ソラノイロＮＩＰＰＯＮ（東京都千代田区丸の内）

今日は鳥見の帰りに東京駅に立ち寄ったので、以前から気になっている店をチェックしようということで
駅地下のラーメンストリートに足を伸ばし、「ソラノイロＮＩＰＰＯＮ」で食べることにしました。

店の前に着くと数人の待ちが出来ていましたが、回転が遅い訳ではなさそうなのでそのまま並びました。
ルリの順番が来る直前に入り口の券売機で買うシステムだったので、それに従って特製ベジソバ（１１００円）の
食券を購入して店員さんに渡してから奥のカウンター席に案内されました。

出て来たのは野菜ベースで更にニンジンで甘味を加えたスープにパプリカを練り込んだ中太平打ち麺が入り、
トマト、キャベツ、レンコンの素揚げ、サツマイモ、ブロッコリー、味玉、押し麦のバジル和えが乗り、
その上に豆乳ソースがかけられ、更に丼の縁に柚子胡椒が添えられた一杯でした。

スープは野菜特有の甘味を感じさせる優しい味わいで、柚子胡椒を入れると引き締まる感じですが、
このスープであれば敢えて引き締めずとも十分に完成している感があります。
麺はそれ自体が強烈に主張する訳ではなく、スープとの親和性重視といったところでしょうか。

各種野菜はあまり強く味付けされておらず、それぞれの味を楽しめるようになっています。
サツマイモが思っていたより食べ応えがあり、キャベツが箸休めといったところでしょうか。
また、レンコンの食感と味玉の味付けが全体の中でアクセントというか変化球になっていて良い感じでした。

全体的にはヘルシーを謳いながらも物足りなさを感じさせない、優しくもしっかりした味わいの一杯だと思いました。