部活日誌

部活動(ひとり文楽部)の記録など

和生さん

2014-03-14 | 文楽
吉田和生さんが
「平成25年度(第64回)芸術選奨文部科学大臣賞」
を受賞されたそうです。
おめでとうございます。

文化庁によるその贈賞理由を以下に転記しておきます。
リンクは(こちら)

「本年、吉田和生氏が遣った人形は極めて卓抜しており、その精髄は東京と大阪で上演された通し狂言「伊賀越道中双六」お谷において端的に示された。
殊に、内なる激情を秘め雪中に堪え、苦悩する「岡崎雪降(おかざきゆきふり)」の場は、胴串(どぐし)をしかと支えたまま余計な動きを封ずる至難の方法に徹し、熾烈 (しれつ)なまでに大夫・三味線の演奏と対峙(たいじ)した。
同演目の立役・十兵衛で見せた腹芸の深さ。
復曲「大塔宮曦鎧(おおとうのみやあさひのよろい)」花園で見せた格調と複雑な心理。
いずれも派手な外面性を拒み、作品を読み込んだ深い内部観照に基づく。
現代最高峰の人形遣いの一人として心からの称賛に値する成果である。」



これ!まさに私が今まで言いたかったこと!
端的にまとめて下さってどうもありがとうという気持ちです。
いや別に私のためにまとめちゃいない。
私関係ない。いっさい。

でも嬉しいですね。
よくよくお好きで読み込んで聞き込んでご覧になっている方の言葉に思えます。

本当にありがとうございます。

いやだから、私のために言ってないです。全然無関係。