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な~んにもない

もう、わけわからんわ。

一日一生

2024-06-04 07:56:09 | 小太り爺さん

水無月六月に入った。

雨の降り方が従来と変わってきているのは、大陸で発生する熱量と関係している気がしている。

異常気象と呼ぶのもいいけれど、管理しきれなかったものを異常と呼ぶことには違和感を感じる。



世間的には頑張り過ぎない時節、目の前の出来事に追われるという事は、集中できているということでもある。

世間の通り相場には建て前上の常套句が多く、眉唾物となってしまっている気がしている。

疲労を溜めちゃいけないと過度に思う事は、毎日きちんと眠らないといけないと言う強迫観念に似ている。




恐らく明日も朝が迎えに来てくれるだろう。

長かった人生が、短く思える時に変わりつつある。

生き方に平等や普通なんてものが、あるのかどうかは知らない。



リスクのない挑戦というものがあるならば、それはただの憧れだ

人生への問いかけより、人生からの問いかけが大きくなっていく。

迎えに来てくれたのが朝ではなくなる時、ちゃんと微笑んで受けいれられますように。

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普通

2024-05-13 08:53:18 | 小太り爺さん
新たな朝は雨がお迎えだった。

雨音を頼りに身体からのシグナルを待ってみる。

頭は嘘をつくけれど、身体は黙っていたとしても、嘘はつかない。



当たり前、とされている今日が押し流されて進んでいく。

前触れはあるかもしれないが、当たり前の消費期限は突然やって来る。

そして、多くの場合は待ってはもらえない。



今なら、まだできることがある。

上手くできなかったとしても、まだ挑戦できる環境にある。

そんなことで満ち溢れている。




雨音に調べを感じる感性は求めていない。

タイヤで水を切る音が多くなっていく。

結果を恐れぬよう、答えを求めぬよう、静かに手を合わせてみる。
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疫病神は本当に神様なのかもしれない

2024-05-11 11:03:21 | 小太り爺さん
新たな春をまたひとつ経験した陽射しが、降り注いでいる

駅には半ズボン姿のアジア人も現れた。

しばし役割の全てを忘れて、揺れる葦となる。




直線だらけの空間に身を置いて、科学技術の発展に関心する。

細菌やウィルスの力を借りて成り立っている身体と、駅空間に相似性を感じ始めていた。

大小様々な電子音に支え導かれて電車が出入りして、人も流れ行き過ぎていく。



限られた虫しか住めない環境作りは頭脳に心地よく、増えるアレルギーや身体のダルさなんてのは、新たなクスリでどうにかなるのだろう。

自己免疫や治癒力などは古い観念で、血液のすべてを、そのうちサプリメント成分みたいなものに置き換えていくつもりなのかな。

科学であらゆる物は、やがて管理できるようになる?



車窓が移り始めてビル群を縫って、次の停車駅へと電車は動き始めた。

居合わせている人々を眺めていると、また社会的役割がちょくちょく顔を出し始める。

「意識は後追いである」という論文説が今はお気に入り。

無意識の中でうごめいている、私の知らない闇を心待ちに揺られて行く。


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そんな風に育ってしまった

2024-05-07 08:08:55 | 小太り爺さん

ゴールデンウィークが終わった。

季節が移り替わる様なグラデーションはないけれど

行楽地行きから幹線道路に車の列が戻ってきた。




自分自身へのご褒美として、一旦清算して旅先へ向かった人もあるだろう。

書き入れ時と忙しく働いていた人もあるだろう。

分かち合いたいけれど、なかなか会えなかった人と過ごした人もあるだろう。




残された仕事達と折り合いをつけ直したり

お墓参りへ行ったり、草刈りをしたり

お買い物ツアーへの運転手を務めたり




日常会話でこの報告を正直に行うと気の毒がられるので、しない。

明治生まれだった祖父や祖母の姿に、両親よりも尊敬の念が深いように思う。

穏やかで健やかな時間をどこで迎えているのか

そこまで標準値に照らし合わせなくていいよね、なんて聞いてみたりしている

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バカバカしいっていいかも

2024-04-27 12:01:03 | 小太り爺さん

溜まったデスクワークがようやく片付いて窓を開けてみた。

雲が低く垂れ込めているからだろう、エンジン音が良く響く。

夜に似た感覚があって。リラックス感がちょい増ししているみたい。



五感に身を任せっきりで、眠っているかのような時間

我武者羅に必死のパッチで、頑張らざるを得ない時間

集中力の高りで、目前の世界に入り込んでいる時間




温もりと適度の水分のお陰だろうか蚊が舞っている。

「他の命を頂いて身体を作っているのだから、

あんたの命は大切にしなければならないし、食べ物を粗末にしてもいけない。」




と、言うや否や鋭い一撃で虫を叩き潰していたことを思い出した。

あのあと、なんて言い訳してたっけなぁ・・・。
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