押しても駄目なら

風が吹けば、と共に非線型現象の第二例でしょう。

サブプライムローンの実体経済への影響

2007-09-29 10:12:49 | 気になる話題
『サブプライム「実体経済への影響これから」・グリーンスパン氏』と言う見出しの記事が日経ドットコムに出ている。新聞には11面全面にグリーンスパン氏のご意見、見解が披瀝されている。最悪の危機は脱したが、「実体経済への影響これから」で、中央銀行の対応には限界がある、・・・。当たり前の事しか仰っていないように私には聞こえるが・・・。

気候変動:米国主催で主要経済国会合

2007-09-29 00:47:53 | 気になる話題
先週、国連事務総長主催の気候変動に関する会議があった。今週は米国主催のやはり気候変動に関する会議がある。
良く判らないので、Googleで米国の新聞を手繰るとBusinessWeekのこんな記事が出て来た。見出しは"Bush's Climate Meeting: Talk, But No Action" 極めて明快ですね。
これに対して、毎日新聞の見出しは『気候変動:米国主催で主要経済国会合 5年後の枠組み模索、各国の自主性期待』記事はここにあり。暇があればじっくり読み比べられたし。
Scientific American と言う月刊誌があり、邦訳もあるが、その記事にこんなのがある。ヘッドラインには"Bush Administration Pushes Climate Change Action into the Future
The president says cutting greenhouse gas pollution should be a "long term goal"―but offers no hint of what that goal might be
By David Biello " ヤンワリしているが、これもやる気がない!と言っていますね。

福田内閣の人気

2007-09-27 10:52:57 | きのうきょうの話題
福田内閣が成立し、新聞各紙にその人気度が掲載された。朝日ドットコムでは50%台前半の数値だが、日経では後半と多少の差がある。派閥の古い体質が出て来たとの印象は強いようだが、インド洋でのガソリンスタンドはやった方が良いと言う意見は過半数とか・・・。これも含めて、ご祝儀相場だろう。私個人としてはガソリンスタンドでの営業実績についてあれこれの資料を出して頂いて、実態を明らかにした上で、最終的な判断をしたい。

その後、どこかの新聞に頭を挿げ替えれば良いのだろうか?と言う皮肉が書いてあった。成程・・・。

国連気候問題ハイレベル会合に森喜朗元首相出席

2007-09-25 09:18:51 | 気になる記事
表記の会合はポスト京都議定書の行方を決める大切な会合で、各国とも首相レベルの代表を送り込んでいる。安倍首相は早々と欠席を連絡してしまった、そうの会議に日本の代表として森喜朗元首相が出席するしている、そうな。
何故森喜朗なの?と疑問を感じた。安倍首相の辞任発表に素早くフランスから、ラグビー国際大会?から、帰って来た。余りの早業に、辞任の発表を事前に知っていたかと疑ったくらいだ。そして福田康夫擁立、派閥を一夜でまとめたのが、森喜朗であった、と言う説、噂がある、そうな。その論功行賞が国連気候問題ハイレベル会合への出席だ、との穿った見方がその延長上にある。

安倍首相の病院からの記者会見

2007-09-25 09:01:37 | 気になる記事
9月24日夕方安倍首相が慶応病院から記者会見をした。私は真面目に見る気になれなかった。毎日新聞をよれば、『姿弱々しく会見 危機管理に明確な説明なし・・・』とあり、あれこれ、自分勝手な、無責任な言訳を述べている。
テレビで聞いた話だが、麻生クーデター説を否定するためにこの会見は側近が用意した、との説があるそうな。何をかいわんや、である。

映像を見るかぎり、生気なし、喉はからから、舌なめずりばかり、議員も辞めるしかない、と感じる。

自民党新総裁に福田康夫氏、そして党四役選出

2007-09-25 07:52:56 | きのうきょうの話題
自民党の新総裁に福田康夫氏が選出された。その経緯についてはあれこれの報道があったが、私の感想は旧来の派閥システムが働いた、但し、派閥そのものは極めて弱体化している、である。
その一つの現れは自民党党四役の選出に見る事が出来る。福田康夫総裁の選出に功績のあった派閥の領袖が四役に充てられているのである。これで瀕死の自民党の再生が出来るのだろうか。
ここらに福田康夫総裁の安全運転の限界を見る事が出来る、と考えて良いだろう。こうした派閥システムを取り仕切っていたのが森喜朗だと言う説がある。

今日、25日に首班指名が行われ、衆議院で福田康夫首相が選出され、新内閣が発足する事になるが、新内閣の大臣は党四役に転出した者を除いて、再認されると予想される。

インド洋における給油活動謝意ーねじれその7

2007-09-20 18:42:42 | きのうきょうの話題
テロ特措法延長に関連して国連安保理事会で日本の給油活動に感謝すると言う決議が成立したそうな。しかし全会一致ではなく、ソ連が棄権したことで問題になっている。
この記事を引用すると『 ロシアのチュルキン国連大使は決議の本来の目的である国際治安支援部隊(ISAF)の任務延長を、米国主導の対テロ作戦「不朽の自由」(OEF)からはっきり区別。「(OEFの有志)連合の活動は国連の枠外のものだ」と言い切った。』
この部分を読むと小沢一郎が国連決議にはなっていない!と主張している事が説明されているように読める。有志連合を国際治安支援部隊と読み替えている、日本政府、自民党、外務省、米国、などなどの誤魔化しがばれている事のようだ。
因みに、毎日新聞は前文にしか謝辞はなく、本文にはないと指摘している。中国は賛成投票だった。
グーグルニュースでUS版を見てもこの件はヘッドラインには出て来ない。
日本政府はこれで一件落着としているがそんなことで国民を騙せると思っているのだろうか?

追記

毎日ドットコムによれば、安保理事会決議?に盛り込んで欲しいとブッシュ大統領にお願いしたのは安倍首相だったそうな。その直談判が下りて、ライス国務長官・町村外相の話題となり、・・・、と言う事らしい。

安倍首相の辞任ーその4

2007-09-20 18:24:55 | 気になる話題
安倍首相の突然の辞任の話を誰が何時事前に知っていたか、が話題になっている。もう少しウガッタ見方では、麻生幹事長、与謝野官房長官の策謀だと言う話もあるそうな。一方、安倍首相は結局「単なるお坊ちゃま」だったと言う事で大方の意見、週刊誌などなど。は一致しているようだ。最後の辞任の記者会見をリアルタイムで見たが、記者の質問に噛み合った返事をしていないのが印象的だった。小沢一郎が党首会談に同意して会ってくれないから、と言う辞任の理由の一つも極めて頓珍漢で不自然。
安倍首相がそうしたお坊ちゃまで、頓珍漢で、まあ普通の世間では、馬鹿と言うのだが、そうであるならば、どんな人でも安倍晋三に会って、5分でも話せば、こいつはオカシイ、と判るのではないだろうか。
自民党議員がそうしたオカシイ人をヨイショと担ぎ上げ、その事を本人が世界中にバラシ、職場放棄的に辞任したから、次の候補を探し、一晩でAかBかを決めて、懲りずに、またヨイショする。こんな漫画の世界は世の中広しと言えども、そうないだろう。
報道各紙、週刊誌各誌、テレビ各局・・・、殆んどそうした視点からニュースを掘り下げることなく、皮相な茶番劇を面白おかしく垂れ流している。日本国民としてこんな恥ずかしい経験は今までなかった。ああ、恥ずかしい。

ネット上の言論規制を断念 中国・アモイ市

2007-09-18 08:56:23 | 気になる記事
中国における言論統制が厳しい事は予てから指摘されている。西欧における冷戦構造崩壊の一つの大きな原因としてテレビ・ラジオの報道が上げられている。中国ではこれらは規制されていて、ネット通信が残された情報メディアとして注目されている。ここに示した朝日ドットコムの記事はネットメディア規制が大変難しい事を当局が自覚した、と言うことなのか?今後とも注目したい。

自民党後継総裁選挙ーその3

2007-09-17 17:42:41 | 気になる話題
安倍首相の職場放棄的辞任の原因が噂の域を越えそうに見えてきた。その一方安倍首相の辞任はもっと早く、参議院選挙の結果が出たところで、内閣総辞職をすべきであったという意見が多い。それを延ばしに延ばして、施政方針演説までしてから、あたかも登校拒否をするような状況で辞めてしまった。
従って、今回の自民党後継総裁選挙には、通常の状態とは異なるので、著しい制限が加わるべきであると考える。
1.後継首相には解散権が充分にあるとは考えるべきではない。福田候補の意見、野党との話し合い解散、はそのような状況を反映しているかのように見えるが、どうか。
2.福田候補は非常事態に緊急避難的に立候補したような言い訳があり、一夜にして多数の派閥が支持に回ったこともそうした認識の現れであろう。だから、週刊現代の噂が信憑性を持つようになるのである。しかし、世間の声は意外に冷静であるように見え、醒めている。
3.拉致問題は安倍首相が解決への推進主体であったので、辞任の影響は大きいと誰しも考えている。候補者も拉致問題解決を強力に進めると述べ、官房長官もそのように語っている。石原政調会長は「米国の北朝鮮政策を批判」して六カ国協議から離脱するぐらいのことがあってもいい、と述べたそうだ。米国のアジア政策はいい加減で、アジアにおける冷戦は解決していない、との藤原帰一先生の意見を紹介した。そうした大局的状況の中で、中東政策の失敗から北朝鮮政策で何らかの得点を得なければならないのだと推察するのだが・・・。
石原政調会長のような若い方が短気を起すのは頂けませんね。外交は粘り強さが大切です。北朝鮮の粘り腰は参考になるでしょう。核兵器が力になる、と言う論理には賛成出来ませんが、世界戦略を念頭に米国を弱みに付け込んで六カ国協議を引きずりまわす力量は見上げたものです。短気を起したら負けです。

SIGHT 2007/autumnーその3 内田樹つづき

2007-09-15 23:27:34 | 気になる記事
内田樹(たつる)つづき、
<安倍首相の投げ出し辞任で邪魔が入ってしまった>
見出しーその4
「1946年の段階で日本人は属国であるという現実から目を逸らして、すべての矛盾を屋内に取り込むという道を選んだ。」 この見出しの前に書いてあるのだが、内田:だから安倍さんは「戦後レジーム」って言う言葉を使うけれど、そんな一枚岩のシステムなんか存在しないんですよ。戦後レジームっていうは、言ってしまうと、ある種の病っていうのかね、心理的葛藤のことなんてすよ。・・・『9条どうでしょう』(共著。毎日新聞社)を参照されたし? 私は読んでいない。ここらの話は面白そう。内田:葛藤にまぎれて現実から目を逸らしていたんですね。・・・直視した場合は、日本人はたぶん人格崩壊していた。
日米関係には何も問題がないことにして、9条と自衛隊、保守と革新・・・の葛藤という偽りの物語に全部流し込んで、スリカエテか?、ずーっとやってきた。・・・なるほど。

見出しーその5
「みんなのために「いいこと」をしたいっていう気持を持ってるやさしい日本人て、若い人の中にも沢山いるんです。それが政治に向かわないところが問題なんです。」
その通りですね。

見出しーその6
「一枚岩である政党がよい政党で、そうじゃない政党は悪い政党というんだったら、一枚岩である共産党とか公明党みたいな政党がとっくに第一等になっているはずじゃないですか。」 ・・・今回民主党が勝った理由があるとすれば、みんなあまり指摘しないけども、党内の世論がまとなっていないことでしょう。・・・なるほど。
・・・今の劇場が型政治だったら、注目を集めることが一番大事なわけだから。だから、加藤紘一さんが今、正しい。舛添さんには悪いけど、跡目相続をめぐって泥沼の党内闘争をやるのが、自民党の再生にとって最高の薬なわけです。・・・なるほど。

この内田樹(たつる)先生のお話、自民党のこの一週間程のドタバタを理解するのにとても役に立つと感じています。舛添先生は黙ってしまったけど、麻生太郎はもっと喚いたら、小泉チルドレンももっと右往左往して、もっと金切り声を上げた方が内田流に申せば、日本の将来にも役に立つ・・・か。

自民党後継総裁選挙ーその2

2007-09-14 20:48:57 | 気になる話題
結局麻生太郎、福田康夫の二人が立候補した。福田康夫は各派閥の応援を得たそうな。その経緯は例えば朝日ドットコムにある。派閥の領袖にご挨拶して了承を取り付ける、と言うようなことだろう。これは長年やっていた事で、旧態然たる有様だ。これらの皆さんが一年足らず前には安倍晋三を雪崩を打って支持したのではなかったのか。安倍晋三は国民に申し訳ないと謝らなかった。しかし、あのオカシナ安倍晋三を支持した皆さんは自分は正常と考えていらっしゃるのだから、一年前を思い出して、福田康夫を支持する前に、国民に謝って欲しい気がする。

自民党後継総裁選挙

2007-09-13 23:11:15 | きのうきょうの話題
後継総裁選挙の日程が15日候補者締め切り23日投票開票と決まりそうな気配で、立候補推薦の動きが出て来た。
その前に、海外の安倍首相辞任の報道が次のようにまとめられている。いわく、「翼の短かった鷹」などの酷評が綴られている。

13日夜の段階では麻生太郎、額賀福志郎、福田康夫の三氏が立候補ないし準備中となっているようだ。15日の締切りまでにはまだまだ紆余曲折があるのだはないだろうか。

なにしろ安倍首相が地位を途中で投げ出した、職場放棄した、ので、あれこれの課題が全て中途半端になってしまったようだ。テロ特措法延長が直接の切っ掛けのようだが、六カ国協議も拉致拉致とだけ主張しているうちに日本の役割はどんどん小さくなっている。アジア外交、中東外交、日米関係、これら全てを再構築するくらいの展望と見通しを持たないとポスト安倍政権の外交は勤まらない。
更に、経済政策としては格差是正などの直近の課題と共に、中長期的には財政再建と景気回復だと思うが、どちらも大変困難。

これらの三人の中にこうした問題点に展望を語れる、語ってくれる候補者が居るだろうか。

安倍首相の辞任ーその2/噂あれこれ

2007-09-13 11:42:24 | きのうきょうの話題
昨日のとたばた劇ではタイミングの悪さが指摘された。7月29日の選挙敗北後に辞めてれば・・・と言う事は誰もが感じた事だ。
与謝野官房長官が病気を後で指摘した。今日の昼前に慶応病院で検査、その後入院ということもあり得ると言う報道もある。
朝のニュースショウではあれこれの噂と断って、噂が流れた。それは金銭スキャンダルを某週刊誌が報道するぞ、と予告があり、その期限が12日の昼と言う事だったが、返事がなく、14時に辞任の記者会見がテレビで流れた、と言う話。確かに新聞の中吊り風広告には「殿ご乱心」突然の辞任!とある、きな臭い。
麻生幹事長は10日には辞任の意向を漏らしているのを聞いた、とも述べている。12日まで引っ張ったということか。
小池大臣は泥舟からは降りていた事になる。

つづく