連日40度超えの報道があった様に、想定以上の気温上昇が影響したのだろうか。
クマゼミの鳴き声が、急にそして一斉になくなった。
この国にふさわしい振り子作用の様にも思える。
休み明け初日は穏やかで静かな営業日となった。
そして休み明け二日目の昨日、本日納期の商品に不良品が発生した事が判明した。
ある程度予測可能な恐怖もあれば、突然やって来る恐怖もある。
こちらは一斉に鳴きだした蝉の声みたいに、蜂の巣をつついたような騒ぎとなった。
まずは状況整理と応急手当。追加生産枚数の確認と翌日(本日)のスケジュール確認。
次に何をすれば、あるいはやらなければ大きな間違いとなるかの整理を行った。
担当者は平謝りを繰り返すけれど、そんなことより明日中に解決できるかどうかの目途を立てねばならない。
幸い工場に追加生産分の生地在庫は確認できた。これで全員で取り組めば、夕方遅くにはなんとかなる。
担当者には慌てぬよう小休止させて、現場にある残りの材料分を使用して生産を続けるように指示。
翌日アポイントメントのあったお客様へ延期をお願いして、私のスケジュールも空けた。
そして片道2時間弱の道のりを材料引取りへ出かけた。
向かえた本日。一旦ケチの付いた仕事は、より慎重に進めなければ、魔が差しこんでくる。
生意気を言ったことへの本気度を試されているような気がしている。
さぁ、どんな一日となるのだろう。不安に胸は鼓動している。
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