みどりの森ノート

【2023.4 移転しました】アニメなどの話題やイラスト。ポケモンアニメ感想、ポケモン、動物キャラ作品など。

劇場版ポケットモンスター みんなの物語 感想

2018-09-29 | ポケモン
 (ネタバレ注意)


 何人ものゲストキャラの群像劇がだんだん重なっていくストーリーが新鮮でした。
人間キャラのストーリーを進めながら、そこにたくさんのポケモン達が関わってくるのがこれぞポケモン映画という感じでした。
主役の伝説ポケモンにそれぞれのパートナーポケモン、野生のモブポケモンまで今年もたくさんのポケモンがいきいきしていてとても良かったです。
 去年のリメイクノルマもなく、今年はキミにきめた路線でのオリジナル映画を素直に楽しめました。
思いっきり主人公していた「キミにきめた」から一転して今年のサトシはみんなをまとめる役をする事で成長を感じられたのが上手いです。
今年みたいなポジションでも主人公として通用するあたりは流石サトシですね。

 主役ポケモンのゼラオラ 元々好みだったので注目していましたが
ラルゴはじめ人間キャラとの交流も描いた上で味方として活躍していて、良かったです。
キミにきめた以前の伝説ポケモンの扱いに慣れてしまったせいで伝説にしてはちょっとスケールが小さくないかと感じる所もあるのですがあまり強大な存在にしすぎて暴れるだけの怪獣になってしまったたくさんの前例を思うとやっぱりこれくらいの活躍でも十分かな、と思います。
…でもやっぱりもうちょっと電気技で派手に活躍してほしかった気もします。
 そしてルギアですが、主役に据えられた割にあまり存在感が感じられなくて
これならいなくても良かったのでは…と思ってしまいました。
こんな風にルギアを出すなら序盤から街中にシンボルとしてルギアの古い絵や像があったり
街の人達がもっとルギアを心待ちにしているような描写を重ねて満を持して登場、ぐらいした方が良かったのではと思います。
 あと内容や人間キャラの活躍無視して言ってしまうのですが、後半でしぜんかいふくの薬を散布するのにものすごい風が必要だったり薬を作るのに電気が足りなくなるシーンがあってここでルギアとゼラオラの力を借りないなんて勿体無い…とつい思ってしまいました。
上映が終わった後近くの席の子供も同じ突っ込みをしていたので自分だけではないんだろうと思います。

 ゲストキャラ達はそれぞれの問題を抱えながら登場して、
ポケモンと関わるうちにみんな解決してハッピーエンドに終わるのが気持ちよかったです。
ヒスイは予告ではただの偏屈なおばあさんにしか見えなかったのに後半で驚きの大活躍をしたり、
トリトは冴えない印象から始まったけど腕は確かだし
ポケモンや研究仲間の信頼をしっかり得ているシーンがちゃんとあったり、
カガチは嘘をつき続けていたらよりによってウソッキーとめぐり合ってしまったり、
どのキャラも見ていて好きになれました。
それぞれのポケモンとの関わり方も様々で良かったし、本当に悪い人が出てこなかったのも気持ちよく観れました。

 主役の2匹だけでなく、ゲストキャラが多かった分そのパートナーポケモン、そして街や山のモブポケモンもたくさん画面に映っていたのが満足度高いです。
冒頭のゲットレースでは金銀のポケモンが町中を動き回っていて楽しかったです。バンギラスかっこいい。
メリープやワタッコ達の技(わたほうし?コットンガード?)で巨大な綿でゼラオラを受け止める所とか。
1回観ただけでは追いきれないので家でじっくり見られるようになった時に画面の隅々までポケモンをチェックしたいです。
 ルギアが主役だからなのか出てくるのがほとんど金銀ポケモンで統一されている中
トリトの手持ちにラランテスがいたのは何だったんでしょう…
(そもそも街中のポケモンが金銀で統一されてたのが何だったんでしょうという感じですが。)
 TVシリーズと別の路線だと、
「せっかくの映画なのにピカチュウ以外の手持ちが活躍しない」問題が起こらなくて済むんですね。
でもキミにきめたの続きだとすると今回リザードンの出番が全くなかった事になりますが…
 Let’s go ピカチュウ/イーブイを控えたタイミングだからか、
イーブイの出番が心持ち長めだったような気がします。やっぱりイーブイは可愛い。
個人的に、ゲームの販促にするならもっとこう、リサに「レッツゴーイーブイ」「君とならどこまでも行ける」ぐらい言わせるとか、ゲーム内でできる事をリサとイーブイにやらせるとかしても良かったのでは…
がっつりゲームを意識した演出があれば「ああゲームの販促でイーブイを目立たせてるのか」とよりすんなり納得できたと思います。

 ポケランチャンネル 先にTVのミニコーナーの方を見ていたので「映画のキャラだったのか」という所から始まり
ED後のオチには驚きでした。私は最後まで本当に気付かなかったんですけど途中で気付いた人は気付いたんでしょうか。
入院中の病室からもノリノリで動画配信ができるとはいい時代ですね。
というかポケモン映画でこういうギャグっぽいオチってあまりなかったのでそこも新鮮で面白かったです。
 TVシリーズの方でやっていたポケランチャンネル、TVの感想記事にも書きましたが、映画に出てくるチャンネルをTVでも楽しめるし内容やゲストキャラを一人ずつしっかり紹介できるしゲスト声優の撮り下ろしの台詞も聞けるしでとてもいい宣伝コーナーだったと思います。

 今年のゲストキャラの声はヒスイを除くと全員ゲスト芸能人という事になるんでしょうか。
野沢雅子さん山寺宏一さんも公式的にはゲスト枠なのでほんとに全員ゲスト声優で埋めたんですね。
毎年の事ですがポケモン映画はゲスト芸能人5人も6人も呼び過ぎだと思います。
何人も呼んだならその分各々がしっかり宣伝でもしてくれればまだ割に合うんですけど実際はどうなんでしょう…
 今年はあまり棒読みな人がいなかったようでしたがだからといってゲスト芸能人をあまり認めるわけでもなくて。
リク@中川翔子とかEDまでしょこたんな事にも正体がポケランな事にも気付かないレベルで上手かっただけに、ゲスト芸能人はいらない立場としてはちょっと悔しかったです。

 EDは各キャラの楽しそうなその後が分かる優しいイラストが良かったです。
去年までのEDは普通にアニメーションだったので正直絵的に物足りなく感じる所もあるのですが、そこを飲み込めばいいイラストでした。
 今年はOPはありませんでしたが、TVのOPだった未来コネクションが好きなのでこれをそのまま映画のOPに使っても良かったのでは…と思います。ゲットレースのシーンあたりでも使って。

 そういえば初期の予告ではリサがメインヒロインどころか主役のように出ていましたが、まだ設定が固まっていなかったんでしょうか。
公開間近の宣伝でもリサとイーブイの露出が何となく多めだったのはLet’s goイーブイが控えているからでしょうか。
 ポスターは引きのデザインはかっこいいんですが、やっぱりポケモンをパッと見て分かるぐらいに描いた方が良かったのではと思います。ポケモンの映画なんだから。

 

未来へコネクション

2018-09-26 | ポケモン
ラプラスは良い。

 オレンジ諸島編のラプラス、そのうちサトシと再会して正式ゲットされてもいいんですよ。
映画キミにきめたのマコトのラプラスもなみのりシーンのためだけに持たせた感があったので
クライマックスのバトルでも使ってほしかったなと思います。

 ◇すっかり遅くなりましたが映画感想をもうすぐ投稿予定です。

・・・<アニメ感想>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「未来へつなげ!かがやきさまの伝説!!」
 ネクロズマ編 映画も顔負けの大団円に終わりました。
 クライマックスはしまキングを中心にエーテル財団の人達もカプ神達も勢揃いで、
アローラの人間とポケモンがほんとに皆でかがやきさまに力を捧げていて盛り上がりました。
今までバラバラに登場したしまキング達が一同に揃ってしまキングらしい事をしているのも新鮮味があったし、
やっぱりアローラは人間とポケモンが共に生きている土地だというのが伝わってきました。
ここって多分テレビの前のみんなも一緒にやる所ですよね…そう受け取りました。
 そして現地のサトシ達も。とどめに手持ちのポケモンでZ技をやるのかと思ったら
まさかのソルガレオ・ルナアーラの同時Z技、しかも主人公のサトシとライバルポジションのグラジオの二人でとは。
盛り上がり要素しかなくてたいへんに燃えました。ゼンリョクに熱いぜ。
 光を取り戻したネクロズマがアローラの人々の前に神々しい姿を見せて、悪役で終わらず
アローラに伝わる「かがやきさま」だったのを示して終わったのも良かったです。
カプ神の扱いもですが、サンムーンの伝説ポケモン達はアローラの土地に伝わる神様と言う感じなのがいいです。
人間やポケモンが困ったら力を貸してくれるし時には気まぐれで厄災をもたらす…という感じで。

 映画でやれなかった分のアローラの伝説とウルトラビーストをTVでやる事で、
結果的にTVシリーズのキャラと要素をフル活用した感じになっててとても良かったです。
もしこの話を映画でやっていたらネクロズマとアーゴヨンとソルガレオ・ルナアーラが
もっと大暴れして悪者みたいになっていたかもしれないし
芸能人声優のゲストキャラが中心になってサトシとピカチュウ以外のTVキャラはみんな蚊帳の外になってたかもれない。 (最悪サトシすらろくに活躍しない可能性も)
ベベノムやカプ神達も映画でぽっと出になるよりTVシリーズでずっと積み重ねてきたからこそ、
今回のクライマックスが感慨深かったんだと思います。
 ソルガレオ、ルナアーラ、カプ神にウルトラビーストとアローラの伝説ポケモンも全員万遍なく活躍していてほんとにここまでの集大成という感じでした。映画じゃなくてTVなのにすごい盛り沢山でした。やはりアニメサンムーン編の評価は高いです。

 そしてベベノムのお別れに合わせて流れる未来コネクションが、反則です。
前半OP映像をそのまま流してきて今回ではっきり分かったのですが、この歌詞も映像もまさに
アローラにやってきたベベノムをそのまま表していたんですね。
OP曲の演出だけでも感動的だったのに最後のベベノムのお絵描きも、ぐっと来ました。
OP曲もお絵描きもTVシリーズの積み重ねだからこそ出来た感動的な演出でした。
 未来コネクション、冒頭の野生の一瞬をとらえたようなナゲツケサルがほんの一瞬ながらとても良かったり
ウルトラガーディアンズの出動バンク~ライドポケモンで飛び回るサトシ達がすごく動いてたり
それぞれのトレーナーと手持ち達の一枚イラストも良かったり、とても好きなOPでした。
 ベベノムのキャラソンとしても最高だしポケモンのテーマとしても明るくてとても良かったので今年の映画のOPでも使って欲しかったと思えます。

 さて次の回までしばらく休みが続くわけですが
せっかくなのでここでXY終了時に放送されたスピンオフとか前にポケモンサンデーで放送されたスピンオフとか普通に放送されなかったアニメを流してくれたら嬉しいんだけどな…などとつい思います。

 

やるか ポケカ

2018-09-19 | ポケモン
夏にとある所に提出したもの


 「ローソン限定オリジナルポスターを手に入れよう!」
https://www.pokemon-card.com/info/2018/20180907_001398.html
 ポケモンカードのリストが載ってるこのポスターをもらおうとしたら、
どうやら最近人気YouTuberの人達が次々ポケモンカードを扱った事で人気が出て
全国で妖怪メダルのごとくカードが品薄になっている事を知りました。
YouTuberの力は偉大ですね…今やいろんな子供向けアニメに取り入れられていますからね。ポケモンにも。
ともかくこれで少しでもポケモン人口が増えたらいいなと思います。
カードの対戦方面でもコレクション方面でもキャラ萌え方面でも。
 あと最新弾の超爆インパクトには、いよいよ刀語の竹さん描きおろしのザオボーのカードが入ってるという事で
注目しております。…上の通り私の周りも品薄なのでそうそう手に入らないかもしれませんが。

・・・<アニメ感想>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「光と闇のプリズム、その名はネクロズマ!」
 ベベノムっていっぱいいるんですね。
何となくウルトラビースト=伝説のポケモンみたいなイメージを持っているもので。ちょっと違うかな。
あの中からサトシのベベノムが1匹だけアローラに派遣されたという事は幼いように見えて
他のベベノムよりも成長してる個体なんでしょうか。
そしてアーゴヨンは喋るんですね。TVシリーズに伝説ポケモンが出てくる事はたまにあっても
TVシリーズで喋った事は今までほとんどないんじゃないでしょうか。
話を聞く限りちょっと複雑な状況みたいだし通訳のニャースを連れてこれる状況でもないようなので
アーゴヨンに直接説明してもらうのが手っ取り早いですね。
 状況が切迫してきましたがこんな時でもサトシがいつもの主人公力を発揮したり
クラスメイトの皆も明るい方向に持っていこうとしたり、やっぱりアローラの空気は何があっても明るいのが良いです。
共闘してロケット団に立ち向かうククイ博士とザオボーもかっこよかった。
 今回のソルガレオ、ルナアーラ、ネクロズマ、ベベノム、アーゴヨンの5匹が入り乱れたお話を
映画のクオリティでも見てみたかった感も多少ないでもないのですが、
映画でやっていたらまた余計なインフレとか余計なゲストキャラ・芸能人とかが付けられていたのかもしれません。
サトシとクラスメイトとエーテル財団の「いつもの仲間達」総出で立ち向かう所がやはりTVシリーズの良さだと思います。

 

おしえてフェアリル

2018-09-14 | ジュエルペット・サンリオ
 リルリルフェアリル3期。2期までのテレビ東京系列から放送局が縮小してしまったものの、
代わりに無料動画配信が増えて、地方民としては結果的に2期までよりも観やすい環境になってしまいました。
よりたくさんの人に見てもらえそうなのは2期までの環境だったと思うのでちょっと複雑な心境です…。
 そんなわけで3期目でやっと毎週アニメを観られるようになりました。
尺が短くなり内容や作画もなんだかちょっと省エネ気味に感じられるのですが、
あまり動き過ぎない絵本のような作画や「ちょっとしたほのぼの話」がかえってリルリルフェアリルの雰囲気に合っているような気がします。
飛び飛びで観ていた感じ2期まではそこそこシリアスなお話もあったみたいでそれはそれでという感じですが。
これからはかわいいフェアリルを毎週見守りたいと思います。


 遅くなりましたがサンリオ男子のアニメも観ておりました。
メインの男の子達のお話もしっかり進めながら、隙あらば実在するサンリオグッズを出してきたり
サンリオキャラの豆知識を教えてくれたりみんなで楽しくピューロランドを満喫しちゃうし
それからEDではスタッフ・キャストの好きなサンリオキャラ添えられていたり…と
正直イケメンよりもサンリオ要素目当てで観ている人間にもとっても楽しかったです。
サンリオさんのサービス精神はすごいですね。
これはピューロランドに行きたくなるしミラクルギフトパレードを見たくなります

 

かがやき様

2018-09-12 | ポケモン
・・・<アニメ感想>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「アローラの危機!かがやきを喰らう闇!!」
 いよいよ動き出したかがやき様ことネクロズマ ベベノムが一緒にいられるのもこの辺まででしょうか。
グラジオとオンバーンも加わって、盛り上がってきました。
ルナアーラって前にもアニメに出てきた事ありましたっけ…忘れてしまった(アローラOPを除く)

  「ルナアーラ対UB:BLACK!満月の戦い!!」
 ルナアーラが襲われてばかり・ポケセンで治療される始末であまりいいとこなしでしたが
この後は活躍してくれるでしょうか。
日食・月食ネクロズマもウルトラサンムーンの売りの一つだったわりに「こんなもんか」
という感じで…ゲームでの扱いはどんな感じになってるんでしょうか。
 ロケット団本部に行ったアローラニャースは順調に出世しているようです。
精鋭部隊のはずなのにネクロズマの力で腑抜けてしまうあたり、流石サンムーンの雰囲気という感じです。

 ハイタッチ!を久しぶりに聴いたのでヒカリの事を思い出していました。
ヒカリは旅立つところから始まってコンテストとか自分の道を進むところも描かれていて、
勿論ポケモントレーナーとしてポケモン達ともちゃんと向き合っていたので、
この歌に表れているようにヒロインでありサトシとW主人公っぽくもあり、歴代ヒロインの中でも高評価です。
ハルカや今のアローラの女子達もそれぞれポケモンと向き合ってトレーナーしてたので好きです。
 残りのヒロイン達だってちゃんとポケモントレーナーしてたじゃないかと突っ込まれそうですが
これ以上は個人の好みという事でひとつ…

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  「かくれざとのフシギダネ」
  「はぐれポケモン・ヒトカゲ」
  「ゼニガメぐんだんとうじょう!」
 久しぶりに見ました。
以下はたしか初見だったりリアタイで見たはずの回もいろいろ忘れててほぼ初見状態だったり。
 サトシの手持ちになってからは貫禄がついてすっかり(性格が)丸くなっていたフシギダネも
初登場時は好戦的でよく動いてるのが新鮮だったり
ヒトカゲを捨てたダイスケの胸ぐらに掴みかかるタケシが同じく新鮮だったり
ゼニガメがニャースの通訳により死刑と言っていたのが新鮮だったり
始まったばかりで今とは違う勢いがあった頃のアニポケってこんなだったんだなあ…
と思いました。

  「ロコン!ブリーダーたいけつ!」
 リアタイの時もロコン可愛いなーと夢中になったものでしたが、
改めて見てもロコン初登場にしてロコンの魅力が押さえられている良回でした。
ロコン好きな人は見ておくべき回だと思います。
ビューティーショップの椅子におすましして座っているロコンとか
タケシに懐くロコンとか、いざ戦うと強いロコンとか、
ロコンはやっぱり可愛いです。
…タケシのロコンって今もタケシの手持ちにいるんでしたっけ。

 

ハッピネス

2018-09-07 | ジュエルペット・サンリオ
 ジュエルペットハッピネスを観始めました。
映画と同じ桜井監督なので大体の雰囲気は想像できていましたが
基本ほのぼのゆるいお話だけどギャグもぽんぽん挟んできて楽しくてちゃんといい話に終わり
肝心のジュエルペットの出番もばっちり…とかなり良い感じです。
絵柄もお話もギャグも教育的部分もどれもほどよく子供向けアニメしていて、好きです。
前のシリーズで毒舌になりがちだったラブラ・エンジェラやライバルのまりえちゃんを、
汚れ役や完全に悪い子に描かずにいい面も描いてるのも好感です。
ジュエル便の販促もしっかり話に組み込まれていますね。
 映画も含めて、このアニメで一番見せたい売りたいのは可愛いジュエルペットというのをとても心得ている感じがします。
人間キャラも話を進めたりペット達のサポート役に動かしつつ、
最大限ジュエルペットを画面に入れて可愛く動かしたり喋らせたりしているな、と感じます。
毎回のノルマがジュエルペットが誰かと心を通わせて魔法の宝石を出す、なので
毎回ジュエルペットの誰かを話のメインにして進められるんですよね。上手いです。
魔法バンクも、ジュエルポッドの販促だけでなくペットそのものの可愛さを見せるためのバンクという感じで
よく動くし可愛いので作中で何度も使われてもむしろ嬉しいです。
個人的に桜井監督特有のジト目を除けばここまでの魔法バンクで一番好きかもしれません。
 あと作画面で、最近のアニメの評価にありがちな整った作画でぬるぬる動かすのではなく
少ないコマで紙芝居のように動かす(何と言ったらいいのか…ギャグ漫画をそのまま動かしてるような感じ。)
のも安心して見てられます。多分現場の負担もこれなら重くならないのでは。
OPのサビ前のジュエルペット全員が出る所は映画のポスター絵の使い回しなのですが、
可愛い作画で好きなカットなのでTV版にも使い回すのは寧ろありです。

 EDは映画とサンシャイン後期OPをいい意味で引き摺っていて、
本編と逆にみんなすごい動いて踊ってるのが可愛いです。
普通だったらメイン格のペットだけになりそうな所を全員しっかり出してしかも踊らせてるのが嬉しいし
作画を使いすぎずにジュエルペット全員を踊らせるための前半の措置がこれまた上手いです。
このクオリティなら1クールほど作画が間に合わなかったのもOPと曲が同じなのも許せてしまうレベルです。
本編の作画は出来る限り省エネ傾向にしてジュエルペットを目立たせるための魔法バンクやEDのダンスで
思いっきり動かして可愛く見せてるあたり、力を入れる所と手を抜いてもいい所を熟知しているっぽくて良いです。

 ちあり、ねね、るるか、まりえ、のばらと女の子キャラの名前が
二次元にしかなさそうでぎりぎり実際にありそうで絶妙に可愛いのが何気に好きなポイントです。
 サンリオキャラクター大賞 今年もおめかししたキャラが可愛かったです。
我が推しのジュエルペットは今年も去年とそこまで変わらず踏ん張ってくれました。
アニメが終わっても根強い人気で嬉しかったです。
今年もサンリオzoneのスマホアイコンが可愛かったのでスマホに並べまくってました。
ジュエルペットとSB69は別のページに。

 

いつだって いっしょさ

2018-09-04 | その他作品
 かみさまみならい ヒミツのここたま お疲れ様でした。
はじめは割と軽い気持ちで観ていたんですが映画のあたりからほのぼの良アニメな事にだんだん気付いてきて、
最終的になかなか高評価に観終わりました。
販促もやりつつ、「ものを大切に」の精神を常に忘れずアニメに組み込んでいて
ものの持ち主とここたまとの心あたたまるやり取りもたくさん積み重ねて、
とてもいい話の多いアニメでした。
 最終回はお話も楽しくまとまり、今までのここたまと人間キャラ総出演が嬉しかったです。
映画のいちにんまえここたままでしっかり出てきたのが良かったです。
ハピピナとか見習いここたまよりデザイン細かくてかわいいのでまた出て欲しいと思っていたので。
 一番最後にCGのここたまハウス達が大写しになったのは、ここたまと契約者の絆の象徴だったり、
おもちゃで遊んでくれた子供達への「ここまで遊んでくれてありがとう」のメッセージだったり、
あとスタッフの「販促のために頑張って作ったCGです!どうだ!」的な主張も何となく読み取れて
何気に二重三重にぐっと来ました。
 新シリーズもかわいいここたまがスタンバイしているので楽しみです。
これからも子供達の人気キャラクターでいてほしいです。

 映画 かみさまみならい ヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界 感想
 映画を観た時のこちらの感想記事ですが
ツイッターでツイートした所ありがたい事に脚本の山口宏さんの目に止まり拡散していただきました。
恐縮です。

 3月ごろの落書き
 ポプテピピック 元々の面白さだけでなく実験的な作り方もたくさん取り入れてたり
声優さんのいろんな芝居も聞けたり、いろいろな方面に面白いアニメでした。これは話題になりますね。
 最近のアニメは新幹線変形ロボ シンカリオンが熱いです。
BSのDlifeで再放送が始まったマイリトルポニーも久しぶりに見ています。
2013年のテレビ東京版の時は動画配信で見ていたのでやっと手元に残せるのがありがたいです。
そしてテレ東版の後、ここ何年かでやっとグッズがたくさん出るようになって嬉しいです。
グッズやら何やらの展開が充実してるこのタイミングでBS(全国、無料放送)での再放送が始まって良かったです。