押しても駄目なら

風が吹けば、と共に非線型現象の第二例でしょう。

サブプライムローン基金の構想破綻

2007-12-23 11:07:05 | 齧り書き
サブプライムローン基金というオカシナ構想があり、どうなるのかな?と思ったら、破綻したらしい。
この朝日ドットコムのヘッドラインが良く書けているので引用すると、「 米国の低所得者向け(サブプライム)住宅ローン問題への対策として、米3大銀行が設立を目指した「サブプライム支援基金」構想が頓挫した。サブプライムショックによる市場の混乱を鎮めることを狙ったが、逆に、効果が不透明な「損失先送り」と不信感を広げた。」
・・・と言うことらしい。

この記事には更に面白い事が書いてあるので、そこも引用すると、「約50億ドル(約5500億円)の融資枠の設定を求められた三菱UFJ、みずほ、三井住友の3メガバンクには「巨額の融資の割に条件があいまい」という戸惑いの声が当初からあった。米大手銀の焦りもうかがえたが、結局、邦銀勢は「株主に説明できない」と断る方針に傾いた。損失への懸念から、自行の株価が急落したことが背中を押した。」
・・・つまり株価で、株主が、銀行の姿勢を、方針をコントロール出来るということを示した一例と言う事だと私は理解したのだが・・・。

サブプライムローン問題は実体経済に益々深刻な影響を与えつつあり、まだまだ底が知れない状態のようである。今後ともこの件は注目して、学習して行きたい。


最新の画像もっと見る