感染症・リウマチ内科のメモ

静岡県浜松市の総合病院内科勤務医ブログ

選択的IgM免疫不全?

2013-02-27 | 免疫
前回の続き。反復性肺炎球菌髄膜炎例の検討中。以前の腹部エコーでは脾臓は正常サイズで存在。血清の免疫グロブリンはIgGやIgAは正常範囲だがIgMが25mg/dlと低値であった。ただし過去の比較データはない。頭部CT検査では副鼻腔と交通しそうな異常なさそう。背部に皮膚洞などの異常所見なし。 以後、機能的無脾症の検討をすることと、IgM欠損症について調べてみた。  要約 ・原発性低ガンマグロブリ . . . 本文を読む