感染症・リウマチ内科のメモ

静岡県浜松市の総合病院内科勤務医ブログ

胆嚢炎で発症した多発血管炎性好酸球性肉芽腫性

2014-03-31 | 免疫
先日、急性胆嚢炎で消化器科に入院している方で、抗生剤不応、手足のしびれ出現、好酸球数が増加していたため当科へ相談があった。以前にブログに書いたように好酸球増多症の鑑別をすすめることにした。2年前に喘息発作を発症し診断されており、診察では右足や左上肢など複数個所で筋力低下あり。多発血管炎性好酸球性肉芽腫性(EGPA)(以前、Churg-Strauss症候群と呼ばれた)が疑われた。心臓エコーや血清トロ . . . 本文を読む