日々の出来事を写真と共に

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

きらびやかな舞は…

2019-05-26 | イベント
【2019.05.18(sat) ~ 05.26(sun)】
連綿と受け継がれている。

・大阪の天神祭、広島の管絃祭と共に日本三大船神事の一つとされる<ホーランエンヤ>が1週間余りの日程を経て終わりました。 

・正式名は<松江城山稲荷神社 式年神幸祭>で江戸時代に始まり三百年以上も続く。
近年は十二年に一度行われてきたが、今回から江戸時代と同じ十年に一度のサイクルに戻されたとのこと。
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【渡御祭-とぎょさい-5月18日】

・城山稲荷神社から出発した御神輿は10時頃松江大橋北詰から乗船。

・一向が櫂伝馬踊奉納場所へ曳航。

・10時過ぎに櫂伝馬踊の奉納開始。松江大橋中央~南付近より。
北詰に近い場所から撮りたかったが、最もいい場所なので2h前から既に報道関係者他で場所は押さえられていた。


・先頭船の誇りを持って水を切り開く舞は大海崎。



・船団の移動に合わせて撮影場所を変えてみる。新大橋~くにびき大橋間の穴場から…。

・馬潟は櫂伝馬船発祥の地、踊りの役は代々小、中学生が務めることになっているらしい。
今年は一家の三兄弟が「剣櫂」「太鼓」「采振り」の役を担われ、TVの特集でもよく取り上げられました。


・15時過ぎに船団は出雲郷橋付近に到着。御神輿は上陸して阿太加夜神社へと。



・阿太加夜神社での祭典は17時頃迄続いたようですが、16時半頃の船団帰港を機にこの日は終了とする。
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【中日祭-ちゅうにちさい-5月22日】

・この日の祭典の舞台は出雲郷橋付近と阿太加夜神社。
11:40の櫂伝馬踊開始の2h前を目安に行くも既に人の波。橋の東詰めに僅かな隙間を見つけて入れさせて頂く。

・出雲郷橋からの撮影は船との距離が近くて良い。

・五大地は馬潟(一番船)、矢田(二番船)、大井(三番船)、福富(四番船)、大海崎(五番船)。
船団を形成する順番はこの逆となるようです。

・矢田船。旗が渡されてないので撮りやすいのを発見! 采振りさんの“俄か追っかけ”と化す。

・若い「剣櫂」さん。見事に決めました。

・出雲郷橋付近での踊りが終わり上陸後、陸船が準備され行列は阿太加夜神社へと向かう。

・神社境内での櫂伝馬踊奉納が始まる。




・15:40頃に奉納が終わり、この日の祭典は終了しました。
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【還御祭-かんぎょさい-5月26日】

・今日は「阿太加夜神社」での神事を終えた御神霊が「城山稲荷神社」へお戻りになる日。
10時過ぎに出雲郷橋付近での踊りが終了し、船団は大橋川へ。ホーランエンヤは最終日を迎えました。

・一旦場所を決めたら動けないので、新大橋の北詰付近から新大橋~松江大橋間の船を撮ることに決めて8:00頃から待機。
奉納開始の13:00迄の長~い5hはお隣さんとのカメラ~撮影行談義。UVケア、ポータブルチェア持参は必須と感じました。



・矢田船。やはり撮りやすい。 



・松江大橋/宍道湖大橋の人出





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・協賛会によれば、還御祭の観客者数は約18万5千人であったそう。松江市の人口が約20万人ですからこれは凄い人出。
山陰地方では最大規模の祭じゃないでしょうか。天気の崩れはなく幸いでした。

・祭本番に向けて、五大地の皆さんが準備される姿はTVで度々取り上げられました。昔の映像を見て「原点回帰」を目指す地区、住人が減る中「伝承人」と呼ばれる人の存在で祭を支える地区、様々な事情がありますが関わる人々の熱意こそがこの祭りを支える源になっているのは間違いないでしょう。

・隣り合わせた人達とお話する中で、最も多かったつぶやきは “次は撮れるか分からないので…”
次回開催は十年後。高齢者は勿論、若い方でもこの長い期間には何が起こるか分かりません。気持ちがよく分かります。

・今回の反省点が次回に生かせるよう、せめてオリンピック並みの開催頻度にならないものかと…。 
祭りの存続・継承と皆様のご健勝を祈っています。

See you. 

I.O
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