ウリセス・ソリス対ディルセウ・カバルカ(2009/09/15)

スーパーフライ級8回戦

前IBFライトフライ級王者のウリセス・ソリス選手(Ulises Solis)が再起戦に登場。地元メキシコでパナマからのディルセウ・カバルカ選手(Dirceu Cabarca)との8回戦に判定勝利して戦線復帰しています。

ジャッジ3氏が揃って80-70とスコアしたソリス選手の完封勝利ではあったのですが、試合の立ち上がりはソリス選手の動きが非常に悪く見えて心配になるスタートでした。体格で優るサウスポーのカバルカ選手に対してプレスを掛けていくのですが、力みが感じられて鈍く映る元ライトフライ級王者で、カバルカ選手の長い左ストレートが非常に邪魔になっているように見えます。
とは言うものの力の差は大きかったようで2回に右ストレートから返した左フックでダウンを奪い、6回にも豪快な右フックでダウンを追加。最終回にも強烈な右フックのボディブローでカバルカ選手の動きを止めるなどの圧勝でした。

この日のソリス選手は114ポンドのスーパーフライ級(カバルカ選手は113lbs)。
5回あたりまでは相手の長いパンチに対する対応が良くなかったソリス選手でしたが、ラウンドを重ねるごとに本来の動きを取り戻して行ったように見えた試合でした。
ソリス選手は29勝(21KO)2敗。カバルカ選手は7勝(3KO)4敗。


Nondqayi tops Arce, wins IBF belt(Fightnews)

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