知らない世界へ帰りたい(日本探求)

自分の祖先はどんなことを考えていたのか・・・日本人の来し方、行く末を読み解く試み(本棚10)。

両さんの神社講義

2011年01月23日 14時10分14秒 | 神社・神道

 子どもが読んでいる「少年ジャンプ」をパラパラめくってみると・・・「こちら葛飾区 亀有公園前派出所」を発見。まだ連載は続いていたんですね。久しぶりの両さんの顔をみてちょっと懐かしい気分。

 レギュラーメンバーの江戸っ子婦警さんがお正月に巫女のバイトをやることになり一騒動。ギャグ・ストーリーの中でそれとなく神社に関する知識も盛り込まれて興味深く読みました(笑)。

■ 鳥居をくぐることは人間の俗界から神の域に立ち入ることになるので一礼する。御神輿には四方に鳥居があるのも同じ意味。

■ 参道の真ん中は神様の通り道なので端を歩く。

■ 手水舎で清めるための順番;まず左手、次に右手、最後に口をすすぐ(飲んじゃダメ)が、ひしゃくに直接口はつけない。

■ 参拝の作法は「二礼二拍手一礼」;賽銭を済ませた後一歩下がり二回礼をする、そして祈念を込めて音が出るように二拍手、最後にもう一度礼をして終了。

■ おじぎの仕方には3種類あり、角度が異なる;15度の小捐(しょうゆう)、45度の深捐(しんゆう)、90度の拝(はい)。

などなど。

話はちょっとはずれますが、神社の御神木にイチョウが多いのは、イチョウの木が水を多く含むために燃えにくいから・・・つまり防災の役割もあると昨日の「世界一受けたい授業」で先生がコメントされていました。関東大震災の時も浅草寺の五重塔が焼けなかったのはイチョウの御神木のおかげとのこと。

昨年夏に浅草寺・浅草神社に行ったときに撮影した写真を載せておきます。