ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

炙り角煮らうめん 黒虎(東京都千代田区神田和泉町)

2009年05月15日 20時32分10秒 | ラーメン
今日は仕事帰りにわざわざ秋葉原に寄り道してラーメンを食べようということで
以前から行こう行こうと思っていた「炙り角煮らうめん 黒虎」に行きました。

しばらく前にデフォルトの味は食べたことがあるので、今回は
炙り角煮らうめん(980円)と辛変更券(50円)を店の外の券売機で購入し入店。

出て来たのは豚骨ベースでほのかな甘味と強烈な辛味を併せ持つスープに
中太麺が入り、炙り角煮、海苔、ネギ、タマネギ、キクラゲが入った一杯でした。

スープは見た目通りに激辛な味ですが、ベースのスープの味がしっかりしているので、
辛さ一辺倒ではない旨味があります。実は、前に食べたのが開店して間もない頃だったのですが、
その時はまだスープが明らかに煮込み不足で、デフォルトの味でも独自調合らしい
香味油に負けていて濃度とか旨味といったものを一切感じさせない
お粗末なスープでしたが、きっちり改良してくれたようです。

麺はストレートに近い中太麺でモチモチした感じだったのですが、
もう少し縮れていた方がスープの絡みが良くなりそうですし、
食感も違ってくるのではないでしょうか。

この店の看板具材である炙り角煮は乗せる直前にガスバーナーで炙られていたのですが、
ほど良い味付と柔らかさで食べ応えも十分で大満足な逸品です。
ネギの選択も問題なく、タマネギの甘味もスープに合っています。

が、この丼の中には違和感を感じさせる具も・・・。
1つはキクラゲ。九州系の白濁豚骨スープなら分かるのですが、
かなりオリジナル色の強いスープなので、具材の選択は要検討でしょう。
そしてもう1つは海苔。海苔自体はしっかりしているのですが、
スープの味がかなり強いためにその香りがほとんど死んでます。

全体的にはスープと具に相当、力を入れて作っているのですが、
その一方で麺には多少の“弱さ”を感じてしまう、そんな一杯でした。
コメント (2)
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