みどりの森ノート

【2023.4 移転しました】アニメなどの話題やイラスト。ポケモンアニメ感想、ポケモン、動物キャラ作品など。

アニメ ポケットモンスター めざせポケモンマスター 感想

2023-04-05 | ポケモン
 サトシシリーズの好き・アニメならではのキャラがよかったポケモン(一部)
これからもアニメならではのポケモンにたくさん出会いたいです。(図鑑の設定から逸脱しすぎない範囲で。)

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・



  「虹とポケモンマスター!」
 淡々とマサラタウンで過ごすサトシとピカチュウをのんびり見せて終わったのがこれはこれで静かな終わりを感じました。
バトルとか盛り上がる要素は新無印でやり尽くした感があるし。
マサラタウンの実家にオーキド研究所に初代御三家におなじみのキャラ達と初代サービスも盛りだくさんで。
淡々としながらもサトシの手持ち達(ケンタロス達も。)やカントーの野生ポケモンがずらずら出てきたので映像的には楽しかったです。コラッタかわいい。
かき氷作ったりスケートしたりしてましたけど結構何か月も実家にいたんですかね。
26年(現実時間で。)も色々な地方を回って伝説のポケモンにも会いまくって世界チャンピオンにもなったのに
自分も持ってるカントー御三家をわざわざ研究所に見に行ったり家のすぐ近所でニョロモの背泳ぎに興味津々になれる、それでこそサトシです。
 ロケット団も最後にいつものノリで終わってよかった。サトピカもですがロケット団もやっぱりこうでなくちゃ。
…公式はサトシの事しか言ってないですけどロケット団もここで降板なんですよね?
最後だからか口上バンク(バンクではない)がやたら気合い入ってたような。
 ピジョット再登場&再加入は希望していたとはいえ最後にこんながっつり入れてきたのは予想外でした。
きっぱり別れたバタフリーやゼニガメやラプラスとは普通に再会しただけに余計にピジョットが不憫になっていた所だったので。
記憶してなかったんですけどトキワの森にいたんですね…それは早く迎えに行ってやれよと突っ込まれるわけです。
自分含めネットでもピジョットが「迎えに行く」と言ったきり放置されてるのはずっと指摘されていたので
その辺制作側にも届いていたのかなと。ともかく良かった良かった。
サトシを助けに飛んできた時に瞳が輝いていたのが印象的でした。長年の約束でしたからね。
ケンジもなかなか出ないと思っていたので最後に出られてよかった。
シゲルも、(個人的な感想ですが)最後の出番がゴウのライバルとしてでなくサトシのライバルとして終われたのが綺麗でした。

 ポケモンマスターはふわふわの概念だと思っていたので今回サトシが一応の答えのようなものを出したのは少し意外でした。
でもサトシらしい答えなので納得だしサトシにとってはそうって事なんでしょう。
でもこのめざポケの間公式の予告PVや外部メディアで「ポケモンマスターの定義とは!?」と
まるで1クール丸々シリアスなストーリーをやるような煽り方をしていたのはちょっとやり過ぎだったと思います。
予告の時点で必要以上に煽ってしまう(話題にはなってしまう。)のは新無印からの悪癖。
 最後の虹はホウオウの代わりって事、ですかね。本物は新無印の最終回で出しちゃいましたからね。
今回の虹と新無印最終回のホウオウ逆にしたらよかったんじゃと思わないでもないですが、これはこれで。
 「さいこうのボロボロぐつ」をまた履き替えて、「少しずつ膨らんで、つぼみが花開く」中を
(アニポケでリアルっぽい草花の描写は珍しい。)いつものように旅立つ、実にサトシらしい終わり方でした。
私個人としてはサトシに推しとかかっこいいとかそういう感情はそんなに持ってないですが、
最終回の最後までまっすぐポケモン大好きでポケモンのためならどこまでも飛び込んでいくサトシは
共感できる理想的なポケモンの主人公でした。そんなサトシがここまで26年アニポケの主人公を務めてくれて本当によかったです。

 今回のEDは風といっしょにかタイプ:ワイルド…せめて何かひと工夫は欲しいと思っていたので、良かったです。
あとアバンのBGMがOK!、最後の提供が赤緑のOP曲でしたね。(他にも何かあった?)
初代のEDとして聴くタイプ:ワイルドは後ろも振り返りつつまだまだこれからも行くぜみたいな感じでしたが
ここで流されるとまた感慨深さが違いますね…「マサラタウンにさよならしてからどれだけの時間経っただろう」の重みが、26年ですよ。(現実時間で)
タイプ:ワイルドのイントロには風といっしょにが入ってて実質2曲分なのがここで使うのにぴったり過ぎました。
【4/6訂正… 本編最後のBGMが赤緑のOP曲、最後の提供が映画のメインテーマでした。】

 ポケなぞがニャオハで終わってリコロイ第1話のニャオハに繋がるであろう流れが地味に綺麗です。
「次回もレッツポケなぞ!」の「次回も」が今回なかったのでここで終わりですかね。

 めざポケ編、サトシ最後のファンサービスに徹して終わってくれたのもだし
個人的には詰め込みまくりでいろいろやり切れてなかった新無印から一転してじっくり穏やかなアニポケに立て直して終われたのがとても喜ばしいです。ゲストポケモンをじっくり掘り下げるだけの従来のアニポケを久しぶりに楽しめたり。
新無印で雑な扱いだったキャラの株も上がったり。コダックは言う事聞けるようになってるし。ラティアスはかわいい。
 最終回でラティオスと仲良くなりきれなかった事を思い出してからのポケモンマスターの答えを見るに
(伝説のポケモンと1話であそこまで意思疎通できるあたり十二分にベテランだと思いますけどね。)
この最後の1クールの中にもめざポケ編としての縦軸が通っていたという事で、
のんびり&ファンサービスの中にもラティアス・ラティオスという縦軸を通していたのが新鮮味があり上手かったです。
 新無印後半の制作現場の間に合って無さは本当に心配だったのですがめざポケをのんびり省エネ路線
(見てる分には)でやった事で少しでもリコロイでのゆとりが出来ていればいいのですが。
今サトシを送るのに力入れすぎてリコロイが雑になるのは望んでないので…ただでさえサトシがいなくなって不安定な時に。
 サトシ(とピカチュウとロケット団)シリーズ終了に感慨深くなる気持ちもありますが、
映画「キミにきめた」あたりから懐古ファンサービスが強まり、アニメ以外の媒体もすべての地方路線が増えてきて、
ここ半年のアニメは過去キャラ過去ポケモン過去ネタ出しまくってサトシを世界優勝させてサトシの集大成やり切って終了と
ここまで盛大にサトシを送るのを見せられ続けて、初代世代だけど正直すっかり腹一杯になりました。
(ずっと見ているわけではない人にも…そういう層にこそ向けていたのは理解しつつ。)
新宿の地下広告とかサトシの最後に向けてかなり広報に力入れてましたからね。こうして本編でも広報の面でもこれだけ盛大にサトシを送れたのはとても良かったです。ツイッター等でも盛り上がりまくりで。
ほんと、盛り上がりのピークが新無印のダンデ戦で終わらずサトシ最終回まで続いて本当によかったです。

 そして引き続きリコロイ編の広告が結構いろんな所に出てるっぽいのが嬉しい(地元イオンにもあった)
とにかく子供達に届く宣伝をガンガン打ってほしいです。大事なのはこれからです。
しばらくサトシシリーズは腹一杯なのでリコロイはここまでの良かったノウハウは受け継ぎつつ、
サトシシリーズは振り返らないで思いっきり進んで欲しいです。サトシシリーズのオマージュとかやらなくていいから。
それよりSV要素が見たいです。思いっきり見たいです。


ラティオスの元へ

2023-03-30 | ポケモン
 レノアハピネスのCMにすんごいアニメ声のお姉さんが出ている、と思ったら松本まりかさんでした。
本職はタレントという認識でいましたがこうして聞くととても声優向きな声ですね。
この人こそアニメや洋画のゲスト芸能人枠にぴったりなのでは。

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「サトシとラティオス!」
 1クールひたすらのんびり一話完結で通して終わるのも個人的にはありかなと思っていましたが
ここまでのんびり回が続いたのもあって終盤にこういうバトル回が入るとやはり締まります。
伝説2匹の強さは言わずもがなだし脇ながらポケモンハンターと1匹でやり合ったオオスバメや
1話通してライドポケモンを務めたハガネールの実力もしっかりと感じました。上手い。
ポケモンハンターも一話完結のゲストにしてはデザインとか腕の装備とか無駄に凝っていて
(新無印あるある・良くも悪くも)(まあ実質サトシシリーズ最後のゲストキャラだし)。
 最終章でひたすらのんびり&懐古サービスに徹する中にも
ラティアスという新要素&縦軸を通してきたのは新鮮味があってよかったです。上手い。そして可愛い。
(縦軸って程じゃないですけどカスミがめざポケになってゲットしたウデッポウやほぼ言う事聞けるようになってるコダックが普通に活躍してたのもちょっと新鮮味があってよかった。)
既にサトシは映画でラティアス・ラティオスと交流しているので忘れがちになってましたが
敵対心を出していた伝説ポケモン2匹と少しずつ距離を縮めて仲良くなって一緒にバトルする、と
ここまでを1クールで出来るようになってるのが今のサトシのベテランぶりを自然に表していたと思います。上手い。
ほぼサトシに心を許したラティアスは可愛いし完全に懐いたわけでなくても
利害の一致で協力するラティオスは伝説ポケモンとしての威厳が保たれていたし2匹ともいい描写でした。
水の都の護神のBGM使ってるなと思っていたらアルトマーレにカノンにラティアス(映画個体)まで出てきたのは予想外でした…
ここまで来るとサービスというよりスタッフがやりたかっただけなのでは感が 湯山監督あたり。
去年のリバイバル上映1位になってからのサトシ最終章で重要ポジション
そして今回のエピローグと、謎に優遇されてる水の都の護神でした。

 本編に先駆けて最後の次回予告
「みんなもポケモンゲットだぜ!」ではなく「ピカチュウ、ずっと一緒にいてくれよな」の変則でもう最終回感が。


カントーリベンジャーズ

2023-03-22 | ポケモン

 Pokemon Sleepの一環だろうなと思いつつ、まだプロジェクトシリーズが続くのは予想外でした。
とはいえイーブイ→ポッチャマと来てカビゴンまで来ると特別扱い感もだいぶ薄れてきたような。
初代で知名度も十分あるポケモンだし。何となくですけどイーブイやポッチャマほどゴリ押ししなさそうだし。
 
・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「逆襲のロケット団!」
 マネネが可愛い上にマイムポケモンの特徴をフル活用した活躍で良かったです。
もしも可愛いマイムポケモンが悪事をするとしたら、というストレートで忠実な解釈を最後の出番に見せてくるのが現行の作風の良さでした。
現役時代のマネネのバトルといえばフラフラダンスぐらいでしたからね(それも良かったけど)
ずっと好きなポケモンだったので最後に大活躍して嬉しい。そして可愛い。
ピカチュウだけがロケット団のマネネだと感づいてサトシとタケシは気付かなかった(カスミは初対面。)のはポケモンの本能的なやつですかね。
 そしてモルペコも、何かするでもなくただまんぷくもようで機嫌よく居るというだけで
「これだよこういうモルペコをずっと見たかったんだよ。」をすごく感じました。
新無印の時はもうずーっと暴れてばかりで実際コジロウに懐いてないのではとすら思ってたんですけど、
スタッフ的にはちゃんとコジロウと手持ち関係を結んでる設定だったんですね。これも最後に見れて良かった。
(スタッフ的にも新無印のモルペコの動かし方に反省があったんですかね、やっぱり。)
他のポケモンと一緒にコジロウに大喜びで抱き着くわけでもなく(それはそれで見てみたかった光景ではありますが)
ただ穏やかにコジロウの側に「居るだけ」だったのもこれはこれで新無印モルペコからの地続き感はありました。
 デリバードにデリーというNNがあったとは 今回が初出ですよね、多分。何故今になって。
せっかくなのでペリッパーも一緒に来てほしかったかな。
 マネネとモルペコ2匹の動かし方がかなり良かったのでこの時点でなかなか満足度高いです。
他のロケット団手持ちも、それに対するサトシ達の手持ちポケモンも満遍なく活躍してました。
あんなにやる気になってるコダック初めて見た。(多分)
今回も自力では確認できなかったんですがロケット団のポケモンがちらほら新技を覚えていたようです。
相変わらず最後にサービスが細かいと思うと同時に、という事は本部にいる間にガチの悪としてトレーニングされたんだろうなという余計な想像もちょっと。まあ悪役なんですけど。
 この回でロケット団は一区切りだと思っていたらまさかの意味深な引きで終わったので、
最終話で最後にもうひと活躍してくれる事を期待してます。
公式はサトシの事ばかりで触れてないですけどムサシコジロウもサトシと一緒に卒業するわけなので。ですよね?

 ゆめうつしは何故かゲームの技に採用される事も無く今のところ映画だけの独自設定になってるので
ここで使ってきたのは予想外のサービスでした。確かにこういう緊急時に便利な能力だなと。映画での使い方もだったし。
 EDは前向きロケット団+さらに提供部分がニャースのバラードで、いいサービスでした。

 アフターストーリーでもモルペコとロケット団との間に主従関係がある描写があって個人的に救われました。
 …それはそれとして、アフターストーリーはこのめざポケまでで終わりにして欲しいです。
小話とはいえ毎回「実は本編の後こんな事が…」と本編外の媒体でやられるのは楽しさよりも
「いや本編でやってよ」というもやもやの方が微妙に上回ってしまうので、リコロイ以降はいらないです。
別作品でも本編外の所で「実はあの後こんな事が…」みたいな裏話やら裏設定をあんまり聞かされて辟易した経験があるもので尚更。
 その点サンムーンのCパートはアニメ内で本編の続きとしてやってたので好きだったんですよね。


埋められないハート

2023-03-17 | ポケモン




 どんどん広がるポケモンローカルActs 近場の人達が羨ましいです。

 香川のヤドンにミニーブが早速仲間入りしてるので、何かいい感じのグッズがあったら欲しくなりそうです。

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「ジュペッタのさがしもの!」
 ジュペッタ、今までも何だかんだ出てた気がしますがゲストとして1話じっくり描かれるのは初めてっぽいです。
ブリムオン族同様今までスポットが当たる機会がなかったポケモンがメインでじっくり描かれるのもめざポケのいい所。
今の所正直個人的にサトシ終章&懐古サービスの面よりこの点の方が満足度高かったり。
 めざポケほんと、忙しなかった上に色々荒れてた新無印から一転して
ゆっくりじっくりペースなかつてのアニポケに立て直せてるのが見やすいし高評価できます。

 タケシのおねえさん好きがここに来て真面目にストーリーの役に立つとは…(今までにもあった?)
そのままギャグで終わらせてもよさそうな設定を最後に真面目に活用するとは、やはりめざポケ上手いです。
 シオンタウンのゆうれい、ジュペッタやカイリューの図鑑設定を活かした活躍、ジュペッタの盗んだハートグッズに紛れるハートのウロコ、パンダポケモンの引っ越し屋など今回も小ネタが光ってました。
 いい話だったし、真堂圭さんの少女声も堪能できたし、BGMも美しかったです。
XYのクノエシティの曲だそうです。(もう忘れてた。)

 ジュペッタを助けるために奔走するゲンガーとカイリューがなんか、良かった。
ホエルコを助けるネギガナイトにも感じたんですが新無印の手持ちの活躍ってWCS絡みの時ばっかりで
こういう日常話で活躍する事ってあんまり多くなかったからなあとつくづく。
ゲンガーもカイリューも、というか新無印の手持ちは全体的にすごくフレンドリーな性格だったので
真剣なバトル時ばっかりでなくこういう日常話での活躍こそ似合ってたんじゃないかと思います。
新無印の中でこういう日常話での出番をもっと積み重ねていればWCS時に成長や掘り下げの効果でもっとかっこよく見えたんじゃないかなあと。
カイリューとかあまり特訓しないまま都合よく活躍してた(ように見えた)WCSのバトルよりも
今回列車を追いかけるシーンの方がストレートにかっこよく感じました 何となく。


黄色い悪魔

2023-03-09 | ポケモン

 USJのポケモン モクローヒバニーサルノリにオドリドリと新しめのポケモンもしっかり入ってるのが高評価。
オドリドリやドゴームは音楽・ダンス要素っぽいしホウオウ・ルギアは大阪(ジョウト)だからか、ポケモンのチョイスも細かくていいです。
グッズも凝ってるし、ポケパークの時代からこんなクオリティ高い事出来るようになったんだなあと。
(ポケパークも現地で楽しみました。)

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「ラプラスにのって♪」
 穴に詰まったホエルコ/ホエルオーを助けるだけで30分ちゃんと面白い話を作れるとは
めざポケ、サトシの最終章とか懐古サービスとか抜きにしてもじっくりとよく出来てます。
新無印が忙しなかった反動もあってめざポケのゲストポケモンを1話でじっくり描く所はやはり「これだよこれがアニポケだよ」を感じます。
 新無印あたりからピカチュウのあざとさが増してるのは感じていましたが今回のロケット団のあしらい方もいっそうあざとかったです。
ここまでのサトシといちゃついてるシーン共々、最後にサービス見せてやろう精神を感じます。
 ベイリーフはサトシ大好き設定のおかげでいちいち出番に恵まれてますね。
サトシにくっ付きながらも指示はちゃんと聞いてこなしてるので好印象。
ホエルコを助ける時にネギガナイトがネギをてこ代わりに使ってたのが妙に面白かったんですが
そういえば新無印でのサトシの手持ちの活躍ってWCS絡みの時とかばっかりで日常パートのこういう出番は少なかったからなあとつくづく。
ヌマクローが無表情で突っ立ってるシーンがやたら多かったように感じたんですが例のネタのノリですかね
タケシのヌマクローは例のネタよりずっと前に出ていたわけだしそういうノリは個人的にいらないんですけどね。
AG当時のタケシのヌマクローは普通に表情豊かでしたよ…。
 ラプラス回と見せかけて実際のメインはホエルコだったな(まあ過去手持ちサービスしたかったんだろうな)
…と思っていたら最後にラプラス大活躍で嬉しかったです。ホエルオーの恩返しも兼ねていて。
知能が高いという図鑑の設定通りに自身で作戦を練ってホエルオーと協力してサトシを助けたり
れいとうビームで作った氷の中を自ら滑っていく所は「そういえばこおりタイプなんだな」感が良かった。
ホエルコ達が終始やたら跳ねてるシーンが多かったのもホエルコ感出てて良かったし
ホエルオーもただでかいというだけでいちいち画面映えしてたし、今回もポケモンの生態が細かかったです。

 このサブタイトルでこれだけラプラス出したならEDはあれっきゃないでしょう
…と思っていたら期待通りラプラスにのってでした。やっぱりこれだよね。
ここまでの週替わりED、タケシのパラダイス(タケシのキャラソン)にラプラスにのって(カスミのキャラソン)にひゃくごじゅういち(オーキド博士のキャラソン/初代ED)と来たならOPのめざポケと合わせて初代キャラのキャラソンで統一するならそれはそれで綺麗なのかな、と
もっといろんなED流しても全然いいんですけど。

 最後のカスミの「ゲットしちゃえばよかったんじゃないの?」…何気ない台詞ではあるんですけど
新無印でゴウを通った後だとどうしてもヒリついてしまうわけですが
今回とか新無印のアブソル回の時とかも感じたんですが、野生ポケモンが危険な状況にいる時に
とりあえず「ゲットして解決」って確かに合理的な手段ではあるんですよね。
でも個人的にはアニメでそういうゲットはして欲しくないかなあという感情がどうしても
多分、アブソルの時みたいにとりあえずボールに入れる→何だかんだポケモンがそのままゲットされる事を選んで正式ゲット成立って都合よく成功しちゃうパターンばかり印象に残ってるからそう感じるのかなと
どうせこのままどさくさにゲットしちゃうんでしょ、的な。
 こう、「ユメノツボミ」(↓)でアーボックに襲われるくだりみたいにポケモン側がゲットに合意してない
+HPが十分ある状態でボール投げてもすぐ失敗する…みたいな例をアニメでもっとやっていれば
こういう時に「とりあえずゲットして解決(→即ゲット解除されてポケモンは野生に帰る)」のパターンも受け入れやすいかもしれない…と思います 個人的に。
 このラストのやり取り、何となくゴウの動かし方を反省しているようなニュアンスにも取れる、ような。


 ユメノツボミはじめPOKETOONシリーズ
薄明の翼やPokémon Evolutionsと並んで新しいポケモンアニメの形が広がっていて良いです。
今のポケモン公式大きくなったなあと感じる企画の一つ。


27

2023-03-03 | ポケモン
 赤緑発売27周年のポケモンデーを迎えました。全国図鑑番号が27で出来てるポケモン。

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「そして、おなじ月をみている!」
 めざポケ1話冒頭もでしたが今回もサトシとピカチュウの一心同体ぶりを見せつけられました。
過去手持ちといいサトピカの絆といい本当に最後にファンサービスを見せるためのシリーズなんだなあとつくづく。
 ピカチュウVSニャースに無印3話のキャタピーに無印1話のオニスズメ・コラッタと何重もオマージュ文脈が重なっており(しかも無理なく上手い。)今回もとにかくファンサービス詰め込みたい精神を感じました。
オニスズメとコラッタは無印1話でサトシがゲットできなかった上いいようにされてたのが
今回は自然に2匹を助けて仲良くなったのがサトシの進歩を感じさせました。
 ピカチュウVSニャースの時のピカチュウと違うのは今回ずっとサトシキャップを持っていた点で
キミにきめた/サンムーンあたりからのピカチュウは見せ場のシーンでかぶったりやたらサトシキャップに執着させる事が多いですがスタッフの趣味なんでしょうか。

 キャタピーは無印3話オマージュ要員…だと思ってましたがピカチュウと月を見上げたシーンは一瞬で
ピカチュウニャースに同行してたシーンの方が長かったので普通にゲストポケモンな印象。
キャタピーやフシデの細かい表情・行動とかねずみポケモンの匂いに惹かれてサトシの肩に乗るコラッタとか(かわいい。)、今回もポケモンの描写がいちいち細かかったです。個人的になかなかのコラッタ回でした。

 おやすみぼくのピカチュウはめざせポケモンマスターのcw曲でもう最初期の曲なのですが
最初期すぎてサトシのキャラソンというより松本さんのソロ曲に聴こえますね…個人的に。
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  サンムーン「サトシ、時を超えた出会い!」を久しぶりに観ました。
 この回単品でもかなりいい話なんですが、OP「キミの冒険」とこの回とさらにここからのアローラリーグ(のククイ博士)の一連の流れが相乗効果出しすぎなんですよね。
未来コネクションとベベノムのシンクロもめちゃくちゃ好きだし心のノートとグズマ
(+個人的にはマオ母子も)もだし、サンムーンは主題歌と本編のシンクロ率がやたら高いのが高評価ポイントです。
 アブリー好きなんですがアニメではネッコアラVSプリン回くらいでしか出なかったような…
と思ってたんですけど、この回で結構かわいい役回りで出てたんですね。忘れてしまうもんです。
サンムーンの新ポケモンは野生動物のような自然さで出てくる事が多くてそれも良さではあるんですけど悪く言うと自然過ぎて印象に残りづらかったりもするので、またこれからのアニポケでも出てほしいです。


ニャオハの日

2023-02-24 | ポケモン
2月22日は「にゃにゃにゃの日」! ニャオハがメインのキュートなグッズ「にゃ!にゃ!ニャオハ!」が登場!【2/22(水)発売予定】|ポケモンだいすきクラブ

2月22日は「にゃにゃにゃの日」! ニャオハがメインのキュートなグッズ「にゃ!にゃ!ニャオハ!」が登場!【2/22(水)発売予定】|ポケモンだいすきクラブ

「ポケモンだいすきクラブ」は、「ポケモン」に関する楽しい情報をお届けするウェブサイトです。

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 ニャオハは…可愛いですね。もう、可愛いです。これくらい優遇されちゃうのも納得。
ちょうど1年前ポケモンデーでSV初報と共にお披露目された時から一目で好きになってしまいました。
 リコのニャオハも思いっきり可愛い所を見せまくって欲しいしニャローテ、マスカーニャと進化して
かっこよく決めるところも見たいです。やっぱり御三家はちゃんと扱ってほしいです…(剣盾の3年を思いながら)
2月22日は「がらるにゃーすのひ」!? イラストレーター・高橋きのさんとのコラボグッズがポケモンセンターに登場! 【2/22(月)発売】|ポケモンだいすきクラブ

2月22日は「がらるにゃーすのひ」!? イラストレーター・高橋きのさんとのコラボグッズがポケモンセンターに登場! 【2/22(月)発売】|ポケモンだいすきクラブ

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 去年はこんなのがありましたね。

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「もえよ!ゼニガメしょうぼうだん!!」
 そういえばサトシのゼニガメって今手持ちにいないんでしたね。
赤緑御三家というレジェンド格のせいもあって何かずっといるような気がしてました。
(そういえば金銀編のゼニガメが消防団に戻る回は見なかった気がする。学校行事か何かで)
「自分はもう仲間じゃないのか」という繊細は台詞はニャース通訳があってよかったと思えました。
リコロイ以降はこういう時スマホロトムとかが通訳の手掛かりになってほしいと思います。
 今回は何だか見終わった後に御三家それぞれというよりも3匹まとめての仲良し感の方が印象に残りました。
喧嘩したりチームワーク組んだり仲良く絡んでる赤緑御三家を見ていて、この3匹って赤緑御三家というだけでまとめられる事が何かと多かったですがそういうの抜きにしても仲良しトリオなんだなというのが最後に分かってよかったです。
 めざポケの過去手持ちは原則1匹につき1話の割り当てになってそうですが、
個人的にリザードンは終盤でもう少しかっこいい活躍シーンやって欲しいかなと
今回はゼニガメフシギダネとわちゃわちゃしてるシーンが主だったので…そういう面も悪くはないんですけど。
公式的にも知名度的にも初代エースであるわけだしやっぱりリザードンといえばかっこよく決めてる所が見たかったです。最後にもう一声。
 サンムーンに続いてカスミのコダックが普通に指示を聞いて技を出してるのが見れてよかったです。
サンムーンの時の事が忘れられて今回また昔の役立たずコダックに戻ってるかもと少しやきもきしてたので…
こないだゲットしたウデッポウが早速活躍してるのも。
 タケシのジュンサーさんナンパをカスミとグレッグルのWで止めるのも面白サービスだったし
その後ジュンサーさんの避難誘導をタケシが颯爽と手伝ってたのが地味に高評価ポイントでした。
キャラの印象が下がりそうな言動をした後でちゃんとフォロー描写をする作品は上手いと思います。
 冒頭で何気なく出しただけに思えたハリテヤマやバクーダやコンパン達が後で所々役割を持ってくるというのも上手かったです。
めざポケになってから新無印の不満だった所がごっそり落ちてるのを感じていましたが
今回も各キャラ(主にメインの周辺の脇キャラ)の動かし方が上手いと感じる回でした。

 OP ヒカリに渡りさらにその後離脱したエテボースもサトシのポケモンに入ってるんですね。
前々回あたりは一時的に保護してたヨーギラスも入ってたし(まあエテボース共々納得。)、
一時期でもサトシが手元で面倒を見たポケモンは「サトシのポケモン」としてカウントしてるっぽいですね。
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 サンムーン「斬れ味バツグン!カミツルギ見参!!」を久しぶりに見ました。
 カミツルギの見せ方がいちいち面白い上に最後はちゃんとかっこよく決めて終わるので
ウルトラビースト回の中でも好きな回 鳴き声の仕掛けも分かると、凝ってますね。
アニメのウルトラビーストは面白さ・親しみやすさに舵を切っていたものの
ゲームの不気味なイメージが半減してしまってるのはこれでいいのかなと思わないでもないんですが
アニメ的にはただこちらと別の世界に生きてるだけで伝説とかすごく強いってわけでもない普通のポケモンって存在に描きたかったのかな と思います。
 ウルトラガーディアンズの出動バンク久しぶりに見たんですがポケモンにしては思いっきりバンクしてましたね。
ブルガンはいいキャラでした。


めざせこおりマスター

2023-02-17 | ポケモン

 予想外に面白いシリーズでした。2人のリアクションもキレッキレだしポケモンがいちいち面白かわいい。
ドンナモンジャTVも良かったのでまた新作が見たいですね。両方とももっと続いてもいいんですよ。
何ならアニポケリコロイの作中でやっても楽しいかもしれません。
みんなの物語の時のポケランチャンネル良かったのでああいう風にCパートでたまにやるとか。

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「ツンベアーのためいき!」
 ほんの一瞬寂しそうな目をしてたというだけでどこまでもツンベアーを追いかけて
苦手を克服させようとするサトシ…スーパーハイパーお節介マサラ人ぶりが実にサトシらしい回でした。
 ガオガエンにファイアローと手持ちに炎タイプの最終進化形が2匹もいて大助かりでした。
(寒冷地だから炎タイプをたくさん連れて行った方がいい、みたいな事をあらかじめ考えてた?)
サンムーンの最後の最後に進化してしまったせいで全く見せ場がなかったガオガエンが技を使ってるところがたくさん見れてよかったです。
もう忘れてましたがだいもんじはカプ・レヒレ回でムーランドに教えてもらった技で、
今回DDラリアット共々活用しまくってたのがサンムーンでの積み重ねを感じさせました。
同じく記憶になかったですがカビゴンのメガトンパンチも新技だそうです。前々回のヘイガニに続いて
めざポケ、懐古全振りしつつ過去手持ちポケモンがいつの間にか新技を覚えてるパターンを続けるのか。
時系列がゆるめなので新無印ほど引っ掛かる事はないですが。
 ED ひゃくごじゅういち→ひゃくごじゅういち→タケシのパラダイスと来て
今回またひゃくごじゅういちとは パターンが読めません…

 めざポケ 11話中4話まで来て、思ってたよりあっさり、のんびりした内容だなという印象なのですが
新無印ではこういうゲスト野生ポケモンを1話じっくり掘り下げる従来のパターンが少なかったと思うので
(大体人間キャラの方に焦点が当たってるか複数のポケモン・要素を一緒くたに消化するパターンが多かった印象)
久しぶりに従来のこの形式が続いてそうそうこれがアニポケなんだよ感を感じるので、悪くないです。
新無印の多すぎる要素が無くなった事で今回みたいな「そうそうこういう行動するのがサトシだよな」
と再確認できるシーンも久しぶりに見れるようになって、そういう点でも「従来通りの日常回」を最後のシリーズに持ってくる良さを感じています。
最初からカスミとタケシと過去手持ちの消化がノルマであとはいつも通りの話をのんびり続ける方針なんでしょうか
まあバトル方面は新無印のWCSでやり切っちゃった感あるし過去キャラも新無印でだいぶ消化しましたし。
新無印からの癖で事前の予告は話題になるようにものすごく意味ありげに見せておいて
実際始まってみたらそれほどでもなかった…みたいなパターンが悪い意味で続いちゃってるんだなあというのも。
これはこれで悪くないですけど、さすがに最終回くらいはサトシの最終回らしい事をして欲しいと思います
ラティアスという縦軸も用意されてる事だし。


お ね え さ ん

2023-02-09 | ポケモン


 ポケピース 最近女児・女子向け展開に結構力入ってるシリーズ。(XYの時期にあったぴたポケを思い出す。)
個人的にはヒバニー、マホミル、ピチューあたりのいい感じのグッズがあったら欲しくなりそうです。
これからSVのポケモンも少し入れてほしいと思いますね…ニャオハ、パモ、イッカネズミあたりとか。
 現在ゲームはSVでグッズもぼちぼちSVデザインになりつつある中アニメがサトシ終章で懐古全振りしてるという中途半端な状況なので、ここでロッテのお菓子にポケピースを投入してくるのはいいタイミングだなと(穴埋め…と言ったら悪いし決してそう思ってはいませんが)
ポケピース Pokémon Peaceful Place | ポケモン

ポケピース Pokémon Peaceful Place | ポケモン

ポケピース 公式サイト

 

 ロッテのお菓子もですがタカラトミーの玩具やポケモンパンなどアニメ絵のグッズは
もうSV御三家ミライドンコライドンデザインになっていて、アニメも今サトシ終章という
大事な時なのは分かりつつグッズのデザインがどんどん先行してしまってるのは正直もどかしく思いますね。
4月までの辛抱という事で。
…マスターズトーナメントの時は各グッズもこぞってそれ仕様にしてたのに今回のめざポケは特にグッズに影響しないんですね。
サトシの歴代手持ちポケモンのグッズとかマスターズ~に続いて需要あるんじゃないかと少し思うんですけど。

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「タケシとデントともりのまじょ!」
 タケシもデントも相変わらずな上に惚れっぽい/ソムリエ探偵と
二人のアイデンティティを目一杯生かしていて今回も良いファンサービス回になってました。
タケシもデントも元々ゲームでのキャラは薄味なので声優さんの演技でキャラが立った所がかなり大きいんだよな、
と相変わらずハイテンションな二人を久しぶりに見てつくづく思いました。
 そして個人的にはミブリム・テブリム・ブリムオン3匹ががっつり主役ポケモンとして目立ったのがとても嬉しいです。
新無印でやっと出たと思ったら呆気なくやられて退場したブリムオンとテブリムで終わらなくて本当によかった。
新無印の剣盾要素の少なさにはほんとに3年耐えて耐えてきたので…
新無印は剣盾ポケモンゲスト回でも人間キャラの方が話の主体だったり(マホイップ回とか)
(というかサンムーンあたりから新ポケモン出すにもこういう傾向になってきてる気がする。)
ストーリー面の粗が引っ掛かったりして素直に楽しみきれなかった回が多かったもので
今回は純粋にブリムオン達がメインになっていてなかなか満たされました。
サトシがブリムオンに対して図鑑を開くのもそういえば新無印はシゲルのプロジェクトミュウ中の手持ちだったからサトシは知らないんだな、と上手い事つながってたり。
 サブマスも短い出番でストレートにらしく見せる出し方がタケシデント同様いいファンサービスでした。
新無印でミクリやガンピがギャグキャラみたいに消費されたのが個人的に不満だったのですが
今回のサブマスも同じ一瞬のギャグみたいな出し方なのになんかそういう不快感はなく良かったです。
やはりめざポケになってから何か、いろいろと上手いんですよね。

 カスミに水・虫タイプのシズクモはどうなのかとかケルディオ映画のダルマッカ弁当のガラル版とか、
小ネタもやたら光ってました。サンムーンあたりからこういう所はやたら上手いんですよね。
 ED ひゃくごじゅういち2連続からのタケシのパラダイスで「やっぱ変わるんだ?」感

 ポケなぞパルデア編 サトシの集大成の片手間みたいに中途半端にSVのポケモンをアニメに出されるのは
個人的にもやもやしていたので、この形式がベターだと思います。よかった変わって。
個人的にSV要素は今はいいから、4月から思いっきり出して欲しいです。
しかしSV御三家ミラコラよりミブリムのアニメ登場が遅くなるとは…(未登場剣盾ポケモンはまだいる。)


OHA!

2023-02-02 | ポケモン
おはスタ | TVer

おはスタ | TVer

OHA!小学生必見!ワクワクが詰まってる情報ステーション・おはスタ!話題のゲームやホビー、アニメ…見逃せない最新情報!

TVer

 

 ポケどこに続いてですがおはスタもいつの間にか見逃し配信やってるんですね。便利な時代です。
(まあ最近の子はTVより動画寄りになってますし。)(去年10月からやってるそうです)
金曜日のポケモン部を見ているのですが当日のアニメの回に触れたり
SVやポケカの発売当日にいち早く番組で扱ったりして、なるほど子供の情報番組として力入ってるなと。
 おはスタといえばテレビ東京×小学館の作品をメインに扱ってるイメージでしたがジャンプDayを設けてたり
テレ東以外でアニメ化した作品は漫画の話題にのみ触れたり…でも声優さんの話題は出したり?上手くやってるんですね。
ヒロアカを扱う回とかもたまに見てますが面白いです。
 おはスタはほんとに、自分の好きなジャンル的にも精神年齢的にもかなりぴったりな予感がしていたので
もう番組開始当初(ポケモン赤緑ブームのあたり)からずっと憧れの番組でした。こうして普通に見られるようになるとは、いい時代になりました。

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「サトシVSカスミ!うみべのいっきうち!!」
 サトシのカスミへの態度がやたら子供っぽく感じましたが当時のやり取りもこんな感じだったのか(もううろ覚え)
単に新無印の子供っぽいサトシの延長なのか。
 思えばサトシと初対面でいきなり怒ってビンタしたり(ピカチュウを怪我させたまま連れていたので)
その後サトシに同行を決めた理由も自転車を弁償させるためだったので(もう映像としてはかなりうろ覚えですが)
そんなカスミが改めて自分の意志でサトシの旅に同行しようとしたのが最後に平和でよかったです。
カスミが同行するならサンムーンの時みたいにコダックがちゃんと言う事聞いてるところをぜひまた見せて欲しいです。
あと離脱後にゲットしたのでいまいちカスミの手持ち感が薄いルリリにここでもう少し出番があれば…
バトルしてる所とか見てみたいですね。今回見る限りマスコット枠として出番は期待できそうですが。

 予想以上にヘイガニが主役でした。ウデッポウと並べるならぴったりのチョイスですね。
いきなりメタルクローとアクアジェットを繰り出したのは新無印からの「いつの間にか新技を覚えてるパターン」ですが
ずっと出てるはずの新無印の手持ちポケモンにこのパターンをやられると「いつ覚えたの??」と面食らう所でしたが
めざポケは時系列もふわっとしてるしヘイガニも今まで間が空いてたので「どこかで覚えたのかな」くらいで流せます。
冒頭ヘイガニが他のポケモンを海に突き落とすくだりも(新無印でサルノリやモルペコに安易にトラブルメーカーやらせてもやもやを感じてたのに対して)それほど不快には感じず、やはりめざポケになってからストレスを感じない作りになってるのを感じます。本当に新無印から作りが変わってよかった…
モクローがハハコモリ達にいきなり馴染んでるのも流せますがどうせならオーキド研究所のポケモン達と対面する所も見てみたかったですね。
 ロケット団のスマホロトムが引き続きちゃんと仕事してるのでやはりめざポケになってから好感度上がってます。
やっぱりこういうのでいいんだよ。
 まさかのついて来たラティアス。どうなる。
 OPのAパートの手持ちポケモンの所が差し替えられてるので、これからも楽しみです。

 ミライドンの作画が無駄に凝っててかっこいい
よく出来てるだけにやはり今中途半端に出すより4月まで温存しておいてほしいかなあと個人的には。


1008のユメ

2023-01-26 | ポケモン

 SVのポケモンとジムリーダー・スター団がゲーム外で公式解禁されたのでめでたいです。
ポケどこや各公式でも普通に全ポケモンに触れるようになったし、アニメでもちゃんと見れたらいいですね。
 BWあたりからポケモンの総数把握しきれなくなってたんですけどとうとう1000匹に到達したんですねえ。
しかも記念にサーフゴーを1000匹目のポケモンにあつらえてくるとは、力入ってます。

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「はじまりのかぜ!むげんのみち!!」
 集大成の最終章にしては何てこと無い話だったな、と思いましたがまあまだ1話目ですし。
時系列的にもノリ的にも新無印からそのままっぽいですが、ゴウとコハルが退場して新無印の各要素が何もなくなったというだけで各シーンにかなりゆとりを感じました。突っ込み所も特になく。
「遥かなる青い空」に続いて純粋に楽しく観られました。
新無印では好きなポケモンのメイン回でもストーリー面で引っ掛かる所があったりして
素直に高評価できなかったりもしましたが今回は素直にラティアスかわいいと思えました。
映画で複数個体いるのがはっきり描かれているので1匹がサトシの前にひょっこり迷い込んだり、
傷付いて消耗しているから伝説ポケモンなのにロケット団のメカに捕まるのもあまりご都合に感じず、いいチョイスでした。
 めざポケの舞台は「どこかの地方」…どこなのかはっきりさせない事で過去キャラも都合よく出しやすそうだし
すべての地方のポケモンを自由に思いっきり出せるしいい案だと思います。
さっそくモブにいろんなポケモンが生き生きしているのが見ていて心地よかったです。

 ロケット団奇襲までのサトシとピカチュウ 唯一無二のパートナーなのは分かり切ってるとはいえ
こんなに2人のいちゃいちゃした絡みを見るのは何気に貴重ですね。ファンの人的にはたまらなかったのでは。
懐古ネタ的な視点で見ると同じピカチュウがサトシをからかう図でも無印1話でサトシの事を全く信用せずからかってたのが
25年(現実時間で)経った今では言わずもがなという感じで、見せつけられました。
 予告の時点で予想できましたがこうやって各話ごとに歴代手持ちをどんどん出してくならいいファンサービスだと思います。
サトシとラティアスを受け止めようと飛んでいくオンバーン→ラティアスが目覚めてサトシを受け止めたのでお役御免
→直後にバトルでちゃんと出番があったり、湖に落ちたラティアスを運ぶのをサポートするブイゼルなど各々の役割もよかった。
空中と水中で動けるポケモンはやはり便利だなとつくづく。
 ロケット団のスマホロトムが比較的素直に仕事をしていたのが個人的に高評価ポイントでした。こういうのでいいんだよ。
ゴウのスマホロトム共々、その場の面白さばかり追求して図鑑としての機能性が二の次になってるのは引っ掛かる所だったので。
図鑑機能の時はちゃんと読み上げつつこれくらいの口答えなら「なんか面白いスマホロトム」の範疇でいいキャラしてると思います。

 ここに来てわざわざ新規OP・EDを作るよりこの1クールは25年分の素材を放出して懐古に全振りしてほしい、
と思っていたのでこのOPとEDで大正解だと思います。
作画班…現場のスタッフのリソース節約にもなりますし(新無印後半からほんとに現場が心配なので…)
もしかして途中でバージョン差し替えとか期待してもいいんでしょうか
めざせポケモンマスターのタイプマークにははがねとフェアリーを追加してもいいんじゃないかと個人的には
 新無印のダンデ戦は個人的にはストーリーの積み重ね等の面で思う所はあるんですが
作画に限ってはおかしいレベル(※いい意味で)のクオリティだったのでここでめざポケのサビに使い回すのは大アリだと思います。
資源の有効活用。

 ロケット探検隊…まだやるのか。
今SVのアニポケをやれない分の埋め合わせなんだろうし新ポケモンはちゃんと出した方がいいと新無印から反省してるっぽいのはほんとに褒めてあげたいんですけど(何様?)
サトシの最終章という大事な時に片手間みたいに新ポケモンを消化されるのはやはり少しもやもやします。


そこに空があるから

2023-01-12 | ポケモン
 挨拶が遅くなりました 今年も当ブログをよろしくお願いいたします。
剣盾世代が終わってから描いてみた2匹

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「ポケットモンスター 遥かなる青い空」
 本編で使われたとかではないですが記事タイトルはAGのED曲より。
 伝説のポケモンとか派手なバトルがあるわけでもない、いい意味で程よい内容でそしていい話でした。
個人的には新無印のストレスが関係ないアニポケを3年ぶりに見れてそういう意味でも安堵感がありました。
これくらいの内容ならめざポケ編の中の1話としてやってもよさそうな気もするんですが、わざわざキャラデザを初代仕様(ギャグ顔まで)にしてまでこの話を単独で作ったのは…懐古サービスって事でしょうか。
 ハルトの両親が言った当たり前にあったものが~…は意識したのかどうなのか、
サトシシリーズ終了を告知された私達へのメッセージとも取れて心に沁みました。

 ココ映画でサトシの父親にさらっと触れた時は話の流れに合わせるために禁忌に触れちゃった感があって
少し冷や冷やしてたんですけど今回改めて父親の話題を出す事でそう禁忌でもないのかな、と思えました。
 ハルトと出会う前のシーンにゲンガーが描かれた岩が印象的に描かれていたのは、「あっちの世界」の暗喩ですかね。
 サトシがハルトにピカチュウを触らせるクライマックス…ここのサトシの謎パワーがちょっと謎なんですが
他の方の感想を見るとルカリオの時に判明した波動の力では、などと言われていますが
まあ全体がいい話でまとまってるのでそこまでは引っ掛からないからいいんですけど。
(これが新無印だったらもっと引っ掛かってたと思う。)
 ロケット団が最後ハナコのコロッケにたっぷりありつけて終わるのが平和でよかった。
 サトシがハルトの母親から貰った木の実パンは見た目的にもセレビィ映画でトワがユキナリに渡したパンを思い出しました。
当時ポケモンパンで商品化されていたのですがくるみを練り込んだパンにピーナッツクリームが挟んであって
とても好みでした。違うパッケージでいいからずっと再販を希望しています。

 久しぶりに新無印でないアニポケ新規回の感想を書いてみて、愚痴部分がない分書きやすく長々とならずにすみました。
自分でも長文愚痴なんて時間的にも精神的にも書きたくないので じゃあ書くなよと言われそうですが…


アニメ ポケットモンスター(2019~2022) 感想

2022-12-30 | ポケモン
・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「サトシとゴウ!あらたなる旅立ち!!」
 前回、そして今回はさらに各シーンがゆっくり、じっくりしており今まで3年の詰め込み過ぎ回が嘘のようでした。
サトシとゴウの旅立ちを描くと内容が決まってるせいかWCSもプロジェクトミュウも終わってるからか
今までの突っ込み所もほぼ感じず、穏やかながらも一区切りを感じさせる最終回(暫定)でした。
この回で本編外で爆弾投下(今後の放送予定)する事を考えても濃すぎない最終回でよかったなと。
サトシとゴウの台詞も一つ一つがまっすぐでポケモン大好きなのが滲み出ていて、二人のキャラを体現していてよかったです。
サトシと別れて寂しさを滲ませるもすぐ前向きな表情に変わって進んで行くゴウも(前回の唐突な激昂もあって余計に)
ちゃんとゴウらしくてよかったし成長を感じさせました これやるなら前回の絶交発言いらなかったんじゃ?
(いらないというか前回もこれくらいゴウの心情が分かる表現をするべきだったのでは)
 ほんと、この3年の積み重ね描写がちゃんとしていればもっと感慨深く見れただろうなと思えるよくまとまった最終回でした。

 ルギアとレイドバトル 新無印2話でのサトシとゴウの出会いのきっかけであり、なし崩しな流れで乗ってしまって、
他のトレーナー達がレイドバトルしてたルギアに今度はサトシとゴウで挑みルギアの意志で乗せてもらうのは綺麗な着地でした。
エースバーンがピカチュウをシュートする連携技が良かったのでどうせならもっと前から定期的にやって欲しかった気がします。
エースバーンとピカチュウ、インテレオンとルカリオの組み合わせもよかったですが個人的には最後にルカリオとエースバーンのコンビ描写も見たかったですね。
…ダンデ戦でルカリオのキョダイはどうだんを撃たなかったのは何でだよと思っていた矢先のこの流れだったので
最後の最後に取っておいたのかと思っていたらここでも撃たず。そこは撃つところだろうが。何だったんだキョダイはどうだん…
 ゴウ、ミュウにはずっとありがとうって言いたかった、ともだちになりたい等の清らかな態度をとるくせに
ルギアにはモンスターボールGO!なのか…ミュウへの態度との落差を感じるもののHP減らしたタイミングでボールを投げるあたり大分ましか。
 モブにカントーのポケモンがずらずら(ミュウツー達まで)(もしかして全種いる?)やサトシとバタフリー夫婦の再会やホウオウは1クール後に取っておけばよかったのではという気もしますが、ここでやるのもこれはこれで。

 コハルは学校に通いながら週末リサーチフェローとこちらも綺麗な収まり方でした。
やっぱりポケモンに興味ない+夢は考え中だからとイーブイの進化形を訪ねて回るだけで終わったこの3年よりも、
ここからポケモントレーナーとして本格活動していくコハルこそポケモンのメインキャラとしてじっくり見たかったですね…
 前回今回とワンパチがサクラギ博士の側に付いてる描写等からワンパチは博士のポケモンだしサクラギパークのリーダーもあるからコハルの相棒はイーブイただ1匹ですよ、と言われてるようで
制作側的にはワンパチはそういう立ち位置にしたいのかもしれませんが序盤でコハルとの仲良しエピソードを
あれだけ見せられていると正直イーブイゲット以降ワンパチがどんどんコハルから離される一方だったのは寂しかったです。
イーブイゲットと同時期からワンパチがだんだんサクラギ家の中よりパークのポケモン達といる方が楽しくなってきて
そんな中意外とリーダー適性を発揮するようになっていって…みたいな過程が本編で描かれていれば自然だったんですけどね。
あと唐突にパークのリーダーになったという設定から終盤でパルスワンに進化するのではと予想していたんですが特に何も無し
まあ(サンムーンのサトシのガオガエンよろしく)最後の最後に進化してももう出番取れないのでいいんですけど。
ワンパチ、グッズではかなり優遇されてるのに新無印での扱いが勿体無かったと感じる剣盾ポケモンの1匹です。

 ゴウの手持ちポケモン(多分)全員集合+サトシゴウコハルの父兄交流もいいサービスシーンでした。
コハルの家族はコハルのリアル設定強調のためか何度か出てきましたがゴウの家族は序盤のカラカラ回以来っぽいですね
せっかく家族の設定作ったなら・同じクチバにいるならゴウと家族の描写ももう少し見たかった気がします。
 スイクンはじめ、他のプロジェクトミュウメンバーがゲットしたレジ系やビリジオンはそのまま所有し続けるって事ですかね…
まあ3月でこの世界線のアニポケは終わる(多分)のでもういいって事ですかね。
 EDで引退後ダンデとホップ対サイトウが見れたのは良かったですが
ホップの本編での出番がダンデの賑やかしだけで終わったのはやはり勿体無かったです。
未登場の剣盾ポケモンやジムリーダーをここでどうにか詰め込んでくる可能性も考えてましたが特に何も無かったですね…

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 それでは最後にアニメ新無印…ポケットモンスター(2019~2022)の個人的総括。
このシリーズの評価ですが、サトシ交代が新無印開始時点で決まってたのか途中から決まったのかで変わると思います。
もし途中で決まったなら現場が大変だったろうなと思うし最初から決まってたならいろいろ風呂敷広げすぎだしゴウとコハルの話ここまでメインで力入れなくてよかったんじゃないの??と思うし。
その辺の内部事情こそ毎月のアニメ雑誌掲載で思いっきり明かしてほしいですね。
サトシ主人公交代に至るまでの話は詳しく読みたすぎます。
 新無印は個人的に「剣盾がメインではない」「そもそもアニメの作り自体がいまいち微妙」の2点でちょっと高評価しづらいシリーズになりました。
最新作メインじゃないから不満というのは個人的な好みな所もあるかもしれません
過去キャラ過去要素も個人的には最新作の割り当てを減らしてまで求めてないんですけど、でも需要が大きいのは分かるし
実際反響は毎回ものすごかったし、これでサトシシリーズが最後になると思うとまあ出した方がいいのか、とは思います。
でも販促の面でも最新作要素は一通りメインでやるべきだったんじゃないかと思います。
新無印を見た人にとって多数の剣盾ポケモンよりもイーブイルカリオゲンガーカイリューの方が印象に残ってしまうと思うとやはり。

 アニメの作りに関しては毎週のように色々引っ掛かる所がありましたが、とにかく新しい事やりたい事多すぎ詰め込み過ぎなのが大体の大元だったように感じます。
コロナ禍やサトシの集大成をやらないといけないというのも多少影響あったと思いますが。
スタッフが意欲的なの自体は喜ばしいですけどそれを商業作品として上手く組み立てるのはまた別の話だなと。
サンムーンの後半あたりから広げた風呂敷を畳みきれてないのを薄々感じていましたが
新無印ですべての地方になってやりたい事が増えた結果それがますます顕著になっていたと思います。
 モーン回やダンデのリザードン戦のような急にどうした??(普段が普段なので素直な感動よりも困惑が先に来てしまう)
となるレベルの超クオリティ回や他にもすごく上手いと思うシーンも所々にあるものの
逆に今までにないレベルで台詞や演出が引っ掛かるシーンも度々あり、
上手い時と微妙な時のブレが両極端で結局全体的になマイナス評価になってしまうのが惜しかったと思います。
ゴウやコハルのキャラもやりたい要素を盛るだけ盛って何となく一貫してないように感じる所もあったしサトシも少し。
いいところはちゃんと良かっただけに、各要素に対してつまらないとか駄作ではなく勿体無いという印象が大きいシリーズとなりました。
 個人的にアニポケ新無印に点数つけるとしたら55点ぐらいかなと
ただしそこそこという意味ではなく100点中150点の回とマイナス50点の回を繰り返した結果の平均、みたいな感じで。


いくつもの出会い いくつもの別れ

2022-12-22 | ポケモン


 ここまで続いたのでサトシもピカチュウも(ムサシコジロウニャースソーナンスも)このまま当分はアニポケのメインを張り続けるような気がしていたのですが、来るときは来るんですね。スタッフよく思い切った。
今年のカレンダーにもシャンメリーにも新ポケモンが一切いないので不安視してたんですがこういう事か。
(逆にポケモンパンやタカラトミーの玩具はSV発売後から御三家コライドンミライドンのデザインに変わってるのですが結構先出ししてるという事?)
 サトシは男児向けの主人公として(+ムサシコジロウも子供向けの悪役として)いいキャラクターだと思ってはいましたが、
ここの所サトシのキャラのブレとかシリーズ毎の矛盾とか25年も同じメインキャラでやり続ける事の弊害は感じていました。
ロケット団もサンムーンあたりからどうも持て余してる感がありましたし。
シゲルにオーキド博士にロケット団と主人公周りのキャラがいつまでもカントー由来なのも歪でしたし。
なのでここがタイミングなのでしょう。サトシを交代させて新しいアニポケを作ろうとしているスタッフを応援したいです。

 「めざポケ」は新作要素はないだろうし個人的にはそこまで入れ込む事にならなそうかな(いい意味で)と思ってますが
迎えに行くと行って放置してるピジョットやオレンジ諸島の時のラプラスに再会してほしかったり
ロケット団(ムサシコジロウだけじゃなく。)とも何かしら決着はつけてほしいし
四天王周りをスルーし続けてきたのでまだバトルしてない四天王とバトルしてほしいし
シゲルの最後の見せ場がゴウ絡みで終わるよりは最後にサトシ絡みで何かやり取りしてほしいし
全然見せ場無く終わったガオガエンのバトルも見たいし第1話のホウオウオマージュで締めてくれたら綺麗だろうなと思うし…
 ここまでの3年はすべての地方をふらふらしながら中途半端に剣盾を消化されたのがかえって不満に感じたのもありますが
これから3月までサトシのゴールに注力するというなら下手にSV要素いらないから懐古サービス全振りで作って欲しいです。
SVが出て盛り上がってる貴重な時期の1クールを使うんだからしっかりサトシのゴールやり切れよ?(圧)と思います。

 4月からは、サトシ時代に捉われない新しいアニポケを思いっきりやって欲しいと思えます。
新無印に感じていた不満点のいくらかは「今までのアニポケだったらこんな事しなかったのに」というのも含まれるので
25年分のしがらみが一切解消されたアニポケでまたポケモンの魅力を思いっきり見せてほしいです。
 ただ最新作の要素は一通りメインで扱ってほしいですね…新シリーズもまた「すべての地方」路線ですが
どうか最初の1年だけでもSVメインでお願いします…ほんとに。

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・
 上の情報を踏まえて 新無印のこの3年が色々あれだったのでここまでの3年が終わる事に正直かなり安堵してます。
この3年にはいろいろ思う所がありますがこれで終わりだと思うと「これで最後だから、まあいいか。」と思える点もいくらか。

  「ポケモン!きみにあえてよかった!」
 (また)ちょっと荒れたゴウの絶交だのくだり…10歳の子供な事とゴウの性格を考えればあのリアクションも分かるんですよね。
ただ、ここまでの前振りがほとんどなかったせいでやはり唐突に感じます。
 ケーシィの話とかのんびり喋りながらキャンプに向かってオニスズメに襲われるくだりとか、
悪くはなかったですけどこの辺少し詰めるかサトシに旅に出ると言われた後にでもゴウの内面描写…
ゴウにとってサトシは引きこもり生活から外に連れ出してくれて、ここまでずっと一緒にいろんな地方に行って、
ポケモントレーナーとして成長する支えにもなって…それだけ大きな存在になってる事を改めて描写するべきだったと思います。
それか逆にバタフリーの羽化見たくらいであっさり機嫌直るならここまでゴウを激昂させる事なかったんじゃないかと。
 スタッフの中にはゴウのコミュ障設定がしっかりあるから当然のように説明なくコミュ障な言動を出すけど
視聴者視点だとゴウって普段は普通に陽キャみたいに描かれてるから急にコミュ障な言動をやり出すように見えるというか。
ゴウはコミュ障から癇癪起こしてしまったしサトシはいつも通りなのにゴウの気持ちを全く分からない無神経みたいな描き方されて、2人とも悪くないのに2人とも微妙に感じ悪く見えてしまったのが残念な感じ。
コハルがゴウの気持ちを説明してくれたおかげでやっとサトシにも伝わったのでコハルを同行させてほんとによかった 最後の見せ場的な意味でも。
 というかサトシとゴウの性格の違いによる衝突やコハルがゴウの数少ない理解者でサトシとゴウの仲介役に
…みたいなやり取りってもっと序盤から、もう少しやればよかったんじゃないかと思います。
W主人公を強調したいからか(←以前アニメ誌のインタビューでそう答えていた)サトシとゴウが序盤からいきなり親友みたいな距離感になってここまで衝突らしい衝突もほぼなかったのはちょっとそれでいいのか?と思ってました
コミュ力お化けのサトシはともかくゴウはがっつりコミュ障って設定があるのに
W主人公やるなら2人の衝突とか性格の違いの擦り合わせとか色々乗り越えてこその絆だったんじゃないかと思います。

 ゴウが親のポケモン図鑑(初代仕様…年代的にも細かい。)を幼少の頃から見ていたからポケモンの図鑑文を暗記してるって設定、今回の1話オマージュのためだけじゃなく普段からもっと発揮させればよかったと思います。
ゴウの頭脳・データタイプなキャラを印象づけられるいい設定だったと思うのですが。
ゴウが自分用に注いでたジュースを勝手に飲むケーシィはちょっとシュールでした。
 オニスズメを怒らせたのサトシ達じゃなく野生ニョロモのせいじゃん、と思っていたらモモンのみを持ってお詫びに来てくれたのが配慮が行き届いててよかった。

 クワッス SVが出て間もないうちにアニメに出そうとしてくれたのはいいですが
前2匹同様やはり本編でちゃんと見たいですね…4月からのシリーズで出番は確約されてると思いますが。


未来は俺の手の中に

2022-12-15 | ポケモン

 今年のポケセンのクリスマス商品 SV御三家が旧ポケモン達からプレゼントを貰うというコンセプトが
あたたかなバトンタッチ感あって良いです。あとちゃんとSV新ポケモンが目立ってるデザインでよかった。

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・
 そういえば、サトシのピカチュウって当初レベル以上の技を使える特殊な個体って設定を思い出したんですが。
ダンデのリザードン戦の時の超バトルもその設定を踏まえればそうご都合でもないのかな、と今更気付きました。
あそこでロケット団にでもこの設定を言わせておけばより自然だったし初代ネタサービスにもできたんじゃと思います。

  「つかみとる未来!」
 ミュウ、新無印の事なのでサンダーの時みたいに一旦ボールに入って逃げられるくらいまではやるんじゃと思ってましたが
(最悪まさかのモンスターボールGO!で一発ゲット)
ミュウに全く歯が立たず終わって安心しました。↑のパターンにならなくて本当によかった…
ゴウの決め台詞「(すべてのポケモンをゲット…は置いといて)ミュウにたどり着く」「未来は俺の手の中にある」
をそのまま物理的に実現したような締め方はなかなか綺麗な着地ではありました。ゴウの手に収まるミュウかわいい。
ミュウツーの逆襲を思い出させる傍若無人・暴君ぶりも思い切ったなと思う一方で一切媚びないキャラ付けでよかったです。
 …そんな暴君状態のミュウがゴウの「ありがとう」だけで急に友好的になったのは気まぐれにしても少々ご都合感もありますが
急ににこやかにならずに表情が読めないまま争いをやめてポケモン達を全回復してゴウの手に乗ってみせる、の方がミュウの気まぐれ・底知れなさとして一貫していたような気もします。

 暴れまくっててツルギもアサヒも手に負えないミュウにゴウが恍惚の表情で近づきながら語りかけて
「今の俺があるのは全部ミュウのおかげ」…は少々唐突に感じました。そんなにミュウ大好きだったの??感が
ここまでの言動や「すべてのポケモンをゲットしてミュウにたどり着く」って目標の立て方からして、
ゴウにとってミュウをゲットする事ってどちらかというとトロフィー感覚な印象があったんですよね。
それがここまでミュウに陶酔した行動をさせるならどれだけミュウに憧れているのか普段から定期的に掘り下げてほしかったです。
(普段のゴウがそうじゃない、というわけではないけど。)急に思いっきり主人公補正で純真無垢さを出してきた感があり
大人が太刀打ちできなかった伝説のポケモンを少年の無垢な心が動かす、みたいなのをやりたかったのかな…と
ちょっと感情に任せたふわっとした締め方な印象もありますが、ゴウとミュウの実力差を考えればこの落し所でいいと思います。

 グラードンとカイオーガは変身したミュウでした。よかった伝説ポケモンが単なる舞台装置みたいな使われ方されなくて。
グラカイにただの水で応戦するシゲルと発煙筒で応戦するゴウとトキオを見て、やっぱりここはポケモンでかっこよく立ち向かってほしかったです しかも最後の見せ場なのに。やはり前回からのボールが使えないアクシデントはいらなかったんじゃ。
 サルノリ、やっとバトルしたか。今までただのマスコット状態だったのがいきなりウッドハンマーでカイオーガ(ミュウ)と渡り合うとは…こうなるならもっと前から多少バトルの経験積んでほしかったです。
 暴れるミュウに対して大人しくさせるにはバトルと判断するツルギ、アサヒ、シゲル
特にツルギアサヒほどのベテラントレーナーなら危ない時は退避の選択肢を取る方が賢明なのではという気もするんですが
でもここが手持ちポケモン達の最後の見せ場だしまあ…という感じで。
(それなのにバトルパートがやたら止め絵が多かったのでやっぱり制作現場が心配です。)
 シゲルはこの2話ただ他のキャラに従ってるだけだったのでチェイサーになる意味なかったのでは
最初にゴウに発破をかける役割で退場するかツルギアサヒと同じ肩書きで出すべきだったのでは…と個人的には思います。
シゲルがプロジェクトミュウに入ってきた事でトキオの「ゴウの相棒・ライバルポジ」もツルギアサヒの「ゴウの上司ポジ」もこなしてしまってプロミュウのメンバーの役割が薄くなった上にチェイサーとしての本格活動で大した役割無しとは…
ゴウの別れ際もまずシゲルとがっつりライバルらしい挨拶を交わしてからその後にトキオと軽くお別れって、過去回までやったトキオって何だったんだ感が。
 あと思うんですが、プロジェクトミュウの本格活動がこの2話で終わるなら早めにチェイサーに合格してチェイサーになってからの話をもっと長くやった方がよかったんじゃないか、と。
 ツルギもアサヒもトキオも、そしてライラとシュンヤもいいキャラだったのでプロジェクトミュウはゴウの縦軸としても各キャラの掘り下げももっとじっくりやって欲しかったです。
素材は良かったのにどんどん駆け足で進んでしまってすごく勿体無い縦軸の一つだったと思います。(新無印の他の要素も。)

 ところでOPやレジドラゴ・レジエレキゲット回で出たレジギガスは、あれで終わりという事なんでしょうか。
レジ系をプロミュウメンバーで独占ゲットしてまでレジギガスに辿り着いたのに…?

 ホゲータ とりあえずニャオハに続いてかわいいです。
中途半端にミニコーナーで消化される事でかえって本編でちゃんと出してほしいという欲求が出てしまうのですが…見れるよね?