デフィニィシィ? アー? シパ バチラミミィ デフィニィシィー? ンー?
いわゆる 「もう終わりかい?おばあちゃんに言ってごらん。」
と優しく問いかけるシーンであります。
■問いかけられて尻を掻くシャンピオン。
高さが合わない家具を、厚い本や箱で調整しているところが微笑ましいのであります。
■半世紀以上過ぎたラストシーン。
スーザおばあちゃんとブルーノが、一番大きな額に納まっていることや、
テレビが大きくなっていることは、流して見ていてもわかるのでありますが、
それ以外で何か違うところがあるのかは少し気になっておりました。
■重ねてみて。
テレビ左側にいくつかある小さい額縁が変わっていること、窓に掛けられた、
サコッシュのような袋の柄が変わっていること、それ以外は変化がない様に思えます。
スローなイメージ。
■ワインを飲んでおります。
それにしても、肘にパッチが当てられたセーターのような服は、
懐かしくて温かくて、生活の匂いのようなものが感じられるものであります。
あまりにも変化がない居間の風景は、シャンピオンがずっと一人暮らしなのがわかります。
今もスーザおばあちゃんとブルーノとずっと一緒にいるのですね。
シャンピオンは年老いても毎日トレーニングしているはずです。
「ピー、ピッ、ピー、ピッ」とおばあちゃんの笛が聞こえてます。
それにしても、シャンピオンは同じ箱に座り続けなくてもと思います。わはは。