押しても駄目なら

風が吹けば、と共に非線型現象の第二例でしょう。

衆議院解散2005/8/8閣議決定ーその後の状況05/国民新党の評価

2005-08-18 20:01:23 | きのうきょうの話題
郵政法案に反対票を投じたグループをある意味で結集した形で国民新党が発足した。これに対する評価に巾があり、野次馬的には面白いので、ちょっとサーベイして見た。

日経社説は殆んど小泉首相の主張の鸚鵡返し。さるさる日記で泥酔論説委員も冷静な解説をしてくれています。<小泉度5点:国民新党度0点>

毎日社説は次のような小泉一色が怖い、と国民新党の不平不満に理解を示している。
「 政策が違う者は排除するという“純化路線”はわかりやすく、有権者にも訴えやすい。だが、すべての政策について、すべての議員が同じ考えを持つというのは、国民政党を標榜(ひょうぼう)する自民党では考えにくい。
 既成派閥は消滅したが、その後に「小泉派」という一大派閥が誕生して「新しい自民党」を一色に染め上げる。そんなことを想像すると、怖さも感じる。(論説委員 森嶋幹夫)」   <小泉度2点:国民新党度3点>

産経社説は「選挙戦略 利益誘導型は変わるのか」という表題で、イギリスではとっくに利益誘導型ではない選挙が行われ、サッチャーは落下傘候補(カーペットバッガー)に何度もなっていた、と小泉首相のやり方を肯定した論調である。派閥解消大いに結構、国民新党がどうなるか、見て行きたい。  <小泉度5点:国民新党度0点>

東京新聞核心
「『反小泉』に活路」と言う表題で、反小泉の動きに理解を示している。すなわち、「 郵政民営化をめぐって泥沼化する自民党内の対立は十七日、反対派による「離党-新党結成」にまで発展した。発足時の参加者は、予想を下回る五人。次々に対抗馬を送り込む小泉純一郎首相の攻勢に追い込まれた側面は否定できない。が、この日立ち上がった「国民新党」は、事実上の“反小泉新党”として、首相に批判的な「国民の声」の受け皿の一つとなる。政局のカギを握る可能性も捨てきれない。 (政治部・吉田昌平、佐藤圭)」  <小泉度1点:国民新党度4点>

日刊ゲンダイ/田中康夫奇っ怪ニッポンを最後に引用する。これを読むと新聞記者諸氏の不勉強を康夫チャンが指摘している。是非一読、再読を勧めたい。<小泉度0点:康夫度5点>民主党を応援しているのかな?要調査!