WBOフライ級タイトルマッチ
先週末の試合です。
アルゼンチンのオマール・ナルバエス選手(Omar Andres Narvaez)がコロンビアからの挑戦者カルロス・タマラ選手(Carlos Tamara)に12回大差の判定で勝利してタイトル12度目の防衛に成功しています。(120-108,119-109x2)
アルゼンチンの無敗の安定王者、ナルバエス選手の試合を初めて見ることができましたが、パンチを貰わない安定したディフェンス力に12度防衛の秘訣を見た気がした試合でした。
離れた距離ではバックステップとブロッキングで距離をキープしながら相手のパンチを防ぎ、接近戦での打ち合いの場面ではダックやスウェーなどで相手の攻撃を空転させるなど、状況に応じて使い分ける防御技術が見事で、タマラ選手の攻撃ほぼ全てを空転させ続けていました。
攻撃面では相手の動きをよく見てサウスポー構えから狙い打つ左ストレートが主武器でしょうか。構えから真っ直ぐに放つ左ストレート、フック気味に外から打つ左、接近戦でインサイドから打ち抜く左、などが冴えていました。
接近戦では右フックも有効で、中盤以降はタマラ選手の攻撃をスイスイ避けナルバエス選手が正確なパンチを決め続ける一方的な内容でした。
中盤以降何度もナルバエス選手の正確なパンチを打ち抜かれピンチに陥っていたタマラ選手でしたが、最後の最後まで旺盛な手数が止まることはなく試合終盤にはナルバエス選手がちょっとタマラ選手の前進を持て余し気味になるなど、その頑張りは見事でした。
Fightnewsの記事ではスコアほどの差は無い接戦だ、とのようにレポートされていますが、わたくしが見た感じではナルバエス選手のスコア通りの完勝、に感じました。
見方によって大きく変わるのがボクシングの採点、だというのはよく理解しているつもりですが、まあ難しいものですねえ。。
ナルバエス選手は26勝(16KO)2分。タマラ選手は17勝(13KO)4敗。
Narvaez retains title!
Masterful Narvaez shuts Tamara up
先週末の試合です。
アルゼンチンのオマール・ナルバエス選手(Omar Andres Narvaez)がコロンビアからの挑戦者カルロス・タマラ選手(Carlos Tamara)に12回大差の判定で勝利してタイトル12度目の防衛に成功しています。(120-108,119-109x2)
アルゼンチンの無敗の安定王者、ナルバエス選手の試合を初めて見ることができましたが、パンチを貰わない安定したディフェンス力に12度防衛の秘訣を見た気がした試合でした。
離れた距離ではバックステップとブロッキングで距離をキープしながら相手のパンチを防ぎ、接近戦での打ち合いの場面ではダックやスウェーなどで相手の攻撃を空転させるなど、状況に応じて使い分ける防御技術が見事で、タマラ選手の攻撃ほぼ全てを空転させ続けていました。
攻撃面では相手の動きをよく見てサウスポー構えから狙い打つ左ストレートが主武器でしょうか。構えから真っ直ぐに放つ左ストレート、フック気味に外から打つ左、接近戦でインサイドから打ち抜く左、などが冴えていました。
接近戦では右フックも有効で、中盤以降はタマラ選手の攻撃をスイスイ避けナルバエス選手が正確なパンチを決め続ける一方的な内容でした。
中盤以降何度もナルバエス選手の正確なパンチを打ち抜かれピンチに陥っていたタマラ選手でしたが、最後の最後まで旺盛な手数が止まることはなく試合終盤にはナルバエス選手がちょっとタマラ選手の前進を持て余し気味になるなど、その頑張りは見事でした。
Fightnewsの記事ではスコアほどの差は無い接戦だ、とのようにレポートされていますが、わたくしが見た感じではナルバエス選手のスコア通りの完勝、に感じました。
見方によって大きく変わるのがボクシングの採点、だというのはよく理解しているつもりですが、まあ難しいものですねえ。。
ナルバエス選手は26勝(16KO)2分。タマラ選手は17勝(13KO)4敗。
Narvaez retains title!
Masterful Narvaez shuts Tamara up
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