日々の出来事を写真と共に

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

何度も聞いた…

2024-06-19 | 文章・文芸
【2024.06.19(wed)】
“ 短歌はいいなぁ”の言葉

・鳥取の著名な歌人、選者であって、家内も仲間に入れて頂いていた「さざんか短歌会」の講師N先生が、5/2にお亡くなりになった。


・情実を詠われた短歌が心に残る。 謹んでご冥福をお祈りいたします。

I.O.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

懐かしい名作に…

2023-12-18 | 文章・文芸
【2023.12.18(mon)】
瞬時にアクセス。

・図書館のHPで書籍検索をしていたら【鳥取市電子図書館】のボタンがあるのを発見。
一年前の2022.12.01から電子書籍の利用が可能になっていました。 



・所蔵の書籍数は現在約10,700冊とのこと。

・個人が利用可能な数量は2冊迄で、一般の書籍の貸し出し可能数15冊に比較すると少ないですが、
制限無く借用と返却を繰り返すことが可能なので、利用して見るとこれで充分なことが分かりました。

・書名で検索して希望の書籍がヒットすれば、【借りる】~【読む】~【ページをめくる】~ (実際に読む) ~【返却する】までが殆どワンクリックなので、読みたいと思った時だけ借りれば良い。

・気付いた利点…
①書店、図書館に行かなくていい。当たり前ですが時短が一番のメリット。
②紙の本より字のサイズが大きいので読むのがとても楽。大活字本を読んでいる感じでしょうか。
③文章を音読するソフトが組み込まれているので、別画面での「ながら仕事」が可能。
④返却処理を忘れていても、2Weekの期限が来たら自動的に返却となり他の利用者に迷惑をかけることがない。

・私が最も読みたいのは日本文学のジャンル。
これは著作権が消滅した作品を扱う<青空文庫>のものが多く、明治から昭和初期にかけての作品が読める。
「春琴抄」「斜陽」を借りています。

・遠い昔に読んだ古典的な名作、「題名」は知っているが読んだのかどうかさえ定かではない作品。
わざわざ借りるのも煩わしいし、むろん買うわけはない。こんな作品ありませんか?

・書き出しや転結のあらましに触れたい、あるいは著名な作家の言い回しなどちょっと参考にしたい。
こんな用途に電子書籍はピッタリだと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・県立図書館でも2024.01.04から同様のサービスを開始。


・所蔵作品数は約1500冊で研究書が主体であるそう。内容に期待しているところです。 

I.O.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めての試みで…

2023-07-05 | 文章・文芸
【2023.07.05(wed)】
立派に完成!

・同人誌は一定数の同人が在籍することで運営が成り立っている。
もう一つの大きな要因となるのが印刷コストで、私の属する「鳴潮同人会」も地元の印刷会社の利用からOn-Demand印刷へと切り替えを図られた。 
会長をはじめ同人各位のご努力に敬服、感謝!

・「鳴潮」71号は 6/23 に刊行。

・本号の特集テーマは “ 平和 ” で、作品からそれぞれの想いを感じる。
表紙絵は福田典高氏が描かれた。40数年前の絵にドローンが書き加えられ、俄かにヨーロッパの現実が迫ってくる。
怯えているだろう女人の表情の中に、一縷の望みを託す気持ちも伝わってくる。  

・今日、7/5 に刊行交流会が開催される。



・用心をしながらも楽しめる環境になってありがたい。 

・同人会顧問の浜本純逸氏が2023.1月に発刊された「戦後国語教育を歩み拓く」。
国語教育に携わられた自らの足跡。会の中で紹介があった。

・これも同人方が最近発行された紙芝居絵本「アイヌの人たちのたべものやくらし」。今日の会で全員に手渡そうと持参された。

・皆さんが多彩な才能をお持ちで、会うたびに刺激を頂いています。 

I.O.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

異なる芸の…

2023-06-18 | 文章・文芸
【2023.06.18(sun)】
ハーモニー

・日本画で著名な吉田茅穂子さんが「日本画・短歌展」を開催された。
短歌繋がりでご案内を頂いたので出掛ける。
<場所:鳥取市文化センター1F 文化活動広場 会期:6月16日~23日>

 
・絵画とそれを描かれるときの心情を短歌にされて、16点の作品がペアで展示をされていた。
デッサンに熱中されると歌は自然に生まれるのだとか。双方に素晴らしい才能をお持ちです。

・スペイン美術賞展の奨励賞を受賞された【静かなる刻】に添えられた短歌は
“ 静かなる刻に足跡残しゆく砂丘はるかな天に続けり "

・味わい深く、自然詠の勉強になりました。ありがとうございました。

I.O.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記念号発刊の時に…

2022-11-25 | 文章・文芸
【2022.11.25(fri)】
在籍していた喜び。

・歴史ある「鳴潮同人会」の発刊70号【記念号】が出版され、刊行交流会が行われた。


・特集テーマ: “翔ぶ”  会長をはじめ同人各位のご努力で完成。


・パーテーション越しの会話になるのは致し方ないが、このような会が開かれるようになって嬉しい。 

I.O.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつまでも…

2021-07-18 | 文章・文芸
【2021.07.18(sun)】
色褪せることがない。

・属する同人会の集まりで、同人誌「鳴潮」69号の刊行を伝える記事が新聞掲載されていたことを知る。 


・私のはコロナ禍に触れて今年3月頃の個人的な想いを述べたものだが、その後の状況の変化は激しく既に現状にそぐわないものになっている。 

・一方で小説のジャンルに目を転じると…。
人の心情を描いた各々の作品は、何年か後に読ませて頂いても変わることの無い価値を持つと思う。 

I.O.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地元文芸誌の…

2021-03-29 | 文章・文芸
【2021.03.29(mon)】        
創刊者だった。

・昨晩は風が強かったのでちょっと砂丘へ寄ってみる。
雨混じりの天候だったようで砂は湿っており風紋は作られていなかった。 

・偶々車を置いていた【こどもの国】正面の駐車場で一つの歌碑を目にする。



・この歌を詠われたのは「枝野登代秋」氏 明治37年生 ~ 昭和43年没
氏は松江市生まれだが鳥取市に居を移し「鳥取短歌会」を結成、昭和6年に歌誌「情脈」を立ち上げた方だった。

・現在までも長く続く「情脈」の創刊者だったとは…。短歌をされている方はどなたでもご存じなんでしょうね。
鳥取において短歌のレベル向上や普及、短歌愛好家の拡がりに努められるなど短歌一筋の方だったらしい。
思いがけない出合いでした。 

I.O
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

がむしゃらに書いても…

2021-01-17 | 文章・文芸
【2021.01.17(sun)】    
我流が身につくだけらしい。

・昨年読んだ「屋根屋」が面白かったので、著者の村田喜代子氏が書かれた2冊の文章読本の類を読んでみた。 


・巷に、名だたる文学者の書かれた文章読本は沢山あるものの、私には難しく読むのに骨が折れる。
それに比べこの2冊の平易な文章は何と読みやすいこと…。

・<名文を書かない文章講座>のまえがきに相当する “百万人の文章” の中で著者はこう語る。
「文章を書くことは、もしかすると自分の内に隠れている一番自分らしい、自然でのびのびした良い姿を掘り出す作業かもしれない」と。
文章を書くことを特別なことと思わないでいい。恐れることはないと…。

・ “文章を書こうとする人はどんな本を読めばいいのか” という読者からの質問には「中学の国語教科書」が挙げられている。
教科書が手に入らない人には<高校生のための文章読本 筑摩書房>がいいと。

・この中には文章を書く上での一番基本的な心得が書かれている。
良い文章とは(1)自分にしか書けないことを(2)だれが読んでもわかるように書く、という二つの条件を満たしたもののことだ。
とすれば、よくない文章はどんなものかも見えてくると著者は言う。
(1)だれでも書けることを(2)自分だけにしかわからないように書く。 これが悪文の定義だと…。あぁ確かに図星だ!頭が痛い。 

・<縦横無尽の文章レッスン>のあとがきに書かれていたことを以下引用する。
「良い文章を書くためには、文章に対する感度を育てることが最優先になるのであるが、さて、その感度を得るには、書くことと、読むことと、どちらにより比重をおけばいいだろうか。
がむしゃらにただ書いても、我流が身につくだけで他人には通用しない。世にはどんな優れた文章があるか、それはどんなふうに優れているか、理解する力がなければ、自分の狭い文章世界に閉じこもることになる。」
その優れた文章とは如何なるものか、様々な分野からレッスンテキストの形で紹介されている。 

・実に読み易くお薦めしたい書物です。 

I.O
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

良い歌を選べるなら…

2019-10-19 | 文章・文芸
【2019.10.19(sat)】
自分の歌作りも上手くなるらしい。

・大伴家持を顕彰する公募短歌大会<第25回大伴家持大賞>の表彰式が開かれる。
表彰式の後に行われた記念講演会では「大伴家持大賞」の選者を務められている<佐佐木幸綱>氏が
『万葉集と大伴家持』~短歌の魅力~と題して話をされた。


・万葉集研究の第一人者だった<佐佐木信綱>氏は幸綱氏の祖父。
講師としてお話を聞く機会があっても良さそうなのに、私は今回が初めての聴講でした。

・まずは家持の代表作に触れ、詠まれた歌の時代背景や、その時の心持ちなど解釈を加えられる。
万葉歌人の中では珍しく経歴が知られており、音に関わる歌が多いことや記録上で「選歌」を最初にした歌人であると…。

・短歌は作り方を学んでも仕方がない。読み方を学びなさい。
良い歌に多く触れてその想いが読み取れるようになれば、おのずから歌は作れるようになるだろうと…。 
今日の講演で最も印象に残った言葉でした。

See you. 

I.O
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

即興で…

2019-02-03 | 文章・文芸
【2019.02.03(sun)】
歌を詠んでみましょう…とは 

・鳥取市の<因幡万葉歴史館>で 「旧正月万葉茶会」 が開かれました。
大伴家持によって万葉集最後の歌が詠まれたのは、ちょうどこの旧正月の時期だったとのこと。


・同日に 「短歌講座」 が開催される。
初めての方でも参加可とのこと、滅多にないチャンスなので受講してみる。 

・講師は鳥取県歌人会顧問の北尾勲氏。日本海歌壇の選者もされている。

・短歌とは…に始まって、大伴家持が生きた時代背景と家持の作品について推察、解説される。
又、北尾氏ご自身や近~現代の歌人が鳥取を詠った作品を紹介され、歌の題材はどこからでも得られますよと…。

・「さて今日の茶会に因んでもいいですし、皆さん自由に一首詠んで見て下さい。」
短冊が置かれていたので予感はありましたが、講義が一通り終わると課題が出されました。 
参加された皆さんは5~10分位の間にすらすら詠まれる。とても初めての方とは思えない。

・茶会での演奏会を思い浮かべて詠んだ人生初短歌。  「こういう歌も有りだと思います。」 の優しい寸評。

・受講者全員が作った歌を見て即座に講評、添削されるのは流石。短歌に対する造詣の深さを感じる。
一方で講義の内容は理解し易く、短歌に対して抱いていた疑問のいくつかがクリアーになりました。 
ありがとうございました。

See you.

I.O
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする