日々の出来事を写真と共に

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

いずれも名刹

2015-06-24 | 花だより
あじさいの名所二つ

【2015.06.23(tue)】

***岡山県美作市の<別格本山 大聖寺>***

・ドライブ雑誌には「あじさい寺」と紹介されていました。
当方の自宅から約67km、佐用平福ICから降りて30分弱でした。 殆ど兵庫県のような場所ですね。
山間は単線道路で、すれ違いが難しい箇所があります。


・入山の受付で七夕の短冊を渡されたので、家族の願い事を書き青竹に結ぶ。
これは7/8の夕刻に本堂不動院で祈りを捧げ焚きあげられるとのこと。


・正面の様子。西暦738年聖武天皇の勅命によって開かれたと伝えられる。
1,200年以上も経過した真言宗の古刹。
・二本の大イチョウがそびえる下では抹茶のサービスあり。
本坊庭園内には日本紫陽花の原種とされるギンバイソウも咲いている。

・紫陽花は多宝塔の西側を中心に植えられている。
全体では約一万坪


・約6,000株(別資料では一万株)の紫陽花。

・標高約400mの境内は平地より少し開花が遅いようです。


・園内は更に手が入り整備がされているように感じました。今後に期待!


・今年の<あじさい花まつり>は6月14日(sun)~7月12日(sun)まで開催されます。

・参道脇には池があります。睡蓮は未だ咲いていなかったのですが<コウホネ>が咲き始めていました。
黄色の可憐な花です。山野草の展示会では良く見掛けますが自然のものを見るのは初めてでしたので、
喜んで撮っておりました。


・その時、静かな池に小さくポチャンの水音。
The ancient pond / A frog leaps in / The sound of the water.
古池や~の句が浮かぶシーンですが、
飛び込んだのは私の胸ポケットから滑り落ちたスマホでした。

・池の水深は1m以上とのことで助けるのは諦める。私のスマホは古刹の池に眠ることになりました。
この顛末は又の機会に…

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【2015.06.24(wed)】

***島根県松江市外中原町の<浄土宗 月照寺>***

・小1~小4の時期ですが、この月照寺入口から数10mの距離のところに住んでおりました。
今回、松江に帰った折りの空き時間を利用して寄ってみました。

・懐かしい母校の内中原小学校前~交融橋を経由して、
旧附属中(現在は松江一中)前の駐車場へ車を置く。
昔住んでいた場所は参拝者用の駐車場になっています。

・この寺が近年「山陰のあじさい寺」と言われるほど有名になっているとは…訪れてから分かりました。


・受付に至るまでの参道右手に<雷電爲右エ門>の碑があります。
雷電の手形が彫られていて、子供の頃はいつも自分の手をあてがい比べていたのを覚えています。
この辺りは我が家の庭のようなつもりでいつも遊んでいました。


・書院から見る庭

・森に囲まれたような場所ですから、全般に日陰であり木洩れ日の中、紫陽花の色は良く出ます。


・唐門から不昧公墓に至る道の脇は青一色のガクあじさいで彩られ見事。


・八代斉恒公の墓。廊門にはひょうたんの彫刻があり、お酒好きだった殿様が偲ばれる。

・徳川家康の孫である初代直政公の墓地は広い。


・池に映り込む花を撮ろうとするカメラマン多し。私も真似事で撮ってみる。

・最後は七代不昧公の墓へ。廊門にブドウの透かし彫り。


・この不昧公の墓所からは松江城を望むことができます。肉眼でもOK!

・境内を歩いていると、一中から始終業を告げるチャイムが大きく響く。
九代にわたる松江藩藩主の菩提寺。全般にどの墓も立派な造作で藩の財政は豊かだったのだろう?
と推測される。

・幼時の記憶はもうまばらになってしまいました。
ただ昔と違って月照寺はあじさい寺をアピールするのに充分な景観を持っていると見直しました。
1月の“さざんか”から11月の紅葉まで、四季を通じて楽しむことができるようです。

See you.

I.O
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« これは真似ができない… | トップ | フィルムカメラの時代は… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

花だより」カテゴリの最新記事