イム選手へのサイン疑惑

昨日のＴＶ番組で、イム・チャンヨン選手（スワローズ/韓国代表）が出ていました。ＷＢＣでイチローさんに決勝打を打たれたあの場面。『本当は敬遠のサインは出ていなかった』という、とてもショッキングなお話でした。検証していくと、監督が投手コーチに敬遠のサインを出せと指示したにも関わらず、コーチが『イチローを打ち取らなければ意味が無い』とサインを止めていたという事でした。


イム選手の事はＮＨＫの番組で、そのストイックでポジティブなところが気に入り、このブログでも取り上げ→http://blog.goo.ne.jp/d0235241001/e/c5499b492f151370d5ebf83bb1728695応援していました。その番組を見ていても『こんな人間が、あの様な身勝手な事をするのだろうか？』と疑問を抱いていたので、晴れてスッキリした気分です。


昨晩の番組でもリピートされていましたが、決勝での韓国の監督の敗戦の弁が『敬遠のサインを出したのに、何故それを無視して勝負したのか、理解できない』と、敗戦の責任は私には無いとばかりの言葉。その件に関しては黙して、一切語らなければと、オリンピックでの星野監督の様に『申し訳ありません。全ての責任は私にあります。選手は一生懸命やった』と言うのが、監督の使命ではないだろうか？（現に球威、コントロール共に落ちていたイム選手を続投させたのは監督である訳ですし）