・・・<ポケモンアニメ感想>・・・
「サトシとゴウ!あらたなる旅立ち!!」
前回、そして今回はさらに各シーンがゆっくり、じっくりしており今まで3年の詰め込み過ぎ回が嘘のようでした。
サトシとゴウの旅立ちを描くと内容が決まってるせいかWCSもプロジェクトミュウも終わってるからか
今までの突っ込み所もほぼ感じず、穏やかながらも一区切りを感じさせる最終回(暫定)でした。
この回で本編外で爆弾投下(今後の放送予定)する事を考えても濃すぎない最終回でよかったなと。
サトシとゴウの台詞も一つ一つがまっすぐでポケモン大好きなのが滲み出ていて、二人のキャラを体現していてよかったです。
サトシと別れて寂しさを滲ませるもすぐ前向きな表情に変わって進んで行くゴウも(前回の唐突な激昂もあって余計に)
ちゃんとゴウらしくてよかったし成長を感じさせました これやるなら前回の絶交発言いらなかったんじゃ?
(いらないというか前回もこれくらいゴウの心情が分かる表現をするべきだったのでは)
ほんと、この3年の積み重ね描写がちゃんとしていればもっと感慨深く見れただろうなと思えるよくまとまった最終回でした。
ルギアとレイドバトル 新無印2話でのサトシとゴウの出会いのきっかけであり、なし崩しな流れで乗ってしまって、
他のトレーナー達がレイドバトルしてたルギアに今度はサトシとゴウで挑みルギアの意志で乗せてもらうのは綺麗な着地でした。
エースバーンがピカチュウをシュートする連携技が良かったのでどうせならもっと前から定期的にやって欲しかった気がします。
エースバーンとピカチュウ、インテレオンとルカリオの組み合わせもよかったですが個人的には最後にルカリオとエースバーンのコンビ描写も見たかったですね。
…ダンデ戦でルカリオのキョダイはどうだんを撃たなかったのは何でだよと思っていた矢先のこの流れだったので
最後の最後に取っておいたのかと思っていたらここでも撃たず。そこは撃つところだろうが。何だったんだキョダイはどうだん…
ゴウ、ミュウにはずっとありがとうって言いたかった、ともだちになりたい等の清らかな態度をとるくせに
ルギアにはモンスターボールGO!なのか…ミュウへの態度との落差を感じるもののHP減らしたタイミングでボールを投げるあたり大分ましか。
モブにカントーのポケモンがずらずら(ミュウツー達まで)(もしかして全種いる?)やサトシとバタフリー夫婦の再会やホウオウは1クール後に取っておけばよかったのではという気もしますが、ここでやるのもこれはこれで。
コハルは学校に通いながら週末リサーチフェローとこちらも綺麗な収まり方でした。
やっぱりポケモンに興味ない+夢は考え中だからとイーブイの進化形を訪ねて回るだけで終わったこの3年よりも、
ここからポケモントレーナーとして本格活動していくコハルこそポケモンのメインキャラとしてじっくり見たかったですね…
前回今回とワンパチがサクラギ博士の側に付いてる描写等からワンパチは博士のポケモンだしサクラギパークのリーダーもあるからコハルの相棒はイーブイただ1匹ですよ、と言われてるようで
制作側的にはワンパチはそういう立ち位置にしたいのかもしれませんが序盤でコハルとの仲良しエピソードを
あれだけ見せられていると正直イーブイゲット以降ワンパチがどんどんコハルから離される一方だったのは寂しかったです。
イーブイゲットと同時期からワンパチがだんだんサクラギ家の中よりパークのポケモン達といる方が楽しくなってきて
そんな中意外とリーダー適性を発揮するようになっていって…みたいな過程が本編で描かれていれば自然だったんですけどね。
あと唐突にパークのリーダーになったという設定から終盤でパルスワンに進化するのではと予想していたんですが特に何も無し
まあ(サンムーンのサトシのガオガエンよろしく)最後の最後に進化してももう出番取れないのでいいんですけど。
ワンパチ、グッズではかなり優遇されてるのに新無印での扱いが勿体無かったと感じる剣盾ポケモンの1匹です。
ゴウの手持ちポケモン(多分)全員集合+サトシゴウコハルの父兄交流もいいサービスシーンでした。
コハルの家族はコハルのリアル設定強調のためか何度か出てきましたがゴウの家族は序盤のカラカラ回以来っぽいですね
せっかく家族の設定作ったなら・同じクチバにいるならゴウと家族の描写ももう少し見たかった気がします。
スイクンはじめ、他のプロジェクトミュウメンバーがゲットしたレジ系やビリジオンはそのまま所有し続けるって事ですかね…
まあ3月でこの世界線のアニポケは終わる(多分)のでもういいって事ですかね。
EDで引退後ダンデとホップ対サイトウが見れたのは良かったですが
ホップの本編での出番がダンデの賑やかしだけで終わったのはやはり勿体無かったです。
未登場の剣盾ポケモンやジムリーダーをここでどうにか詰め込んでくる可能性も考えてましたが特に何も無かったですね…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それでは最後にアニメ新無印…ポケットモンスター(2019~2022)の個人的総括。
このシリーズの評価ですが、サトシ交代が新無印開始時点で決まってたのか途中から決まったのかで変わると思います。
もし途中で決まったなら現場が大変だったろうなと思うし最初から決まってたならいろいろ風呂敷広げすぎだしゴウとコハルの話ここまでメインで力入れなくてよかったんじゃないの??と思うし。
その辺の内部事情こそ毎月のアニメ雑誌掲載で思いっきり明かしてほしいですね。
サトシ主人公交代に至るまでの話は詳しく読みたすぎます。
新無印は個人的に「剣盾がメインではない」「そもそもアニメの作り自体がいまいち微妙」の2点でちょっと高評価しづらいシリーズになりました。
最新作メインじゃないから不満というのは個人的な好みな所もあるかもしれません
過去キャラ過去要素も個人的には最新作の割り当てを減らしてまで求めてないんですけど、でも需要が大きいのは分かるし
実際反響は毎回ものすごかったし、これでサトシシリーズが最後になると思うとまあ出した方がいいのか、とは思います。
でも販促の面でも最新作要素は一通りメインでやるべきだったんじゃないかと思います。
新無印を見た人にとって多数の剣盾ポケモンよりもイーブイルカリオゲンガーカイリューの方が印象に残ってしまうと思うとやはり。
アニメの作りに関しては毎週のように色々引っ掛かる所がありましたが、とにかく新しい事やりたい事多すぎ詰め込み過ぎなのが大体の大元だったように感じます。
コロナ禍やサトシの集大成をやらないといけないというのも多少影響あったと思いますが。
スタッフが意欲的なの自体は喜ばしいですけどそれを商業作品として上手く組み立てるのはまた別の話だなと。
サンムーンの後半あたりから広げた風呂敷を畳みきれてないのを薄々感じていましたが
新無印ですべての地方になってやりたい事が増えた結果それがますます顕著になっていたと思います。
モーン回やダンデのリザードン戦のような急にどうした??(普段が普段なので素直な感動よりも困惑が先に来てしまう)
となるレベルの超クオリティ回や他にもすごく上手いと思うシーンも所々にあるものの
逆に今までにないレベルで台詞や演出が引っ掛かるシーンも度々あり、
上手い時と微妙な時のブレが両極端で結局全体的になマイナス評価になってしまうのが惜しかったと思います。
ゴウやコハルのキャラもやりたい要素を盛るだけ盛って何となく一貫してないように感じる所もあったしサトシも少し。
いいところはちゃんと良かっただけに、各要素に対してつまらないとか駄作ではなく勿体無いという印象が大きいシリーズとなりました。
個人的にアニポケ新無印に点数つけるとしたら55点ぐらいかなと
ただしそこそこという意味ではなく100点中150点の回とマイナス50点の回を繰り返した結果の平均、みたいな感じで。
「サトシとゴウ!あらたなる旅立ち!!」
前回、そして今回はさらに各シーンがゆっくり、じっくりしており今まで3年の詰め込み過ぎ回が嘘のようでした。
サトシとゴウの旅立ちを描くと内容が決まってるせいかWCSもプロジェクトミュウも終わってるからか
今までの突っ込み所もほぼ感じず、穏やかながらも一区切りを感じさせる最終回(暫定)でした。
この回で本編外で爆弾投下(今後の放送予定)する事を考えても濃すぎない最終回でよかったなと。
サトシとゴウの台詞も一つ一つがまっすぐでポケモン大好きなのが滲み出ていて、二人のキャラを体現していてよかったです。
サトシと別れて寂しさを滲ませるもすぐ前向きな表情に変わって進んで行くゴウも(前回の唐突な激昂もあって余計に)
ちゃんとゴウらしくてよかったし成長を感じさせました これやるなら前回の絶交発言いらなかったんじゃ?
(いらないというか前回もこれくらいゴウの心情が分かる表現をするべきだったのでは)
ほんと、この3年の積み重ね描写がちゃんとしていればもっと感慨深く見れただろうなと思えるよくまとまった最終回でした。
ルギアとレイドバトル 新無印2話でのサトシとゴウの出会いのきっかけであり、なし崩しな流れで乗ってしまって、
他のトレーナー達がレイドバトルしてたルギアに今度はサトシとゴウで挑みルギアの意志で乗せてもらうのは綺麗な着地でした。
エースバーンがピカチュウをシュートする連携技が良かったのでどうせならもっと前から定期的にやって欲しかった気がします。
エースバーンとピカチュウ、インテレオンとルカリオの組み合わせもよかったですが個人的には最後にルカリオとエースバーンのコンビ描写も見たかったですね。
…ダンデ戦でルカリオのキョダイはどうだんを撃たなかったのは何でだよと思っていた矢先のこの流れだったので
最後の最後に取っておいたのかと思っていたらここでも撃たず。そこは撃つところだろうが。何だったんだキョダイはどうだん…
ゴウ、ミュウにはずっとありがとうって言いたかった、ともだちになりたい等の清らかな態度をとるくせに
ルギアにはモンスターボールGO!なのか…ミュウへの態度との落差を感じるもののHP減らしたタイミングでボールを投げるあたり大分ましか。
モブにカントーのポケモンがずらずら(ミュウツー達まで)(もしかして全種いる?)やサトシとバタフリー夫婦の再会やホウオウは1クール後に取っておけばよかったのではという気もしますが、ここでやるのもこれはこれで。
コハルは学校に通いながら週末リサーチフェローとこちらも綺麗な収まり方でした。
やっぱりポケモンに興味ない+夢は考え中だからとイーブイの進化形を訪ねて回るだけで終わったこの3年よりも、
ここからポケモントレーナーとして本格活動していくコハルこそポケモンのメインキャラとしてじっくり見たかったですね…
前回今回とワンパチがサクラギ博士の側に付いてる描写等からワンパチは博士のポケモンだしサクラギパークのリーダーもあるからコハルの相棒はイーブイただ1匹ですよ、と言われてるようで
制作側的にはワンパチはそういう立ち位置にしたいのかもしれませんが序盤でコハルとの仲良しエピソードを
あれだけ見せられていると正直イーブイゲット以降ワンパチがどんどんコハルから離される一方だったのは寂しかったです。
イーブイゲットと同時期からワンパチがだんだんサクラギ家の中よりパークのポケモン達といる方が楽しくなってきて
そんな中意外とリーダー適性を発揮するようになっていって…みたいな過程が本編で描かれていれば自然だったんですけどね。
あと唐突にパークのリーダーになったという設定から終盤でパルスワンに進化するのではと予想していたんですが特に何も無し
まあ(サンムーンのサトシのガオガエンよろしく)最後の最後に進化してももう出番取れないのでいいんですけど。
ワンパチ、グッズではかなり優遇されてるのに新無印での扱いが勿体無かったと感じる剣盾ポケモンの1匹です。
ゴウの手持ちポケモン(多分)全員集合+サトシゴウコハルの父兄交流もいいサービスシーンでした。
コハルの家族はコハルのリアル設定強調のためか何度か出てきましたがゴウの家族は序盤のカラカラ回以来っぽいですね
せっかく家族の設定作ったなら・同じクチバにいるならゴウと家族の描写ももう少し見たかった気がします。
スイクンはじめ、他のプロジェクトミュウメンバーがゲットしたレジ系やビリジオンはそのまま所有し続けるって事ですかね…
まあ3月でこの世界線のアニポケは終わる(多分)のでもういいって事ですかね。
EDで引退後ダンデとホップ対サイトウが見れたのは良かったですが
ホップの本編での出番がダンデの賑やかしだけで終わったのはやはり勿体無かったです。
未登場の剣盾ポケモンやジムリーダーをここでどうにか詰め込んでくる可能性も考えてましたが特に何も無かったですね…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それでは最後にアニメ新無印…ポケットモンスター(2019~2022)の個人的総括。
このシリーズの評価ですが、サトシ交代が新無印開始時点で決まってたのか途中から決まったのかで変わると思います。
もし途中で決まったなら現場が大変だったろうなと思うし最初から決まってたならいろいろ風呂敷広げすぎだしゴウとコハルの話ここまでメインで力入れなくてよかったんじゃないの??と思うし。
その辺の内部事情こそ毎月のアニメ雑誌掲載で思いっきり明かしてほしいですね。
サトシ主人公交代に至るまでの話は詳しく読みたすぎます。
新無印は個人的に「剣盾がメインではない」「そもそもアニメの作り自体がいまいち微妙」の2点でちょっと高評価しづらいシリーズになりました。
最新作メインじゃないから不満というのは個人的な好みな所もあるかもしれません
過去キャラ過去要素も個人的には最新作の割り当てを減らしてまで求めてないんですけど、でも需要が大きいのは分かるし
実際反響は毎回ものすごかったし、これでサトシシリーズが最後になると思うとまあ出した方がいいのか、とは思います。
でも販促の面でも最新作要素は一通りメインでやるべきだったんじゃないかと思います。
新無印を見た人にとって多数の剣盾ポケモンよりもイーブイルカリオゲンガーカイリューの方が印象に残ってしまうと思うとやはり。
アニメの作りに関しては毎週のように色々引っ掛かる所がありましたが、とにかく新しい事やりたい事多すぎ詰め込み過ぎなのが大体の大元だったように感じます。
コロナ禍やサトシの集大成をやらないといけないというのも多少影響あったと思いますが。
スタッフが意欲的なの自体は喜ばしいですけどそれを商業作品として上手く組み立てるのはまた別の話だなと。
サンムーンの後半あたりから広げた風呂敷を畳みきれてないのを薄々感じていましたが
新無印ですべての地方になってやりたい事が増えた結果それがますます顕著になっていたと思います。
モーン回やダンデのリザードン戦のような急にどうした??(普段が普段なので素直な感動よりも困惑が先に来てしまう)
となるレベルの超クオリティ回や他にもすごく上手いと思うシーンも所々にあるものの
逆に今までにないレベルで台詞や演出が引っ掛かるシーンも度々あり、
上手い時と微妙な時のブレが両極端で結局全体的になマイナス評価になってしまうのが惜しかったと思います。
ゴウやコハルのキャラもやりたい要素を盛るだけ盛って何となく一貫してないように感じる所もあったしサトシも少し。
いいところはちゃんと良かっただけに、各要素に対してつまらないとか駄作ではなく勿体無いという印象が大きいシリーズとなりました。
個人的にアニポケ新無印に点数つけるとしたら55点ぐらいかなと
ただしそこそこという意味ではなく100点中150点の回とマイナス50点の回を繰り返した結果の平均、みたいな感じで。