ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

らーめん紬麦(東京都千代田区神田平河町)

2011年02月10日 14時58分50秒 | ラーメン
今日は秋葉原に行く用事があったので、かねてから気になっていた新店、
「らーめん紬麦」に食べに行きました。場所は昭和通沿いの小さな雑居ビルの地下にあり、
1階の入口前に看板が出てなければスルーしてしまうこと確実です(笑)。

とりあえず、店の前の券売機でラーメン(750円)とだし味玉子(100円)の
食券を購入し、店員さんに渡してカウンター席に座って待ちました。

出て来たのは鶏ガラベースに昆布や鰹節をきかせたスープに中太ストレート麺が入り、
チャーシュー、ネギ2種、ホウレンソウ、メンマ、味玉が乗った一杯でした。

スープは割とあっさりしているのですが、昆布と鰹節が普通のラーメンスープに
比べるとはっきり出ていて、うどんつゆみたいな雰囲気を感じます。
それもそのはず、この店の麺は香川県産のうどん用小麦、「さぬきの夢」で出来ているらしく、
しかも自家製麺だそうです。一応、店内の能書きによればこの小麦100%使用の
うどんではなく中華麺らしいのですが、明らかにうどん寄りの食感です(笑)。
これはこれで面白いとは思うのですが、スープの持ち上げが良くないのが痛いところです。
スープの味が繊細なので、もっと麺の方でスープを持ち上げないともったいないですし、
麺をこのまま活かすならスープの味がもっと強くないと・・・といった感じで、
スープと麺の親和性に関しては要再考といったところでしょうか。

チャーシューは肉厚ですが薄味で、ほどよく歯応えがあります。
ネギとメンマは可もなく不可もなく、ホウレンソウもまずまずといったところです。
味玉はきっちり半熟ですが、本当にダシで味付けしているようで、結構薄味です。

全体的には麺が主体で独創性は高いものの、ラーメンとしてまとめきれないまま
出してしまった感が否定できない一杯で、惜しいなぁという感じでした。
ただ、こういうアプローチのラーメンって意外と少ないので、研究を重ねて行って欲しいものです。
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