りあるえすてぇいと・にゅうす

徒然なるままに更新しておりました・・・

久々読んだ本(重いです)

2014-03-08 11:24:00 | 読んだ本あれこれ
昨日は佐村河内一色でしたね。見た目が変わりすぎていて一瞬「誰?」と思いましたが、隠しきれない胡散臭さは健在でしたね。

あと声が西田敏行氏に似てるなと思ったのは私だけでしょうか?

この騒動を楽しむためにも、週刊文春のバックナンバーと佐村河内氏著の『交響曲第一番』をご一読することをお勧めします。



さて、佐村河内はこれくらいにして、今回は読んだ本をご紹介します。

とにかく重い(内容が)

いかに社会が子供を産ませないようにしているかよくわかる一冊です。


今の時代、子供を産むまでのハードルが高くなっています
・妊娠が分かった時点で露骨な退職勧告、雇いやめ、職場の無理解・・・
・出産のための病院も少ないうえ、医師によって産前産後のサメ[トがバラバラ

産んでからもハードモード
・とにかく預ける場所がない、あっても非常に高額の保育費が必要で、経済的に恵まれた人しか入れない
・特に都市部に暮らす人ほどそれが顕著で、新米ママ&専業主婦は子育てで手いっぱいになり、近くに親がいなければ家からも出られず社会から孤立し、最悪うつになったり、子供に手を挙げてしまう

医療現場も
・激務&パワーハラスメントで若くて優秀な人材が育ちにい
・慢性的に人材不足
・訴訟リスクが非常に高いので、ちょっとでも異常があるとすぐ帝王切開

しかも政府
・3年の育児休暇だのとピンとのずれまくった政策を(アドバルーンだとおもいますが・・・)打ち出す。←まじめに考えろよこら(怒)


・・・八方ふさがりジャン。。。


私は比較的時間が取れるので、私自身がわが子の面唐ゥるのこともできるし、自分たちの親に預けることもできるので、そういったこともありません。

悲しいかな、それって今の日本では非常に恵まれた環境にいるっていうことなんですね。

子育てをしてみて、もちろんわが子がかわいい!と素直におもうのですが、自分一人でずーーーっと見続けるというのは無理だな、という思いにもかられます。

産むまでもサメ[トが必要だし、産んでからもサメ[トが必要なのだから、政府はもっと真剣に対応を考えてほしいです。

『日本を取り戻す』んでしょ?その前に子供を育てやすい環境づくりに本気で取り組まないと、日本がゆっくりと滅んでいくことになりかねないですよ。

※こういう時にいわゆる「ホシュ」の人たちは、女性は家庭にいるべきだとかなんとか言い出すんだよなぁ。

もうバカかとあほかと(古い)

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