本当なら今日、竜胆の絵を描こうと思っていたのだが、ちょっと一人遊びの度が過ぎて、土曜日に無茶な日焼けをしてしまった。外部に注意を向けることができないこんなときは、自転車に乗ってどこかにお出掛けしようにも車にまんまと轢かれてしまいそうだし、絵を描くにしても注意力の全てを対象に向けることなんてできやしない。自分の身体は骨とか筋肉とか内臓とか、そういう様々なものの合体で出来ていることくらい判っているはずなのに、今の自分にとっては自分の全てはこれ皮膚だ。皮膚しかない。
だから、無茶な日焼けの原因についてちょっと書くとともに、日焼けの前日に描いたピオーネのデッサンを代打で載せておく。ぶどうは、ちょっと実を千切ったほうが形状として面白そうだと思い、食べながら描いたので紙を汚した。
色は、気が向いたらそのうちつける。
長時間日に焼いたら火傷になることは予め充分承知していたが、最近ちょっと相棒に放っておかれたのがつまらなかったのもあって、ちょっと自虐的な遊びをしすぎた。それは「コクトーの小説をひとつ、海辺で読み終わったら宿に戻ろう」というものだ。家族連れがきゃぁきゃぁ騒いでいる南房総の浜で場違いにも独りぼっちで寝そべって、コクトーに負わされた火傷。そりゃぁ痛くないはずあるまい。
お陰で、ツマラナイとか退屈だとか、そういうことはなくなった。
この痛いのはどうしたら緩和されるか。
痛くないように寝るには枕をどうしたらよいか。
シャワーの温度はどの程度がよいか。
身体じゅう熱いので冷房をかけたまま寝てよいか。
そんなこんなで考えることがいっぱいあって、宿では退屈せず眠りにつくことができて万事目論見通り、いたく満足をした。
翌日顔を合わせた相棒は私の様子を見て呆れて笑った。
私が無知でこんなざまになっている訳ではなく、確信犯的に自分の身体で遊ぶ厭な癖があることを知っているためだろう。だからこそ、「なんでそんなことをしたの」とは訊かれない。
誰から見ても明らかな荒療治であり馬鹿げたことなのだけれど、思考の全てが自分の身体に向かう状態は一種のカタルシスとなり得る。日焼けで自分が痛い&熱い状態は、その事実そのものも解決策もともに至極単純で、それにかかりっきりになることは退屈や下らない思考から私を解放してくれる。痛いのを緩和するために試行錯誤することを愉しんでいる。
治ったときには、すっきりさっぱり。
日焼けの跡を見て、暫く反芻して愉しめるかもしれない。
水ぶくれもしていないことだし、綺麗なテクスチャに仕上がるといいな。
(※危険ですので、子供は大人の人と一緒に遊びましょう。)
だから、無茶な日焼けの原因についてちょっと書くとともに、日焼けの前日に描いたピオーネのデッサンを代打で載せておく。ぶどうは、ちょっと実を千切ったほうが形状として面白そうだと思い、食べながら描いたので紙を汚した。
色は、気が向いたらそのうちつける。
長時間日に焼いたら火傷になることは予め充分承知していたが、最近ちょっと相棒に放っておかれたのがつまらなかったのもあって、ちょっと自虐的な遊びをしすぎた。それは「コクトーの小説をひとつ、海辺で読み終わったら宿に戻ろう」というものだ。家族連れがきゃぁきゃぁ騒いでいる南房総の浜で場違いにも独りぼっちで寝そべって、コクトーに負わされた火傷。そりゃぁ痛くないはずあるまい。
お陰で、ツマラナイとか退屈だとか、そういうことはなくなった。
この痛いのはどうしたら緩和されるか。
痛くないように寝るには枕をどうしたらよいか。
シャワーの温度はどの程度がよいか。
身体じゅう熱いので冷房をかけたまま寝てよいか。
そんなこんなで考えることがいっぱいあって、宿では退屈せず眠りにつくことができて万事目論見通り、いたく満足をした。
翌日顔を合わせた相棒は私の様子を見て呆れて笑った。
私が無知でこんなざまになっている訳ではなく、確信犯的に自分の身体で遊ぶ厭な癖があることを知っているためだろう。だからこそ、「なんでそんなことをしたの」とは訊かれない。
誰から見ても明らかな荒療治であり馬鹿げたことなのだけれど、思考の全てが自分の身体に向かう状態は一種のカタルシスとなり得る。日焼けで自分が痛い&熱い状態は、その事実そのものも解決策もともに至極単純で、それにかかりっきりになることは退屈や下らない思考から私を解放してくれる。痛いのを緩和するために試行錯誤することを愉しんでいる。
治ったときには、すっきりさっぱり。
日焼けの跡を見て、暫く反芻して愉しめるかもしれない。
水ぶくれもしていないことだし、綺麗なテクスチャに仕上がるといいな。
(※危険ですので、子供は大人の人と一緒に遊びましょう。)
お返事遅くなってごめんなさい。
私のさして美しくもないかんばせはかなり損なわれてきております(笑)
「おお~若さよ、汝はなんと勇敢な勇者であるか?
御身を太陽が苛み、火傷を負わそうとも汝は屈せぬつもりか?たとえ、その麗しき顔(かんばせ)を損なおうとも、自らをその情熱に委ねるのか?」
ふと、そんなことを思ってしまいましたよ~おかげで。もう私には、そんな燃え上がる情熱は無いですし…。どっかに幽閉された姫でもいれば、いいのだが…。漫画のメルヘン・メーカーの読み過ぎかな(苦笑)。
はい。大人げなかったですw
皮がむけてきて、やばいかんじになって参りました。
調子のりました(笑)
こんなに痛みがひかないのははじめてかもしれません。
自分の限界を知るいい機会になったと思っています(笑)
「待たないで~」と言っておられるので、「竜胆」は、待ちませんが、葡萄は楽しみにしております。
あまり無理をなさらずに、ご自愛ください。
まだ火遊びには早いお年頃でしたかしら(←嘘です)。むしろいい加減火遊びすんなってところでしょうか。
今日は36度に設定したお湯をはって、抗炎症作用のあるラベンダーオイルを垂らして肌を冷やして&水分補給して、部屋では定期的に化粧水を霧吹きで与えて極度の乾燥から皮膚を守っています。
私は摂氏50度のサハラでも、赤道間近で標高も高いエチオピアでも、肌が全く赤くならずに綺麗なサンタンに焼けていたので、ちょっと自分の体質を過信していたようです。
これも年かしら。いやぁね。
でも、アロエとか塗って冷やしておいた方がいいですよ~。私は、色白なもんで海外のビーチに行く旅に皮を剥がれた因幡の白兎状態なもんで。どうも人ごとと思えなくて…おせっかい、失礼しました。
でも、のんびりとビーチで読書って好きですね、私も。ヤシの木陰でフレンチ・ロリータを眺めつつ、ナプコフ(嘘です)じゃなくて、推理小説とか読んでいるのは好きです。
今年は海にいけそうにないので明日は雨が降らなければ、奥日光を散策予定。相当、涼しいかな? ぶらぶらと本を片手に気晴らしに行ってきます。
>K-es さま
今日までにもう3人からそのように脅かされました(笑)
社会人時代にイスラムの刺激的な太陽にやかれているので、今回の火傷事件がなくてもかなり危険ゾーンなはずです。あとのまつり。
>albireo さま
竜胆の絵・・・もう本体は枯れる間際です(笑)
以前書いたものでも引っ張り出してみましょうか・・・
日焼けには、気を付けて下さい。
竜胆の絵、是非見せて下さいね!
火傷の前日の素敵なぶどうも色づくのが楽しみです。