押しても駄目なら

風が吹けば、と共に非線型現象の第二例でしょう。

「憲法に戦争放棄を」 元外交官、終戦直後に首相へ書簡

2005-08-14 19:06:23 | きのうきょうの話題
タイムリーなニュース。長くなるが引用する
『日本国憲法の制定前の46年1月、後にA級戦犯として終身禁固刑を受けた白鳥敏夫・元駐イタリア大使=服役中に病死=が、9条の原型となる戦争放棄や軍備撤廃を新憲法の条項に盛り込むべきだとする提案をまとめた書簡を、当時の吉田茂外相を通じて幣原喜重郎首相に送っていた。』
地道な努力の結果得られたようだ。この白鳥敏夫と言う外交官のことを今後ももっと調べる必要があるだろう。
ググル01
ググル02
ググル03
ぐぐる04
これで「アメリカが作った憲法だから」とか「アメリカから与えられたのだから」などと言う乱暴な表現があったが、これでそうしたことは終わりにしたい。もっと中身のある議論をしたい。

私個人としては九条を中心とする日本国憲法は世界に例を見ない、コスタリカだかにもあるそうだが、優れた憲法だから、それがどう有効であるか、役に立つか、具体的にどう優れているか、などなどを日本国民が知り、世界の人民に知らせるために、二百年ぐらいはそのまま堅持するのが良いと思う。日本国民はそれだけの犠牲を払ったのだし、近隣の諸国にも積年の迷惑を掛けたのだから、そうすべきだと考える。60年経っても物事が殆んど何も解決していない、と理解するのが今の私の気持ちである。後150年位このまま堅持しよう。

何故二百年か?徳川政権二百六十余年、中国の歴代王朝数百年、ということが何となく頭にある。60年で何も解決しないのなら、百年で少し具体的な解決案が提案されるかな?と言う感覚がおぼろげながらある。もしそうなれば、次の百年で根本的なアジアの平和を実現する事が出来るかも知れない。

その時は私の言う勝者・敗者の視点は乗り越えられているだろう。これがアウフヘーベンである。

白鳥敏夫を今の時点でググルしてみた。01-04がそれらである。面白い。本当は中身をコピーして、おく方が良いのかも知れない。今この情報で中身の書き換えを当事者は一生懸命やっているのかも知れない。

JAL機部品落下

2005-08-14 13:26:53 | きのうきょうの話題
御巣鷹山事故から二十年目の日にJALウエイズ機のエンジンが火を噴き、部品が多数落下した。
その後の報道では同機の米プラット・アンド・ホイットニー社製の「JT9D-59A」エンジンには耐空性改善通報が出ていたと言う事だ。詳細は引用記事に譲るが、改善通報は緊急な措置を要求せず、日航は通報に従って2010年4月までに交換すると報告していた、と言う事だ。ここまで判ってきたので、日航には落度はなく、改善通報よりはレベルの高い業務措置?を取るべきであったかどうか、どうしてとれなかったか?などが今後調べるべき課題らしい。