感染症・リウマチ内科のメモ

静岡県浜松市の総合病院内科勤務医ブログ

薬剤誘発性ループス:各論

2014-02-28 | 免疫
前回の続きで、薬剤誘発性ループスについて、各論的に、諸文献からまとめ。 ミノサイクリンも、アンジオテンシン変換酵素阻害剤も、スタチンも一般に内科でよく使われるので注意が必要ですね。 そもそも免疫性疾患に使う生物学的製剤によるDILEは、その診断で「自己免疫疾患の以前の証拠はない」との要件は満たしにくいので、薬剤誘発性なのか、マスクされていた自己免疫原疾患が明確になったのか区別が難しいと思われる。 . . . 本文を読む