今日は鳥見を終えてからあまり寄り道せず早めの夕食という感じで一杯食べようと
心に決めて足を踏み込んだのは日本橋駅から程近い地下街に入っている「東京ラーメン横丁」に
店を出している「いと井」でした。
とりあえず店の前の券売機で味玉味噌らーめん(980円)の食券を購入して
店員さんにカウンター越しに渡して待ちました。
出て来たのは動物系ベースに味噌だれをきかせたスープに中太麺が入り、
チャーシュー、ネギ、モヤシ、メンマ、味玉が乗った一杯でした。
スープは動物系のベースが結構しっかりしていて、味噌による物理的な濃度とは違う、
こってり感と味噌の風味が良い感じにマッチしていて、やや柔らかめに茹でられた麺によく絡みます。
麺自体にもウェーブがかかっていてスープの持ち上げ重視なのかもしれません。
チャーシューは・・・、漬け込んだタレの味が強すぎて、チャーシュー増量してたら
スープの味を阻害してしまいそうです。メンマも同様の傾向が見られます。
ネギやモヤシは食感も良く、食べ応えもまずまずあります。
全体的にはベースの部分の力強さが印象に残る一杯だと思いました。
新たに東京で627人、全国で7066人の感染確認新型コロナウイルス
それでも嘘でない範囲で大きい数値を出さないと煽れない(笑)。
※昨日食べた分
今回は元同僚と普段来ない界隈に足を伸ばしたこともあり、折角だから連食(爆)しようと
スマホで検索した結果、向かったのは神楽坂駅と飯田橋駅の間の商店街から徒歩でしか
通れない脇道に入り込んだ先にある「かずまちゃんラーメン」でした。
店内に入ったらカウンター席ではなく何故か掘炬燵みたいなテーブル席に案内されました。
居酒屋を昼だけ間借り営業しているようで、店内の壁には日本酒の酒瓶がズラッと並んでます。
テーブル席に用意されたメニューを見たら店の名を冠したラーメン1種類とトッピング少しだけ。
そんな訳で、かずまちゃんラーメン(800円)を注文して待ちました。
出て来たのは鶏ベースに塩ダレをきかせたスープに中細麺が入り、
チャーシュー2種(豚、鶏)、ネギ、穂先メンマ、ショウガが乗り、
丼の縁に焼きレモンが添えられた一杯でした。
スープは鶏の出汁感が強く、あっさりした見た目よりはるかに骨太な印象です。
麺は全粒粉入りで麺自体にも風味があり、なおかつコシもしっかりしています。
チャーシューは豚肩ロースも鶏ムネもしっとりした食感で、薄めの味付けが
スープの味を邪魔していないのは好印象です。穂先メンマも柔らかく戻してあってグッドです。
ネギもスープの味を引き立てるチョイスになって芸の細かさを感じさせます。
で、やはりこの店の特徴はショウガでしょうか。諸兄の食レポから賛否分かれる
この構成要素については店側も気にしているのか、今回はショウガの刻み方が細かく、
また量も加減したのか、ショウガの風味が強すぎてスープの味を阻害することはなく、
良い感じにアクセントになってました。更に焼きレモンを絞ってスープの味が引き締まりました。
これでようやく鶏+塩+ショウガ+レモンのスープ完成といったところでしょうか・・・と
思ったら、卓上に唯一置かれた味変アイテムである白胡椒が目に入りました。
で、これを試しに投入してみたら意外な化学反応が・・・。ショウガの風味が
マスキングされ、これならショウガの風味が苦手な人でもイケそうな雰囲気に。
でも、それなら最初からこの店で食べるという選択はしないよね~というのが
同行した元同僚との統一見解。まあ、当たり前ですね(笑)。
全体的にはオーソドックスに見せかけて意識の高さと芸の細かさを感じさせ、
更には食べ手にも経験値を求めるかのような複雑さを感じさせる一杯だと思いました。
(補足)
写真がどうにもビミョーな色合いになっているのは店内の照明というか光線の具合に
よるところが大きいです。本当はもっと見た時の印象に近づけたかったのですが・・・。
※昨日食べた分
今回は元同僚を巻き込んで久しぶりのフレンチ的な一杯を食べに行こうということで
仕事帰りに合流して東京メトロ東西線の神楽坂駅の1b出口から歩いて数分の所にある
「サーモンnoodle3.0」に向かいました。
「サーモンnoodle3.0」に向かいました。
店内に入り、券売機で赤辛サーモンラーメン(940円)を2辛(+10円)で、
更にンチタイムのサーモンめし(150円)もチョイス。カウンター席に案内去れてから
食券を店員さんに渡し、しばし待ちました。
出て来たのはラー油?が浮かんだサーモンの風味全開の白湯スープに極太平打ち麺が入り、
チャーシュー、サーモンのフライ、キャビア、揚げネギ、糸唐辛子、唐辛子、
チャーシュー、サーモンのフライ、キャビア、揚げネギ、糸唐辛子、唐辛子、
ニンジンのエスプーマが乗り、バルサミコがかけられ、
更に間違って乗ってきた味玉(同行した元同僚の注文分)も一緒の一杯と鮭飯でした。
スープは白サーモン同様にサーモン全開なのですが、辛味のきき方が思っていたより強めです。
スープは白サーモン同様にサーモン全開なのですが、辛味のきき方が思っていたより強めです。
今回、辛さは三段階の真ん中をチョイスしたのですが、「蒙古タンメン中本」の
10段階でなら辛さ4に相当するでしょうか。人によってはビックリするかもしれません。
この辛さがベースの良さを殺しかねない諸刃の剣にも思えます。
そういや、前に同じ系列の鯛出汁担々麺の店でも似たようなことを思ったっけ・・・と
思い出しました。こちらの系列では辛さを求めるよりベースの味を楽しむのが正解なのかもしれません。
麺はやっぱりパスタ的な雰囲気ですが、スープの持ち上げは良好で食べ応えもバッチリです。
特殊な調理法によるサーモンのフライは油少なめで、揚げネギもオリジナリティがあって
良い感じです。が、今回気になったのは味玉。期せずして初めてこの店の味玉を
味わう機会を得た訳ですが、これが元同僚共々頭に「?」が浮かぶ結果に・・。
(元同僚にはすぐさま別皿で味玉が提供されたので、ルリはサービスということでそのまま頂いた次第)
別に味玉自体は卒なく仕上がっていて上等な部類だったのですが、これがこの店の
独特なスタイルの一杯に合っているかというと、ミスマッチな感が拭えません。
たぶん、オーソドックスなスタイルのラーメンであればそんなことはなかったのだと思います。
麺を食べ終わった後のスープをサーモンめしに投入してリゾット風に〆ると、
前の白サーモンよりもこのスープの方が好ましい印象でした。
白サーモンで頂いて〆だけ辛味投入とか・・・無理かな?(笑)。
全体的には技術の高さに裏打ちされオリジナリティは溢れるけど、
パッケージについてはやや疑問も残る一杯だと思いました。