像がさらに引き出しているといった感じで、決して内容が悪いわけではありません。
AMAZONのレビューにもありましたが、それまでの人生の経験で、駄作にも、心に残る秀作にもなる、不思議な作品だと思います。
私にとっては、いつまでも心に残る秀作でした。たぶん、主人公のように内向的で、昔のことをうじうじ悩むタイプだからでしょう・・・
普段アニメーションを見ない方、たまにはこんな切な系アニメーション映画などいかがでしょうか?