押しても駄目なら

風が吹けば、と共に非線型現象の第二例でしょう。

森元首相の言動ーねじれその6

2007-08-13 11:34:09 | 気になる記事
安倍晋三首相が参院選の壊滅的な敗北にも拘らず政権に執着する姿勢を見せて、あれこれの波紋が内外に生じている。
森元首相がこうした混乱に乗ずるように得意の重くない発言を繰り返している。安倍対小沢の対立構図に小池大臣は米国で媚を売るような言動をしている。森元首相は思い出してみると小泉前首相の時もあれこれ発言して、小泉さんはそれらを完全に無視し、本人も予想外の勝利を獲得した。それにも懲りずに、また今回軽い発言を森さんはっ繰り返している。
まず、内閣改造人事に関して、福田、谷垣、麻生の諸氏の処遇を考えるよう、安倍首相の派閥の顧問?として、発言されている。
そして、更に、古賀氏の要職処遇が望ましいとも付け加えているらしい。
こうした考え方は古い自民党の体質を温存する手法で、森喜朗氏が首相に押された闇の五人衆の行動と軌を一にしていて、それでは自民党の長期低落を避けられない、と反省し、カンフル的な措置だがと小泉純一郎超変人路線を採用してみた、と私は理解している。
従って、森元首相の言動には進むも退くも地獄と言う今回の参院選敗北を挽回する展望は含まれていない、と私は思う。


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